junjunのはなまる日和&ときどきネパール

日々の暮らしとネパールのことなど・・・。

とねるず 東武アーバンパークライン 野田市駅

2023-06-28 13:59:55 | とねるず

 2023.6.25(日)

 

 今日はとねるずの歩きの日。

 

集合: 東武アーバンパークライン 野田市駅  10:00

 

野田市駅は駅舎も駅前広場も改修中できれいになりつつある途中でした。

出来上がるとこんな感じになるようです。

 

 野田市はお醤油で栄えた街なのはみなさまよくご存じのことですね。

そのせいか駅のまわりはキッコーマンに関係ある土地がたくさん広がっているようでした。

 

 今日は暑くなる予報。

リーダーの青木さんがしっかり調べて見つけて下さったのが、今は郷土博物館・市民会館になっている旧茂木佐邸。「地図を眺める楽しみ」展を行っているのでそこに入りましょうということでした。

さっさと歩けば7~8分のところでしょうが、私たちは3~40分もかけて歩きます。

 

見えにくいですが、ピンクの線のように歩きました。(野田市駅~愛宕駅)

 

マンホールのふたに描かれている鳥はオオタカ、花はツツジ、木はけやき??

歩道脇に咲くアザミ。花はきれいなのにトゲがすごいので注意が必要ですね。

 

目的の市民会館(旧茂木佐邸)の前のクスノキもりっぱ。(市民会館の駐車場なのかな?

 

 旧茂木佐邸(市民会館)はベンガラ(本物ではないそう)の赤い塀に囲まれた豪壮な住宅です。

醤油醸造家の茂木佐平治家の邸宅として大正13年(1924)ころに建てられたもの。

門は大門といい(表門)、年に数回、最上級のお客様のときだけ開けられたそうです。

今は私たち庶民も気軽に出入りできてしまいます

 

門をくぐれば素晴らしい庭(前庭)が見えます。(ほんとの庭(庭園)はのちほど・・

門のすぐ近く右手にあったアジサイは最近見かけるようになったステキな色合いのもの。

 

敷地全体図(入っていく方向からして上が北の方が見やすいのですが、なぜか西が上です

 

今日はこちらの郷土博物館・市民会館で行われている「地図を眺めるたのしみ」展の鑑賞。

 

 入り口前の展示物いくつか。

箱式石棺

 

明治後半から醤油造りに使われていたという空気圧縮機(コンプレッサー)。

 

 

絵図展は係の方が案内をしてくださいました。

今回展示されているものは茂木浩介さんという方の収集品だそう。

 

    吉田初三郎という方の描いた鳥瞰図です。

       

 

 以下沢山ある中のほんの一部。

(ガラスケースなのと、斜めの台に置かれているためうまく撮れませんでした)

 

総武電車(今の東武アーバンパークライン)の絵図。

 

上:筑前 下:神都高千穂峡

 

上:瀬戸内海国立公園と讃岐観光案内 中:雲仙岳 下:室戸岬

 

上:讃岐観音寺 下:醍醐山(京都

 

上:富士山 下:下呂温泉

 

上:鬼怒川 下:日光中禅寺湖

 

 

 大門(表門)をくぐり、前庭に入った時にまず目に入った建物が住居の大玄関でした。

 (この玄関も特別なお客さまのときしか使用できなかったと

そんな、特別な方しか入れなかった大玄関から今は私たちも入れて頂ける時代に。

 

玄関前のハンゲショウ (白がだんだんなくなりつつあるよう・・)

 

こちらに到着してすぐに、青木さんが受付を通して一つだけ空いていたという部屋を借りてくださいました。今日のお弁当はそちらで頂きます。

 

お借りできたのは玄関に一番近い「菊の間」でした。

(この地図は上が南になっていますが、上下を逆にするとちょうどいい具合になります)

 

こちらには座椅子や、座布団などもあり、足の悪い方なども困らないようになっています。

エアコンもつけて、涼しいお部屋で楽しいお食事時間を過ごさせていただきました。

その時の写真は撮らず仕舞い

 

これは廊下で見かけた立体パッチワークの作品。

立体感のある作品でしたので実際に目にした方が素晴らしさがわかっていいですね

 

 時間になったので外にでました。

 

ボランティアの方が庭園の案内をして下さいました。

 

庭園入り口

解説 

(この配置図は上が西になっています。90℃左に回転させ上が北になるようにするとちょうどよい)

 

 庭園への入り口をくぐるとすぐに見えたのがここ。

今は水は入っていませんが大きな池(大泉水)があり、書院からの眺めがよかったそう。

松が灯篭に寄りかかっているのが印象的。

今はない書院(下図AとB)の分かる図 (この地図は上が南)

ボランティアさんのお話、最初の方を聞き逃しました。

周りを見回しました。(茶室のみえる方

 

 最上級の来客の接待、宿泊に使われたという15畳2間の大きな書院があったようですが、今は他に移築され使われているそうです。(大泉水の庭に面した廊下には畳が敷かれていたそう)

遠くの芝生の中に見える大きな石が書院から庭に降りるときの踏み石のようです。

 

母屋の座敷に面した ”流れの池” の庭。

 

むこうに見える大きな石が書院前の踏み石ですね。(水はありませんが大泉水が見えます

 

茶室(松樹庵) 躙り(にじり)口から4畳半の部屋をのぞきました。

 

 茶室の裏手には防空壕があったそう。

篠崎さんが人の顔に見えない?という方をみると、ホントに・・・。

 

 庭園を見終えたのが13:30ころ。

 帰りは次回の集合地・愛宕駅に出ることにしました。

 

 塀の外側を西に回り込むように進むとこちらにもけっこうりっぱな門。

こちらの門が普段出入りをしていた西門のようです。内玄関につながっています。

外から見えた煙突は浴室のためのボイラー室だったよう。

 

歩いている途中で見かけた会社の2階の緑がステキでした。(一緒に歩いた人でも気がついた人がいたかどうか)

 

 郵便局のあった本町通りに出ました。

こちらは板倉というお漬物のお店。 享保二年(1717)創業とありました。

向かい側に見えたのがシャッターに富士山の絵の描かれた商店? 開店していたら見られなかったですね。

 

 愛宕神社の中を通って愛宕駅に向かいます。

 

「つく舞のつくってなにかしらね」という人の回答が上の解説の中にありました。

 

拝殿の後ろに本殿がかくれています。

 

近くにも小さな鳥居のあるところが。(ちゃんと見てこなかった・・

 

愛宕神社の隣に西光院という真言宗の寺院がありました。

古そうな石塔、石仏の後ろに回ってみましたが文字はよくみえませんでした。

 

鐘楼と本堂

鐘楼の手前にあったお地蔵さん2体。

上のお地蔵さま2体の解説と下の板碑等の解説(永享5年は1433) (寛文2年は1162)

 

鐘楼の後ろに回ると見えたこの建物は庫裡のよう。豪華でした。

その隣が先ほど鐘楼と一緒に見た本堂です。

由緒ある古い寺院らしくイチョウも古木。

石灯籠は享和2年(1802)とあります。

 

 愛宕駅はここからもうすぐ。

 

 近道をして駐車場を通り抜け、駅前のスーパーに入りました。

周りはまだ開発工事中でお茶できそうなところは全く見えなかったため、ここで飲み物やアイスを買って一休みです。

 

 15:30ころ腰を上げ、駅のホームで集合写真。

今日の参加者は私を入れて9人でした。

 

 暑くなり汗もかきましたが、行く道々でもおしゃべり、市民会館での昼食でもおしゃべり、愛宕神社でもしばらく休んでおしゃべり、最後のスーパーでの打ち上げ?でも又々おしゃべりですからね~。

 楽しい集会です() 

 

 

 


タウシュベツ川橋梁が見たくて北海道 3日目

2023-06-25 07:36:23 | 国内旅

 2023.6.14(水)

 

 昨晩泊まった釧路プリンスホテル外観。

ホテル前のすてきな銅像。羽根を広げているのはタンチョウヅルかな?

 

 ① 今日の朝食は市場で食べる今はやりの勝手丼(海鮮丼)です!

 

 ホテルを7:45分に出発。

 

歩いて10分足らずのところに和商市場がありました。

 

最初にどんぶりに寿司飯をよそって頂きこちらのネタケースに回ります。

1500円分までは先に頂いた券に含まれ、それを超える分は自腹でお支払いすればよいとのこと。自分で乗せるのではなく、口頭で伝えてお店の人に乗せて頂きます

・ご飯は普通のご飯とすし飯(50円増しのところ今日は無料)が選べます。

・私が選んだネタは数日前TVで見たばかりの、新鮮でないと食べられないというホッケの刺身、ほたて、ブリ、中トロ、ボタンエビ、いくら、卵焼きでちょうどになりました。

・驚いたのは、ネタを乗せるごとに頭の中で計算しているらしく、あと150円分乗せられますよと言われ、何がありますかと聞けば、ブリ、卵などと教えられそれを乗せてちょうどにして頂いたことでした。お客様は何十人といるというのすごいです!プロでしたね。

 

 でも、でも・・・またまた写真に撮らないうちに食べ終えてしまい、後で、あ~あ! 

残ったのはボタンエビの殻、ワサビ、お醤油だけ。この時の無念さと言ったらありません。

 

食事が終わってすぐに帰る人、お土産を買う人、私のように写真を撮るだけの人とそれぞれ。

まだ生きている花咲きガニたち。

切り身でもなかなかのお値段です。

これは干物ですね。

 

帰りは来る時と反対側を歩きました。道路を隔てたすぐのところにも市場。

でももう買い物も済んでしまったので、外のお花などを眺めながら素通り。

白いオダマキがこんなにたくさん咲いているのは見たことがないと思い・・。

白い花ってどうしてこんなにきれいなのでしょう。いつかのハマユウといい。

これは何かな?

 

 ホテルに戻ったのは9:20分過ぎ。荷物の整理をしてチェックアウト。

 

  次は 日中線に乗って湿原の絶景を眺めます。(ホテル出発10:00)

 

           途中トイレ休憩(11:20~30)

 

 ② 日中線の電車に乗る(浜中駅から厚岸駅まで約30分

 

 浜中駅着 11:40ころ。 12:06発の電車に乗ります。

時間があるので駅の周りや駅舎内の見学をして待ちます。

 ここ浜中町は怪盗ルパンの作者モンキーパンチさんの生誕地だそうです。

駅の中も外もルパンだらけ。

 

駅近くの会社に停めてあったトレーラーも迫力のあるラッピング。

 

私たちの行く厚岸は →ちゃない 方です。 

 

北海道に来てこの色のツツジが多いことに気がつきました。柔らかいオレンジがほんとにステキです。

大きなオドリコソウみたい。葉は斑入り、ホントは何?

 

待合室もルパン関連の絵だらけ。

椅子やベンチにかわいい座布団が置かれているのが微笑ましい。

電車は12:00と14:00間以外3時間に一本。

私たちは厚岸まで。料金はかなり高く感じます。でも30分乗るので妥当なのかな。

ホームから見えた林の中のツツジもあのやさしいオレンジ。ステキです。

 

電車が来ました。

茶内駅ですれ違った反対行きの電車。

 

絶景の湿原風景のはずだったのですが、あんまりよく見えず・・・。

 

厚岸駅に着きました。

花壇のジャーマンアイリスがステキ。

乗ってきた電車を見送りました。

駅前。

厚岸にも公営牧場があるようです ↓ タイルではなく石に彫られた絵がかわいい。

こんなピンクの階段が見えました。どこにつながっている?

 

 浜中駅で私たちを下ろしたバスは、先回りして厚岸駅へ。

間に合うかどうかハラハラしたと運転手さん。間に合って良かったです。

 

 電車からも丘の上のおしゃれな建物が見えました。

これからそちらで昼食のようです。

 

そこはコンキリエという商業施設でした。

 

 炉端焼きでおいしいカキが頂けるそう。

すでに炭がおこされ準備ができていました。

自分で網に乗せて焼きます。

 

 案内されるまま回りもよく見ずに炉端焼きのお店に入ってしまったためロビーの様子もこんなとは気がつきませんでした。

 

なんとステキではありませんか。

1階に降りれば、お花もたくさん飾ってありましたし、

玄関わきにはこんな素敵な書もあったのですよ。

 

外に出て遠くを見ると赤い橋が目に入ります。(厚い雲に覆われなんと暗く写っていることか

地図にある説明で、厚岸湖の北(こちら側)と南をつなぐ橋と。

 

コンキリエ外観。(近すぎて全体が入りきらない

帰りがけスタッフの方々のお見送りをうけました。また来てねとありますが、どうかなあ。

 

 次は霧多布湿原に向かいます。(13:50

 

 ③ 霧多布湿原歩き。(14:30~15:00

 その前に

NPO法人霧多布湿原ナショナルトラスト事務所(地図下の方)というところでお話を伺います。

 

若い女性スタッフが霧多布湿原のことなどいろいろ教えて下さいました。

それにしても沢山の鳥がいます。これはみんなカービング?お聞きしなかったのですが木工細工などもたくさんあったのでそう思いました。

      アカゲラだそう

       

カケスは今年初めて私のウオーキングコースでずいぶん見させてもらいました。これはミヤマカケスだそう。その上の鳥は何かな?

霧多布は昆布も有名らしいです。地元の言葉でガッガラコンブ?

          とにかく長ーーい昆布でした。

            

 

タンチョウヅルの親子。

これは? 本を見たらエトピリカ!?

 

展望室からは霧多布湿原が一望できます。

望遠鏡も備えてあり遠くにいる鳥も見られました。が、遠すぎてなんの鳥かはちょっと・・。

 

以下たくさんあった木工品の数々。

 

 

アイヌの言葉、むずかしそう。

 

霧多布湿原を見ながらバスで少し移動。湿原の木道歩きに向かいます。

 

いくつかある木道コースの中で私たちは 琵琶瀬木道 を歩きました(14:45~15:15

 

ほんの30分ほどでしたがたくさんの花に会えました。

 

エゾカンゾウ

 

ワタスゲ

 

これは? マメ科の花みたい。

 

クシロハナシノブだそう。

 

クロユリもたった一株でしたがみられました!

 

これは? ここは山ではないけれど、下の写真の中にあるハクサンチドリらしい。

 

シコタンキンポウゲ

 

本で見たことのあるマイヅルソウ?

 

スミレみたい。

 

イワダレソウ?

 

最初の宿のホールに飾ってあったヤマブキショウマ

 

これは?

 

バスに乗る手前の道端あったこれはノコギリソウかな。

 

花の名前はリーフレットやパンフレットの写真と付き合わせたりしましたが、わからないものも多かったです。

 

 

霧多布湿原をあとに、又海を見ながら進み進みます。

 

       トイレ休憩(15:25~40

 

隣接して「あっけし望洋台」なるものがありました。

ですが、この曇り空では海の美しさも全くわかりません。

 

 最初の予定ではこの後に釧路湿原・北斗展望台に寄る予定でしたが、きのう寄ってしまったので今日はもうここから釧路空港に向かいます。

 

 釧路空港着17:40(バスガイドさんとはここでお別れ

 出発便は20:10分

なんと2時間半も待たないといけません。おみやげでも見て時間をつぶしましょうか。

でも見れば買いたくなるなるのが人の常、またまたおみやげが増えました。

 (ツアーガイドさんともここでお別れ)

 

 チェックインは自分たちで済ませます。

 

 羽田には予定より少しだけ早めの21:45分着

私は22:20分のバス、青木さんは22:30分のバスで帰宅

空港でお別れしました。

 

 ※今回の旅は青空に見放され、ほとんど曇り空で写真は暗~くて残念ですが、大雨に降られたわけでもなく事故に遭ったわけでもなく、一番見たかったものがこの目で見られ、思いがけず廃線跡の駅も見られたし、PCに現れる白樺並木も見られたし、湿原でも思いがけない花に出会えたし、終わってみればまあまあいい旅だったです。

 

 


タウシュベツ川橋梁が見たくて北海道 2日目

2023-06-22 19:25:43 | 国内旅

 2023.6.13(火) 2日目

 

 朝起きた時は然別湖には霧がかかっていました。

 

 朝食はバイキング、終わった後もう一度部屋に戻る余裕のある出発。

 

泊まったホテル「ふうすい」の全景。こんなだったのね。

 

玄関前の庭から見える然別湖。 霧は徐々に晴れてきました。

 

りっぱなビジターセンター ↓ がありましたが、使われているのかどうかよくわかりません。

 

 バスに乗る前、

最近SNSで話題の絶景スポット「消える線路」へ。歩いて5分ほどのところ。

 

 ① 然別湖・湖底線路

これがその線路。絶景? ウフフ‥な感じ。

このレールは、船を陸にあげるためのものだそうですが、見ようによっては湖底につながる線路にも・・・見える? 夢のある見方をした方が楽しいですね。

 

陸にあげた船はここに保管するのかな。

 

 

近くに登山口がありました。

これから登ろうという女性が一人、登山カードをちゃんと入れていました。

フキに花が咲いたのをちゃんと見たことはないのですが、フキの葉がたくさんあるのでたぶんフキの花?

     

 

これはなんでしょう? 後でわかったのですが、チシマフウロだそう。

 

 バスに乗り込み、また十勝平野を走ります。

広々とした風景とカラ松の防風林は何度見てもステキ。青空だったらもっといいのかも!

 

いくらも走らないうちにシラカバ並木で有名な場所に着きました。

 

 ② 十勝牧場 白樺並木(9:30~10分間 撮影タイム

本当は家畜改良センター十勝牧場なのですね。(白樺並木は下の地図右下 ↓ の斜めの茶色の道路 )

 

1.3㎞もあるそう。

 

美林と書いてある下に樹齢40年とありますが、白樺の寿命は70年ほどだそうです。

牧草地なので栄養がよく早く大きくなるとのことでした。

 

 家に戻って数日して気がつきました。

PCを開くと時々変わる最初の画面にこのシラカバ並木が現れてビックリ。

北海道で見たシラカバ並木はこれだったのか・・と ↓ 。根元一面の黄色い花は何かな~?

 

関東ではすっかり終わってしまったタンポポのかわいい綿帽子、また見られてうれしい。

白樺の根元にはマーガレットも咲いています。

 

アヤメと思ったのですが、カキツバタ(湿地に咲く)でもなく、カキツバタによく似たノハナショウブ(日当たりのよい草原に咲く)のようです。

葉をみればすぐにわかるそうですが、北海道までは確認しにいけませんね

 

 

 少し走ってトイレ休憩 

 道の駅・ピア21しほろ(10:00~10:25

 

こんなかわいい乗り物。乗ってみたかったけど時間もないので写真だけ。

顔出しパネルも牛さん。(誰でもいいから顔欲しかったなぁ

自動販売機にも牛。これから行くナイタイ牧場の子牛かな?

道の駅・ぴあ21しほろ ではここでしか買えないものがたくさんあって皆さん買い物をするためレジが大混雑でした。

 

 次は  

 ③ ナイタイ高原牧場です。(ナイタイとは奥深いとか奥まった山という意味だそう

   (10:55~11:25

 

 ナイタイ高原牧場は日本では最大級の公共牧場とのこと。

前にも書きましたが、牧草の刈り取りが始まるころになるととても忙しくなるため、生まれて間もない子牛の面倒を見られないのでこのような公共牧場に預けるのだそうです。

一頭:月5000円だそうですが、10頭20頭それ以上ともなると、けっこうかかりますね

 

 トイレ休憩のあと、いくつもの山の間をバスでうねうねと上がって行きました。途中ずっと放牧地だそうでところどころに牛がいました。

基本、牛たちは外で暮らし、夜は木の下で寝るのだそうです。

 

 私たちが着いたところはナイタイ高原牧場展望台・ナイタイテラス(11:00~30

 

かわいい牛のオブジェ。

 ここのソフトクリームはおいしいと、バスガイドさんからお話がありました。

3種のソフトクリーム。 ”しろ” ”くろ”    ”うし”  

ここではミックスのことを ”うし” というそうです!

青木さんは ”うし” を購入、私も一口いただきました。きのうの道の駅・音更(おとふけ)の ”きなこアイス” のおいしさが忘れられなくてそれほどとも・・。

 

バスガイドさんが牛さんたちの方に歩いていくのが見えました。

今にも雨が落ちてきそう・・・

 

 ナイタイ高原牧場の次は昼食。

 

上士幌町の あしょろ庵 (12:05~13:00)

十勝名物の豚丼です。

私はまだあまりおなかが空いていないので少しだけ頂きました。

 

隣が物産館になっています。

 

 

 物産館の前にあったパネルはこの町ご出身の松山千春さん。同じ写真がいろいろなところで見られる、とよくご存じの青木さん。町の観光大使ということでしょうね。

アキタフキってホントに大きいのですね。↓ 葉っぱまで写っているものがほしくて。

       

 

 お店の周りにたくさん咲いていた黄色の花、

花の本を見ると、サワオグルマという花によく似ていますが、それは北海道以外とあります。

さて何かな~?

 

 次に向かうは 釧路湿原。

 

 きのうからバスガイドさん(安田早苗さん)はバスが走っている間、ず~~っといろいろなことを教えて下さいます。

よくあれだけしゃべり続けられるものと青木さんと知識の豊富さにも感心していました。

・・が、聞く方はというと、寝ている人も多く私などはあれだけの情報を教えて頂いても万分の一も覚えていられません。情報量が多すぎてメモにも取り切れないし眠くもなり・・・。

それにしても素晴らしいガイドさん。

 

 1時間半くらいかかって釧路湿原に到着しました。

 

 ④ 釧路湿原・温根内木道を歩きます(ガイディングレシーバー装着)(14:20~15:30)

こんな林の風景、大好きです。

何の花かな~と思いつつ・・どの葉がこの花のものかもわかりません。

これとはちょっと違うかな?

 

これはどこかで見たことがあるのですが、思い出せません・・

 

入り口から3分ほどでビジターセンターの建物。トイレはこちらで。

 

 ここから木道歩きになります。

 

釧路湿原は1万年前は陸地だった。その後湾になり、今は湿地になったそう。

標高は7~8m。

 

ところどころにこのような解説があります。

これがそのヤチボウズ。

 

 

ハンノキは水の中でも育ち、今は多くなりすぎて困っているそう。

増えすぎて大きくなるとタンチョウの飛翔の妨げになるからとネイチャーガイドさんのお話。

実は、PCに現れる画面にはハンノキらしい画像も現れていました ↓ 

PCも今の時期に合わせて画像を選んでいるのかしら~。

 

湿地帯にもシカがいました。白い点々があるのが親で、ないのはまだ子供だそう。

 

まだ真新しい木道と思ったら、今年(2023)3月に出来上がったばかりだそうです。

 

私たちは時間の都合で、下図の現在地とある少し上の T 字路まで歩き引き返しました。

 

 

ガマの写真は撮りませんでした。

タンチョウは見られませんでしたが。案内板だけ・・。

 

ヤチボウズの海

 

 湿原の木道歩きのあとは、「明日最後に行く予定だった釧路湿原展望台に寄ってしまいます」ということで変更がありました。

 

⑤ 釧路湿原展望台

雨がぽつぽつの状況でな~んにも見えず・・・。表示板だけ撮りました。

近くにハマナスの花がいくつか見えました。今回北海道に来て初めて目にするハマナス。

(花にこちらに向いてほしくてムリヤリ引っ張ってしまいました。カメラのひもが・・)

 

 50年前に初めて北海道でこの花を見た時「なんてきれいな花なんだろう」と一瞬で好きになりました。

その後、今の皇后さまがご結婚なさったときに御しるしの花がハマナスと聞いてほんとにうれしく思ったのを覚えています。

まだつぼみがたくさんなので花期はこれからなのかもしれません。

 

 

 今晩のお宿は釧路駅に近い釧路プリンスホテルです。(17:30頃には着いたかと

 

夕食はフランス料理のコース料理。

 

 釧路の夜景の見える窓際でしたが、夜景はうまく撮れませんでした。

 

 残念ながら大浴場はなく、温泉でもありませんでしたが部屋のお風呂に入って休みました。

 

 


タウシュベツ川橋梁が見たくて北海道 1日目

2023-06-19 17:40:31 | 国内旅

 2023.6.12(月) 1日目 

 

 羽田発 8:00 とかち帯広空港 到着9:30

 

 今回の旅は北海道の南東部。

よく知っている地名では十勝、帯広、釧路、厚岸、霧多布のあたりを巡りました。

黄色やピンクの下線を引いたところが立ち寄ったところ。

 

予定では道の駅・音更(おとふけ)で昼食でしたが、あまりにも早すぎるので、予定にはなかった 幸福駅 に寄ることになりました。

 ① 幸福駅(9:55~10:20

幸福駅が話題になったのはまだこの10年、15年ほどのことと思っていましたが、1973年の新日本紀行の番組からとありますのでずいぶん前からだったのですね。

かわいいオレンジの車両が2両展示されています。

駅舎もかわいい。

 

まわりの花壇もきれいに手入れされています。(見える建物は駅舎よりりっぱなトイレ

 

 このあとに

道の駅・音更(おとふけ)で昼食 (10:55~12:15

上の建物は酪農家の家を再現したもののようです。時間がなくなり確認できていません。

道の駅・音更(おとふけ)は昨年(2022)4月開業したばかり。かなり広い敷地です。

 

フードコート内から見た外の景色 ↓ 一面の白い花はシロツメクサ。

この怪獣はなんだったかな~(説明をよく読まなかった)

 

中庭にはおしゃれなテントが張られています。中のフードコートで好みの昼食。 

デザートの黄な粉アイスはこちらで頂きました。

黄な粉味のソフトクリームはくずもち付きでほのかな黄な粉味、くまさん形の最中の皮はご愛敬。とてもおいしかったです!

 

少し離れたところにあったこれは何年か前の朝ドラ・なつぞらのお菓子屋さんだそうです。

店内

私の購入したおみやげの中に柳月(りゅうげつ)という会社のものがありましたが、そちらがモデルだったのかな?

ちなみに、柳月というお菓子やさんの住所、ネットでは北海道河東郡音更町なつぞら1丁目1番地となっていました。(お菓子の箱には音更町字下音更北9線西18-2とあります

 

 北海道のおみやげ売り上げ2位になっていたので購入してみた柳月の「三方六の小割」というお菓子、三方六って何だろう?と思っていたら、ちゃんと箱に説明がありました。

 北海道の開拓時代、三方を6寸(約18㎝)に割った薪を三方六(さんぽうろく)と呼び、買い付けの時きれいに整った薪を上手に仕入れることが数少ない楽しみの一つで、それで買い付けの腕前を競い合ったそう。

 解説を読んで初めて納得しました。

 

参考までに、道の駅・音更の住所は「音更町なつぞら2」となっていました! 

 

 

 次はいよいよタウシュベツ橋梁?

 

出発してしばらくするとバスの中から左手に橋梁の名残りが何ヶ所かみえました。

 

 山にはところどころにマタタビの木が見えます。

このマタタビ、今白く見える葉はのちに(8月?)ピンクになるそうです。それがまたきれいだそう。みてみたいな!(後に話を聞いたネイチャーガイドさんはこれはミヤママタタビと

(動くバスの中からではどうしてもうまく撮れません

 

 やっとタウシュベツ川橋梁?(14:35~15:35

幌加○雪ステーションで全員長靴に履き替えストックを持ちます。(すべて借りられます

○のところがどうしても読めず。ガイドさんはホテルで待つようにと何度も言っていましたが??

※ わからなかった〇のところ、saikoroatさんが調べて教えてくださいました。〇のところは除雪ステーションの除でした!

 

 

 タウシュベツ川橋梁の前に 旧国鉄・幌加駅跡へ。

 

幌加駅とタウシュベツ川橋梁はネイチャーガイドさんが案内してくださいました。

ここからはイヤホンガイド使用。後ろの方でも話がよく聞こえるのでとてもいい方法ですね

 

  ② 幌加駅

幌加駅は帯広から十勝三股までの士幌線の駅のひとつ。

まずネイチャーガイドさんのお話を聞いて、廃線歩きをします。

すでに皆さん長靴をはいているのですよ。

ここではツアーガイドさんが写真をとりますよ、と言って下さいました。

線路脇に自然に増えたらしいクリンソウがひとかたまり。

きれいですね。

 

なんとかヤナギ(お聞きしたのに忘れてしまって)という木に生えているキノコはヤナギダケだそう。食べられるそうですが、手の届かない高いところです。

なんとかヤナギのなんとかが後で木の本を見ていてわかりました。日本では上高地周辺と十勝、日高地方に見られる姿のいい珍しいヤナギで高さ30mにもなる「ケショウヤナギ」だそうです。まさにここは十勝です

 

長靴をはいたところまで戻ります。

シラカバ並木がきれいですね。 

これから行こうとしているタウシュベツ川橋梁のタウシュベツとは「カバの木のあるところ」とバスガイドさんが教えて下さいました。

この花はエゾガラシときいたような。

ルピナスもこのあたりでは雑草扱いだそうです。

 

 

 ③ 今度こそほんとにタウシュベツ川橋梁です。

 

ここからはマイクロバスに乗り換え、林道入り口の鍵のかかった門扉を運転手さんが開いて進みました。(誰でもが行けるわけでなく許可を得た人だけが行けるところ

 

歩いたのは ↓ タウシュベツ川橋梁と書いてある ● ● ● ● のあたりをほんのちょっとだけ。

 

タウシュベツ川橋梁の見えるところまでの道(林道)はこんなです。

倒れていましたがこんな看板も。

マイクロバスを降りてから10分ほどしか歩きませんからそう大変ではありませんが、歩くのが困難な方には向かないかもしれません。

 

 タウシュベツ川橋梁は長さ130m、11連ということです。

 

 きゃ~ 見えた! これが見たいと思っていたあの橋!! 湖は糠平湖(ぬかびらこ)。

橋の姿を一目見てあまりの崩れ具合にしばらく言葉がでませんでした。

旅行会社の写真とはあまりにも違いすぎて・・。

 

ここからみた感じが旅行会社のパンフレットの写真のようですね。

でもでもよく見れば・・・

けっこうひどい状態。

こんなところで写真など撮っている場合ではない、とあとで思いました。

ズームにしなくてもこんな姿が見えました。

鉄筋も垂れ下がっているし・・・。

 

橋から目を離し、山の方をみるととシカがみえました。

 

湖はまだ水が少なく、湖底に沈む部分に数えきれないほどの木の切り株が見えました。

ダム工事前に切られたものですねきっと。 糠平ダムは1955年竣工だそう。

 

このような川を渡るので長靴は必須。ストックもあった方が安心です。

浅い川ですが、流れがあり水が跳ね上がるので深さのある長靴がいいですね。

小さいけれど2つの川を渡って橋梁の反対側に行きました(西の方を見るので曇り空でも逆光に)

 

 高いところにあがってみました。(下る時がちょっと怖い

 

橋梁の上部風景。この上を機関車が走っていたとはとても思えません。

手は加えず自然に任せているのでいつどうなるかわからないとのこと。ほんとに・・

タウシュベツ川橋梁は北海道遺産第1号なのだそうですが、今後の行方は?

 

さっき渡って来た2本の川を渡り返して帰ります。

 

橋のこちら側で待っていた青木さんと合流。(黄色い長靴の人たちは別グループ)

 

帰り道の山の中でも鹿。お尻の白いところがハートに見えるという方がいてどれどれと私も写真に収めました。

 

対岸の山々。ネイチャーガイドさんが名前を教えてくださいましたが、どれがどれだかさっぱり???でした。晴れていたらきれいだったでしょうね。

 

マイクロバスの待つところまで同じ林道を戻ります。

来る前青木さんは、こんな写真をみたからか「タウシュベツは行かなくてもいいわ」とおっしゃっていたのですが、結構スイスイこられました。それほど大変ではなかったのかと思います。よかったです。

 

 ビジターセンターで長靴をお返しし、元の大型バスに乗り、次は青木さんの行きたいと言っていた然別湖()に向かいます。

 

途中の景色はまさに十勝平野という感じ。

    

上の写真左上の北海道地図を大きくしてみました。十勝平野の中の帯広がよくわかります。

以下、バスの中から写した十勝平野の風景です。

きれいに並んで植えてある木はカラ松の防風林だそう。

牧草を取り込んでいるところ?

この作業が始まると牧場主は手が足りなくなり生まれたばかりの子牛の世話が十分にできなくなるそうで、その間公共の牧場に預けるのだそうです。

 その公共牧場には明日訪問予定です。

 

ここはこれから種をまくのかな。すでに何か蒔いてあるのかな?

 

 

 途中でトイレ休憩一回(20分)

然別湖のホテルについたのは記録を忘れましたが、17:00過ぎだったかと。

 

 然別湖には宿は一軒しかないということでした。 

近くに大きなホテルらしい建物を見かけましたが、閉鎖しているようでした。

 

 全室湖の見える部屋ということでしたが、畳敷きで広くていいお部屋。

見える山がくちびる山らしいです。

この時間になって青空が出てきました。

 

 然別湖は標高810mのところにあり、北海道では一番高い位置にある湖で「天空の湖」といわれているそうです。

 

 夕食後、下に見えるクルーズ船で「星空ナイトクルーズ」があります。

 

夕食も和食でほっとしました。

 

 ロビーに飾ってあったお花が気になりました。

青木さんがスマホで調べて下さりすぐにわかりました。ヤマブキショウマだそう。

エレベーター横の壁にも同じお花とクリスマスローズが活けてありました。

 

 今回の旅も、旅行支援がありました。

旅行代金は-10000円、各ホテルから2000円ずつのクーポンが頂けます。今回は2泊ですので計4000円。

なんとうれしいことでしょう。

 

 ④ 星空ナイトクルーズ(20:00から1時間ほど

夜空はすっかり雲に覆われ金星だけがみえていましたが、じきに雲の隙間からうっすらと星が見え始め歓声。徐々に星の数も増えまあまあの星空になりました!

残念ながら私のカメラでは星も夜景も全く撮れませんでしたけれど。。。

 

 

 部屋に戻ってから大浴場の温泉に浸かり、ゆっくり休むことができました。

 

 朝7:10分の羽田集合は大変でしたが、”早起きは三文の徳” の諺通り、一日が有効に使えましたね。

 

 今日一日だけで、私の「タウシュベツ川橋梁が見たい」と、青木さんの「然別湖に行きたい」の二つが達成されてしまいましたが、ツアーなので明日、あさってと旅は続きます。

 

 


タウシュベツ川橋梁が見たくて

2023-06-16 20:38:37 | 国内旅

 2023.6.12(月)~14(水)

 

 上記の日程で北海道の旅をしてきましたが、土曜か日曜頃からブログの公開ができるかと思っていましたが、家に帰るとこまごまとした用事ができたりしてなかなかブログに集中出来ず、もっと遅くなりそうです。

 

 今回はその前泊のことと、泊まったホテルのことだけです。

 

今回はこのタウシュベツ川橋梁の写真を見て「ここ、見てみたい!」と思ったのが始まりでした。

一年のうちダムの水の少ない1月ころから7月ころまでだけ姿を現し、その後は徐々にとは思いますが水没してしまいみられなくなります。

 

 とねるずのリーダーの青木さんは、昔ご主人とキャンピングカーで北海道をまわった時の記憶から今回のツアーに入っていた「然別湖」にもう一度行きたいと、二人で行くことになりました。

 

 羽田の朝の集合が早いのでこんな時は前泊をするという青木さんと一緒に私も初めて前泊をしました。

 

 ネパール行きの時に一度だけ成田空港のカプセルホテルに前泊をした経験から、家から出るのとたいして変わらないと思いそれきり前泊はしたことはありませんでした。

 

 泊まったホテルがまたおかしな名前のホテルで笑えました。

京浜急行線・羽田空港行きで大鳥居駅下車、歩いて5分の「変なホテル」という名のホテルでした。

ロビーも狭くて迎えてくれたのは2匹の恐竜、すべて自動受付のよう。でもわからないことを教えて下さるスタッフも何人かいて困ることはありませんでした。

なにより良かったのは、翌日ホテルからマイクロバスで空港の玄関(今回は第1ターミナル)まで送って頂けることでした。

 

 今回も少しづつ日にちをかけての投稿になりそうですので、4~5日おきくらいに開いてみていただけたらと思います。よろしくお願い致します。