2011.3/30(水)
いよいよ今日は日本に帰る日。
10:30分にディネシュさんが迎えに来てくれ空港まで送ってくれることになっているので、朝食を8:00過ぎから摂り、部屋に戻って最後の片づけをしました。
少しあまった時間はネパール語のノートを開いたりして過ごしました。
時間通りにディネシュさんが来てくれ、荷物を車に乗せ、ホテルのスタッフに挨拶をしてあわただしく車に乗り込みました。
途中でホテルのドネイションボックスにお金を入れるのを忘れたことに気がつきましたが、戻るほどのことでもないとディネシュさんにお金を預け、後で届けてもらうことにしました。
空港に着いたのは11:10分ころ。
見送りの人は建物の中に入ることが出来ないのでいつもならディネシュさんはここで帰ってしまうのですが「最初のころはここで一人になるととても不安だったのですよ」という話をしたせいか、今日はずっと外で待っていてくれます。
さすがの私も2度3度と回数を重ねるごとに慣れてきて、今回8度目ともなると待っていてもらわなくても大丈夫なので、遠くの方から「もう帰ってもいいですよ」と合図を送り帰ってもらいました。
チェックイン、出国審査を済ませると広い待合室に出ます。
その先にX線検査、荷物検査場があるのですが、そこは出発真近に通ればいいのでいつもその手前のこの待合室で時間をつぶします。
ここにはおみやげ、食べ物、飲み物がそろっています。
出発1時間前になったのでトイレを済ませ、X線検査を受けて出発前の待合室に進みました。
いつもだったらヨーロッパ方面に行く人、韓国や中国に行く人、タイに行く人もみんな同じ待合室で、前回の訪問で紹介した小さな小さな出発ボードを見ながら出発の案内があるまで待つのですが、今回タイ航空のチケットの人はこちら、こちらと今までと反対側の部屋に入るよう指示されました。
そこは昨年まで、到着した時に空港ビルに最初に入る通路となっていたところです。 タイ航空に乗る人だけの待合室として使われるようになっていたのです。
それほど広い部屋ではないので、私が行った時はまだ座れましたがもう少し遅くに来た人は立って待たなければなりませんでした。
それでもいつ搭乗が始まるのか、いつ始まるのかと気にしなくても、そこにいる人はみ~んな同じ飛行機に乗るので安心して待つことができるのです。 これはいいことだ~と思いました。
そして、以前は飛行機まで歩いて行ったものですが今回からはシャトルバスで移動です。 といってもタイ空港のようにはるか遠くに飛行機があるわけではなくすぐそこなのですけれどね。
こんな新しい出来ごとに感心しながら機内に乗り込みました。
日本の新聞を配ってくれていたので1部もらって読み始めたはいいのですが、どこを開いても東日本大震災の悲惨な記事ばかり、記事の一つ一つを読むごとに涙があふれ、新聞が読み終わるまでの約3時間ずっと涙を拭き拭き読みました。
あっという間にバンコック到着。 出発は20分遅れでしたが到着はきっかりの18:05分。(タイ時間)
いつものように次に乗る便の出発ゲートを確認しようとネパールとは違う大きな大きなボードを見上げると・・・
何と私が乗る予定の便がキャンセルとなっているではありませんか・・・!
「じゃあ、私はどれに乗ればいいの? と思いながら搭乗券をよく見れば・・・
約2時間後の便になっていました!
このパスを発券してくれたネパールのチェックインカウンターでは何にも言ってなかったので気がつかないでいたのでした。
4時間待ちと思っていたのが6時間待ちに・・・ がっかりしたのは言うまでもありません。
まだ19:00。 3Fまで上がって出発ゲートのCaの近くで休むことにしました。 ここのソファーは大きくてゆったりしていてとてもラクで気に入りました。
横になる頃は身体ではなく目に疲れが出て、目をつむるとほんとにラクになります。
ラウンジによっては平らに横になることは出来ないので、足を延ばして横になれるというのがこんなにもラクになれるのかと不思議です。
せっかく時間があるのだから3~4時間くらい眠れるといいのですが、残念ながらたいていは1~2時間で目が覚め、それ以上は寝ていられません。 これも不思議な事の一つです。
後で思ったことですが、空港内はかなり涼しいのでストールをかけたりと工夫はするのですがその涼しさのため自然と目が覚めてしまうのではないかと・・・。
この日も目が覚めたのが21時ころで、時計を見て「あ~ まだ3時間もある」とガッカリしたものです。 予定通りの便ならばあと1時間でよかったのに・・・と。
仕方ないので時間をつぶすことを考え、お茶か食事でもしようと空港内をうろうろ。 それほど空腹も感じないのでお茶をすることに・・・
ドルも円も持ち合わせがないのでカード決済にしました。 ネパールルピーはたくさんあってもバンコックではなぜか両替え出来ないのです。
お茶を飲みながら人の行き来を眺め1時間ほど時間をつぶしました。
元のソファのところに戻ると、先ほどと比べものにならないほどたくさんの人がいるのでもう横になることは出来ません。
搭乗時間まであと1時間半くらいとなったのでだんだん人が集まり始めたということですね。
あっちに行ってみたりこっちに行ったり、ようやく搭乗時間となりました。 23:30分ころです。
搭乗はしたもののなかなか動き出さず、23:50分の予定が0:20分やっとエンジンがかかり始めました。
飛び立ってしばらくすると軽食が出ますが眠くなったので寝てしまいました。 そのうち寒くて目がさめました。 鼻水が出て止まらなくなってきました。 ありゃりゃ 風を引いてしまったかな?
手持ちのダウンジャケットを着こんで何とか寒さをしのぐこともでき、もう一眠り。
4時間くらいすると機内に灯りがつき、朝食の時間になります。 そうすると気がまぎれ到着ももうすぐ・・ という気分になれます。
出発は遅れても到着はほぼ定刻なんですね。
16日目の朝7:40分成田着。
荷物も受け取り税関も難なく通り過ぎ、大きなトランクの宅配を頼み、京成電車のホームに着いたのが8:40分。
ここから40分ほどで自宅に帰り着きます。
家に着いてまず確認したのが 水 でした。 電気、ガスは出かける前にも止まらなかったので大丈夫と思いましたが、水が出るようになっているか心配でした。 大丈夫でした。
部屋もほこりだらけではないかと一応拭き掃除をしてからお茶を沸かしやっと一息つくことができました。
やっぱり自宅は落ち着けるものですねー。
これで “8度目のネパール訪問”を終わります。 次回のネパール訪問は2011.10月末頃の予定です。 新しい出会いを求めての旅はまだまだ続きます。
いよいよ今日は日本に帰る日。
10:30分にディネシュさんが迎えに来てくれ空港まで送ってくれることになっているので、朝食を8:00過ぎから摂り、部屋に戻って最後の片づけをしました。
少しあまった時間はネパール語のノートを開いたりして過ごしました。
時間通りにディネシュさんが来てくれ、荷物を車に乗せ、ホテルのスタッフに挨拶をしてあわただしく車に乗り込みました。
途中でホテルのドネイションボックスにお金を入れるのを忘れたことに気がつきましたが、戻るほどのことでもないとディネシュさんにお金を預け、後で届けてもらうことにしました。
空港に着いたのは11:10分ころ。
見送りの人は建物の中に入ることが出来ないのでいつもならディネシュさんはここで帰ってしまうのですが「最初のころはここで一人になるととても不安だったのですよ」という話をしたせいか、今日はずっと外で待っていてくれます。
さすがの私も2度3度と回数を重ねるごとに慣れてきて、今回8度目ともなると待っていてもらわなくても大丈夫なので、遠くの方から「もう帰ってもいいですよ」と合図を送り帰ってもらいました。
チェックイン、出国審査を済ませると広い待合室に出ます。
その先にX線検査、荷物検査場があるのですが、そこは出発真近に通ればいいのでいつもその手前のこの待合室で時間をつぶします。
ここにはおみやげ、食べ物、飲み物がそろっています。
出発1時間前になったのでトイレを済ませ、X線検査を受けて出発前の待合室に進みました。
いつもだったらヨーロッパ方面に行く人、韓国や中国に行く人、タイに行く人もみんな同じ待合室で、前回の訪問で紹介した小さな小さな出発ボードを見ながら出発の案内があるまで待つのですが、今回タイ航空のチケットの人はこちら、こちらと今までと反対側の部屋に入るよう指示されました。
そこは昨年まで、到着した時に空港ビルに最初に入る通路となっていたところです。 タイ航空に乗る人だけの待合室として使われるようになっていたのです。
それほど広い部屋ではないので、私が行った時はまだ座れましたがもう少し遅くに来た人は立って待たなければなりませんでした。
それでもいつ搭乗が始まるのか、いつ始まるのかと気にしなくても、そこにいる人はみ~んな同じ飛行機に乗るので安心して待つことができるのです。 これはいいことだ~と思いました。
そして、以前は飛行機まで歩いて行ったものですが今回からはシャトルバスで移動です。 といってもタイ空港のようにはるか遠くに飛行機があるわけではなくすぐそこなのですけれどね。
こんな新しい出来ごとに感心しながら機内に乗り込みました。
日本の新聞を配ってくれていたので1部もらって読み始めたはいいのですが、どこを開いても東日本大震災の悲惨な記事ばかり、記事の一つ一つを読むごとに涙があふれ、新聞が読み終わるまでの約3時間ずっと涙を拭き拭き読みました。
あっという間にバンコック到着。 出発は20分遅れでしたが到着はきっかりの18:05分。(タイ時間)
いつものように次に乗る便の出発ゲートを確認しようとネパールとは違う大きな大きなボードを見上げると・・・
何と私が乗る予定の便がキャンセルとなっているではありませんか・・・!
「じゃあ、私はどれに乗ればいいの? と思いながら搭乗券をよく見れば・・・
約2時間後の便になっていました!
このパスを発券してくれたネパールのチェックインカウンターでは何にも言ってなかったので気がつかないでいたのでした。
4時間待ちと思っていたのが6時間待ちに・・・ がっかりしたのは言うまでもありません。
まだ19:00。 3Fまで上がって出発ゲートのCaの近くで休むことにしました。 ここのソファーは大きくてゆったりしていてとてもラクで気に入りました。
横になる頃は身体ではなく目に疲れが出て、目をつむるとほんとにラクになります。
ラウンジによっては平らに横になることは出来ないので、足を延ばして横になれるというのがこんなにもラクになれるのかと不思議です。
せっかく時間があるのだから3~4時間くらい眠れるといいのですが、残念ながらたいていは1~2時間で目が覚め、それ以上は寝ていられません。 これも不思議な事の一つです。
後で思ったことですが、空港内はかなり涼しいのでストールをかけたりと工夫はするのですがその涼しさのため自然と目が覚めてしまうのではないかと・・・。
この日も目が覚めたのが21時ころで、時計を見て「あ~ まだ3時間もある」とガッカリしたものです。 予定通りの便ならばあと1時間でよかったのに・・・と。
仕方ないので時間をつぶすことを考え、お茶か食事でもしようと空港内をうろうろ。 それほど空腹も感じないのでお茶をすることに・・・
ドルも円も持ち合わせがないのでカード決済にしました。 ネパールルピーはたくさんあってもバンコックではなぜか両替え出来ないのです。
お茶を飲みながら人の行き来を眺め1時間ほど時間をつぶしました。
元のソファのところに戻ると、先ほどと比べものにならないほどたくさんの人がいるのでもう横になることは出来ません。
搭乗時間まであと1時間半くらいとなったのでだんだん人が集まり始めたということですね。
あっちに行ってみたりこっちに行ったり、ようやく搭乗時間となりました。 23:30分ころです。
搭乗はしたもののなかなか動き出さず、23:50分の予定が0:20分やっとエンジンがかかり始めました。
飛び立ってしばらくすると軽食が出ますが眠くなったので寝てしまいました。 そのうち寒くて目がさめました。 鼻水が出て止まらなくなってきました。 ありゃりゃ 風を引いてしまったかな?
手持ちのダウンジャケットを着こんで何とか寒さをしのぐこともでき、もう一眠り。
4時間くらいすると機内に灯りがつき、朝食の時間になります。 そうすると気がまぎれ到着ももうすぐ・・ という気分になれます。
出発は遅れても到着はほぼ定刻なんですね。
16日目の朝7:40分成田着。
荷物も受け取り税関も難なく通り過ぎ、大きなトランクの宅配を頼み、京成電車のホームに着いたのが8:40分。
ここから40分ほどで自宅に帰り着きます。
家に着いてまず確認したのが 水 でした。 電気、ガスは出かける前にも止まらなかったので大丈夫と思いましたが、水が出るようになっているか心配でした。 大丈夫でした。
部屋もほこりだらけではないかと一応拭き掃除をしてからお茶を沸かしやっと一息つくことができました。
やっぱり自宅は落ち着けるものですねー。
これで “8度目のネパール訪問”を終わります。 次回のネパール訪問は2011.10月末頃の予定です。 新しい出会いを求めての旅はまだまだ続きます。