junjunのはなまる日和&ときどきネパール

日々の暮らしとネパールのことなど・・・。

21度目のネパール 11日目 サンガ散策/12日目帰国

2019-12-19 11:47:05 | ネパール

 2019.12.5(木) 11日目 

今日はネパール最終日。 

夜8:00には銀杏旅館を出て空港に送ってもらえるようアシスくんにお願いしました。

 

フランソワーズ、エディさんとも今日でお別れ、昼すぎまでサンガの町を散策しようということになりました。 

 

ひとりではなかなか思いつかないことですが

サンガはラプシという木の実でつくるお菓子(ラプシ・キャンディーとして有名)の一大生産地で、今が製造の真盛り。 その工場見学をしようと山をおりました。

工場といっても家内工業のような感じなのですが、今は乾季で雨が降らないので作ったお菓子を天日干しするのにちょうどいい季節のようです。

フランソワーズ、エディさんの二人ともこれらのおかしは苦手で食べられません。私は全種類を食べたわけではありませんが、けっこうおいしいと思って食べられます。

 

    これがそのお菓子のもととなるラプシの実。

    

これを梅干のように?何かで漬け込んでから天日で干して砂糖をまぶす・・ とか、種を取り除いてどろどろっとしたものに味をつけたり、薄く延ばして乾燥させて食べやすい大きさにカットして袋詰めするとか・・・ 

できるお菓子の種類はものすごくたくさんあるようです。 

             

エディさんはぜんぜん遠慮のない人で、どんどん工場に入り込んで行っちゃいます。 

 

熨したものを天日干ししているところ。

これは漬けた実(種つき)を丸のまま干しているところ。

 

干したあと砂糖をまぶす作業。

 

バス通りをはさんで反対側に行きます。 シヴァ神像のある方面です。

こちらには町の中心となる寺院があります。

近くにも小さな寺院

            

     住宅の壁にも神さまが嵌め込まれています。

      

 

          

 こちら側のもう一軒の工場にも行ってみました。

先頭はエディさん、勝手にぐんぐん入っていきます。ご主人とは英語で話します。

 

ここでは又べつのお菓子に仕上げていました。 袋入りをいくつか頂いてしまいました。(みんな私のもの!)

 

近くのお店にはたくさんのラプシのお菓子。とろとろっとしたものはどうやって売られるのかな?食べ方は? 聞くのを忘れました~。

 

この先に行くと、銀杏旅館から見える大きなシヴァ神像のあるところです。

途中の景色も楽しんで歩きます。 からし菜(ラーヨコサーグ)の

シヴァ神像の敷地内に新しくなにか建築中。

 

ポインセチアも野生?大きく育っています。

シヴァ神像の近くまでやってきましたが・・

登り道がでこぼこの整備されていない山道。 フランソワーズは足を怪我して手術をしているので、上りは良いのですが下りが危ないとのこと。

フランソワーズとエディさんは前に一度、私は二度、上にあがって中に入ったこともあるので、今日はでこぼこ道をあがるのはやめて、先の寺院のあったところまで戻ることにしました。

 

まだお昼には早いのですが、フランソワーズとエディさんがバクタプルに行った時に食べた串に刺さったフライドポテト(どんなもの?)がおいしかったので、機械を見せてもらったり作る課程も見せて頂いて食べることにしました。

見かけた写真はこれ、右の上から2番目のものですが写真ではよくわかりませんね。 Potato Tornade(ポテト トルネード)と いうもの。 

 

 

用意するもの ジャガイモと串

     生のジャガイモに串をさすのが大変そうでした・・・。

     

専用のカッターでくるくるまわすと、つながったままで薄くスライスできる・・・                    

     つながっているポテトを一枚づつ幅を広げます。

       

   揚げる前にも味付けが必要のよう。(小麦粉+マヨネーズ+香辛料)

       

        専用の油鍋

        

こんな風に仕上がりました;ピンクのソース(マヨネーズ+何だったかな)を付けて食べる。

バクタプルで食べたものはもっとおいしかったそうで、今日のはちょっと揚げすぎだそう、              

      

  お昼はコーラとこれだけ! (お値段忘れました)

 

    ~  ~  ・・  ~  ~  ・・  ~  ~  ・・  ~  ~ 

なぜこんなに熱心に見せて頂いたかというと・・・

フランソワーズとエディさんは、ポカラに住むサビナちゃんというすごーく貧しい子(と言ってもこどものいるシングルマザー)の支援をしているので、その子の仕事にいいかもしれないと思ったのだそう。

そんなことで、あのカットする機械の値段なども教えて頂きました。 ポカラで2ヶ月も過ごしてからカトマンドゥに来たので今年はもうポカラには行かないと思いますが、来年、どうなっているかな?

油で揚げるための設備や場所もないといけないし・・・。 本格的にやるにはもう少し検討が必要かもしれません。 それと揚げ具合の研究もしないといけませんね。

    ~  ~  ・・  ~  ~  ・・  ~  ~  ・・  ~  ~    

 

次に向かったのは銀杏旅館の長女ミナちゃんが始めたというフェルト工場。

 

途中にあった製粉所も遠慮なく覗きました。 

 

粉が舞っています。

       きれいな粉に仕上がりましたよ。

       

私が子供のころ、おばあちゃんに連れられて農協のレンガの工場のようなところでこのような光景一度だけ見た記憶がよみがえりました。

 

エディさんが覚えていたミナちゃんのフェルト工場は一室を借りているだけのところ。

部屋の中

                    

        

 

3人の女性たちが外で仕事をしていました。

   

         

この工場を見ながら考えました。

余程の数が売れないことには商売として成り立たないのではないだろうか?と。

カトマンドゥの街中にはこの手のフェルトを扱ったお店はたくさんあるけれど、それほど売れているようには見えないので心配になります。

 

ブーゲンビリアもまだまだ咲いています。

 

遠くに車の見えるところがアルニコハイウェイ。 ここを横切って左の山をあがって銀杏旅館まで戻ります。

 

いつものように山を上がるので汗をかきますがシャワーをするにはちょうどよいのです。 今日の洗濯はなし。 日本に持ち帰ってしますので。 

今日もおいしいお茶を入れて頂きました。 

このあと荷物の整理。 夕食は7:00、出発の8:00まで十分時間があります。

 

今回の失敗?(というほどでもないのですが・・・。)

空港に向かうのにパンネくんの車はまだ直っていないので、アシスくんの知り合いに夜8時に迎えに来ていただいたのはよかったのですが、山を下りるとすごいトラックの列。 こちらの車が入り込む余地がなくドライバーさんも苦労していました。

やっと入り込んでも車がソロリソロリしか進みません。 

法律が変り、昼間、トラックはカトマンドゥ市内に入れなくなったとのこと。

夜8:00まではバネパで待機、8:00になるといっせいにカトマンドゥを目指して出発するのでこんな状況になるそうです。

アシスくんもここまでは気がつかなかったよう、ありゃりゃのできごと。 

途中だんだん心配になりましたが、なんとか間に合いました。 次回から7:30分に出れば心配なし・・・のできごとでした。

 

飛行機は少し遅れての出発だったような。

 

 2019.12.6(金) 12日目

乗り継ぎのクアラルンプールに着いた時はもう日にちが変っています。

クアラルンプールでは4時間もあるので空いているベンチを見つけて1時間ほど寝みました。

出発は30分遅れ。 でも心配はありません。もう乗り継ぎの心配することはなく日本に帰るだけですから。

 

成田にはほぼ定刻の17:45に着きましたが、駐機場の?空きがないとかで飛行機の中で1時間も待ちました。 この経験も21度目にして初めてのこと。

家には夜の7:30頃着く予定でしたが、9:00になりました。

それでも無事に帰ってこられたので、めでたしめでたしです。

   ~  ~  ・・  ~  ~  ・・  ~  ~  ・・  ~  ~  ・・  ~  ~

今回ラムチェ村に行っていろいろなところを見てまわり、フランソワーズは、一番はコミュニテイハウスが必要ねと言いましたが、私はず~~っと以前から、ラムチェ村ばかり支援する人が多いのはどんなものかと思っていたので、あまり乗り気になれませんでした。

が、ちょんまげ隊がなんとか・・・と声を上げてくれましたのでその件はおまかせしようと思います。

今回の旅ではフランソワーズたちのように、サビナちゃんのような支援したいと思う人とはめぐり合えてないのでまだこれからも考えながら、探しながらのネパール訪問となりそうです。

ボランティアと言っても、私の場合一人で、のんびりとネパールという国や人とのつながりを楽しませて頂きながらやっていきたいと思うのであわてずに探しの旅を続けようと思っています。

    ~  ~  ・・  ~  ~  ・・  ~~  ・・  ~  ~  ・・  ~  ~

これで今回の報告を終わります。

 


21度目のネパール 10日目 ちょんまげ隊と障害者施設へ

2019-12-17 12:09:19 | ネパール

  2019.12.4(水) ちょんまげ隊と障害者施設へ

 

昨夜ちょんまげ隊の方々10人が銀杏旅館にいらっしゃいましたので、今朝は早くからとてもにぎやかです。

 

大勢なので朝食は屋上で摂ることになりました。 英語が得意な方々ばかりでフランソワーズやエディさんともホントに楽しんで話してくださいました。

 

左がちょんまげ隊長です。 いつものスタイル。

 

 

フランソワーズ(手だけ見える)もノリノリ。 

  

最後はこんなことも! それはそれはおかしかったです。フランソワーズってこんな人なんですよ。

 そのうちダンスまで始まりましたからね。

 

会話も楽しくはずんで、

ちょんまげ隊が今日訪問するという障害者施設にフランソワーズやエディさんも行くことにいつのまにか話がまとまっていました。 

私もきのうお誘いをうけたのですが、今日私はもういちどだけカトマンドゥに出ようと思っていたので、お断りをしていたのですが、フランソワーズたちが行くならと急遽予定を変更して私もその障害者施設の訪問をさせて頂くことにしました。

 

私たち3人は皆さんと一緒の車には乗り切れないので、バスで行くことに・・・。

場所はこのところ何度も話に出てきたバネパの町の少し手前だそう。 エディさんがアシスくんからバス停の名などを詳しく聞いていたのでおまかせ。

 

バスは予定の停留所でうまく降りられました。 アシスくんたちが車でやってくるはずなのですがなかなか現れません。 きっと今頃シャワーでも始めたのでは? ここはネパールだからネ・・・ なんて言って笑って待ちました。

 

バスを降りたところの小さなお店でキャンディーなどを買っているときにやってきたかわいい子。

 

 

30分もしてアシスくんがやってきました。 

その施設はバス通りの反対側の坂道をあがってじきのところにあるとのこと。

 

施設に着くと先生方から全員にマリーゴールドのブーケを頂きました。(そのときの写真はなく、話し合いの時にたまたまテーブルにあったものが写っていました。ピントは合っていいませんが。)

               

               

普段は2教室に分かれている子供たち。みんなで迎えてくれました。

 

教室に飾ってあるたくさんの作品を見て↑ ↓、ここはいろいろな人がサポートをしているのではないかと感じました。(数日前のfacebbookでも一人の男性が訪れていたようなのです)

 

 

今回は(も)デザイン会社TAKI工房の方が一緒で、こんなことをしようと考えて準備してくださいました。 さすがデザイン会社の方だけあります。

 

手袋が足りないので、ない人は画用紙に手形を書いてそれに色を塗ったり、絵を描いたりしました。 

 

 

 

みんなと交われない子もいてその子だけ私とお絵かき。(私は後ろのテーブルにあるクレヨンの調達係)

          一生懸命書いた絵がこちら↓

          

うまく描けたとこの顔!

私の写っている写真はちょんまげ隊の隊長ツンさんが 「写真とりますよ」 と言って私のカメラで撮ってくださったものです。 

 

集合写真も撮りました。

 

ちょんまげ隊がたくさん持ってきた洋服がみんなに一枚づつ配られました。

きれいなジャケットを手に入れたこの子はなぜか私になついてくれて・・・。

 

 

そのあと、会議室で話し合いが行われました。

先生はネパール語、、ネパール語⇔日本語通訳はパンネくん、 フランソワーズとエディさんにはネパール語⇔英語はアティットくん(長女ミナちゃんのだんなさん)が通訳してくれました。

 

帰る頃、こどもたちはお昼ご飯を食べていました。 質素な食事は山の学校(メールダラ)も同じだったなあと思いました。

 

 

ちょんまげ隊がここの施設を支援することになったきっかけなど聞けぬまま、あわただしくお別れしてしまいました。 彼らはこれからカトマンドゥに移動して、他の施設にも行くようです。

皆さんホントに精力的に活動なさっていますね。

 

 

私たち3人は、長男パンネくんの車でバネパまで送ってもらい昼食としました。 

 

ピザ屋さんをみつけました。 既に14:00近くではらぺこ。

ピザとアイスクリーム盛り合わせ(私とエディさんはS、フランソワーズはどちらもL)、最後にカプチーノで仕上げ。 

ピザもおいしかったし、今日のカプチーノもおいしかったね・・と。 ざんねんながらその写真もありません。

 

バスパークに行くと、露天がたくさん出ていました。 私とフランソワーズは孫用のジャケットなどを買い求めました。

 

そしてやってきたバスに乗ってサンガまで。 10分ほどなのでらくちんです。 

あとはいつもの山をのぼって銀杏旅館まで。 シャワー、洗濯、 おいしいお茶も頂きました。

 

   


21度目のネパール 9日目 アサブリ寺院 のはずが &・・・

2019-12-17 11:04:48 | ネパール

 2019.12.3(火) アサブリ寺院のはずが &・・・

 

 今日の朝食は、おとといラムチェ村に行き、きのう帰ってきた岐阜の池田さんグループと一緒に、寒いのでコタツで摂りました。

 

岐阜の池田さんグループは今日からバクタプールに移動だそうです。

 

私たち3人は

きのうナモーブッダでけっこう大変な思いをしたので、今日は銀杏旅館から歩いていけるアサブリ寺院くらいにしておこうと10:00ころに出発しました。

少し行ったところから道路拡張工事が始まっていました。 

軽いさんぽ程度とはいえ最初はゆるいのぼりがず~~っと続きます。 少し行ったところで、フランソワーズが 「今日はちょっと腰が痛い」 といい、戻ることになりました。

私も便乗して 「今日は私も休息日とする!」 とフフランソワーズと一緒に戻ることにしました。

エディさんはすご~く寂しそうでしたが一人で行ってくると出かけました。 

 

岐阜の池田さんグループは車の都合でまだ迎えが来ず銀杏旅館に留まっていました。

こどもたちは毎日日記をつけ、日本に戻ったら学校のみんなに報告会をするのだそうです。

 そのうち遊びが始まったので私も仲間に加わってしばらく過ごしました。

 

やがてお昼の時間となり、私とフランソワーズもラーメンを作っていただきました。

 

そうこうしているうちにラスミちゃんが仕事から帰り、エディさんも戻ってきました。

帰ってきたエディさんが言うのには、ずっと道路工事中で、道も悪く眺めもよくなかったとのこと。それでもアサブリ寺院まで行ってきたそうです。

 

やがて池田さんグループのお迎えの車が来てお別れとなりました。

 

みんながいなくなったあと、私は本を読んだり、パズルをしたりして過ごしました。 たまにはこんな日があってもいいとわたしは思っています。 私もぎっくり腰を2回も続けてやっているので無理はしたくない派。

  

  &・・・  

 

夜になると、今度はちょんまげ隊がラムチェ村から帰ってきました。 

私たち3人が一足先に夕食を済ませるあいだにちょんまげ隊の人たちはシャワーをしたり洗濯をしたりして食事時間をずらしました。

 

夜、私が部屋で、目のさめるパズルをしていると、9時ころになってアシスくんが、「ちょんまげ隊のひとたちが一緒に話をしたいと言っている」と迎えにきました。

ちょんまげ隊の隊長のツンさんは3年前に会っていたのと、9月にパンネくんが日本に来て千葉でボランティアをしたときにも会っていたのでよく知っていました。 ・・が、他の9人は・・・ 。 

ところが、9人のうちのお一人はパンネくんが来た時に、朝日新聞のとなりのビルまで送っていき一度だけお会したデザイン会社TAKI工房の方で、もう一人は3年前にちょんまげ隊の一員として見えた時に会っていた方でした。

他の7人がこの日初めてお会いした方々で、紹介して頂きましたが、7人もの顔と名前が一度で覚えられるはずもなく。。。 

・・・で、 

話は、筋田さんと知り合ったきっかけやどんなことをしたか、どれくらいの費用がかかったなどを聞かれたり、ちょんまげ隊の活動のことなどをお聞きしたりして10:30ころまでみんなと一緒に過ごしました。

 

ちょんまげ隊の方々の活動には以前から敬服していますが、なにせ若い人が多く私にはとてもついていけないので一緒の活動はムリと思って遠慮しています。

 

 


21度目のネパール 8日目 ナモーブッダ

2019-12-16 00:30:02 | ネパール

  2019.12.2(月) ナモーブッダへ 

今日はナモーブッダ と、きのうのうちに話し合っていました。 

ガイドブックの地図上に名前だけはありますが解説のページはありません。 どんなところなのかは行ってみてのお楽しみ。

 

出発はいつも朝食が済んでからゆっくりと出かけるので9:30ころになります。

 

今日のバスは、きのうよりもっと先の、3日前に行ったドゥリケルから右の方(南)に入っていきます。

今日はバネパでバスを乗り換えです。

ですが、そのバスはすでに満員御礼状態。 乗り込むことはできましたが、空いた席など一つもなく、フランソワーズは途中から床に座り込んでしまいました。 しばらくしてやっと席が空いて座れました。

私とエディさんは長いこと立つはめに・・・。 最後のところで私だけちょっと座れたのですが、それは女子校生らしい子が座っていたバケツを逆さにしたもの。 立ってるよりはましでしたけれどね!

 

なんだかんだと1時間くらいかかったような。

 

バスを降りてすぐに写真を撮ろうとしたら、なんということ! カメラのレンズが開かないではありませんか!!!

いつもは予備のカメラを持ち歩いているというのに今日は予備を持ってない、油断しました!

 

ということで、写真はフランソワーズとエディさんが12/10日にベルギーに戻ってから送ってくださることになりました。 それが届くのを待って続きを書きます。

  ~   ~   ・ ・   ~   ~   ・ ・   ~   ~   ・ ・   ~   ~

 

12/14日にフランソワーズから写真が届きました。 スマホで撮っているので縦方向のものばかりです。 

 

       バスを降りて緩やかな坂道を少しだけ進みます。

       

 

すると見えたのがこの建物。 チベット仏教のゴンパ(僧院)です。思わず わあ~きれい! 

   チベット仏教の寺院はすごくカラフルで華やかなのです。

              

 

       

 

               

 

        上のほうにも行けるようになっていますのでさらに坂道を上がります。

            

 

 

               マニ車。一回まわすと経文を一回唱えたことになるそう。

               よく見ると、文字はチベット文字でなくネパール文字でした。

                    

 

  奥の方に行くとお土産やさんがありました。 外国人観光客は少ないせいかツーリストプライスではなくネパール人プライスなのがすごーくうれしかったですね。 

               

 

     私はこれを買いました↓ カトマンドゥではあまり見かけたことがありません。

  2つで100ルピー(約100円)。 安いものですが、これを首にかけたらなんだか神仏に守られているような気がします。 私はこんなものが好きなのです。 

                    

 

観光客を送迎する時や、ネパールの人が海外に出るときなど旅が無事であるようにと、首にかけるカターという絹のマフラーがたくさんかけてありますね。

                 

私が勝手に思ったのは無事に旅を終えた人がお礼にかけたのかな~と。 でも以前チベットゴンパで儀式に出たときにこのカターを持っていなくて分けてもらったことがあったので、神仏に敬意をあらわす時のものでもあるかもしれませんね。

          

 

                    

道はまだ先まで続いていて、このあたりから先の高みに行くと眺めがいいらしい。でも坂道(階段)を見てフランソワーズは私はここで待っているから二人で行ってきて・・・と。

          

 

階段を上がっていくとこんなチョルテンがいくつも並んでいる広場があり、その周りにはレストランが数軒ありました。 フランソワーズが数日前から食べたいと言っていたモモの写真もありました。

              

 

ランチするならここしかないと、待っているフランソワーズを呼びに行きました。モモがあるわよーーと。 フランソワーズもモモと聞いてがんばって階段を登ってきました。

 

ところが、

フランソワーズが食べたいといっていたモモは残念ながら今日はもうなくってしまってありませんでした。 注文したのはチョウメン(焼きそばに似たもの)でしが、味はなかなかでしたのですべてOK!(写真はありませんが・・)。 

 

ここで奇遇なことがありました。・・・

たまたまここにいらっしゃったヨーロッパからのご夫婦、先ににエディさんと話をしていたのですが、なんとベルギーの方でした。

同じものを注文してお話をしながら食事をしたのですが、なんとご主人はフランソワーズの弟さんと同じ学校卒業の方でした。 またまたみんなびっくり。

 

レストランの少し先にさらに少々高くなっていろところがあり、眺めがいいらしいので行ってみると、こんな景色が見えました。

       

 

             

 

         

 タルチョ(5色の旗)はダサイン、ティハールなどのお祭りのとき新しくかけなおすそうです。                     

 

おなかもいっぱいになり、いい景色も見られたし、と帰ることにしました。

    バス停で待っている時に、ちょっと居眠っていたらこんな写真を撮られました。

       

 

しばらく待ってバスが来たのはいいのですが、既に満員。 でも少しガマンしていたら降りる人がいて座れました。

ドゥリケルまではそう遠くはなく、始発バスに乗り換え、そこからはずっと座って帰ることができました。

 

どうもナモーブッダから乗ったあのバスはこの日最終のバスだったらしいとエディさんが気がつきました。 私も運転手さんが朝と同じ人、と、気がつきました。 

それで思ったのが、1台のバスが行ったり来たりしているのではないかと。そしてあれが今日最後のバスだったよう。 危うくセーフ。 乗り遅れていたらどうしたろう・・・とみんなで笑ってしまいました。

 

サンガに着いてからはいつもと同じ。   ・・・で、今日もいい一日が終わったのでした。

 

 

 


21度目のネパール 7日目 パナウティ

2019-12-15 02:47:08 | ネパール

 ※ 昨日から突然投稿画面が変わってしまいました。どこかをいじってしまったのかもしれないのですが、元に戻せません。 おまけにフォントサイズも大きく出来なくなってしまい、文字が今までより小さくなってしまいました。 見にくいかもしれませんがよろしくお願い致します。

いろいろご助言を頂き、あれやこれや試みたところ、投稿を書き終え、公開する前に、最初から最後までをドラッグして青く反転させ、フォントサイズを4にしたら、公開後の字の大きさが以前と同じ大きさになりました。(以前はフォントサイズ3でこの大きさだったのですが)

 

  2019.12.1(日) パナウティへ

昨夜遅くに岐阜の池田さんのご家族とお知り合いの男性が銀杏旅館に到着。

今朝は屋上でのにぎやかな朝食風景となりました。

この方々は朝食後、ラムチェ村に向かいボランティア活動だそう。小学生の子供は学校を休んでの貴重な体験旅行とのことです。 

あすにはもう帰ってきて、その翌日にはパクタプールの養護施設訪問とか、とてもハードなスケジュールのようです。

 

朝食はいつもこんなにたくさん↓ 甘いスイカジュースに紅茶もあります。

私は食べきれないのでいつも誰かに手伝ってもらいます。

 

 

さて、私たちはというと、

 「今日はパナウティに行かない?」 とフランソワーズ、エディさんから提案がありました。 まだ行った事がないのでもちろんO.K!

サンガからはそれほど遠いところではありません。 

サンガの少し先がバネパという大きな町。 サンガは知らなくてもバネパはほとんどの人が知っています。 

そのバネパから進行方向右(南)のほうに向かって進みます。 

サンガでバスを待っていると、いろいろな方面行きのバスが来るのですが、3台目にうまい具合にパナウティ行きのバスが来ました。(行き先を書いた文字が読めたのが役に立った!) サンガからはバスで25~30分くらいのところ。

 

先日食べたシェル(ドーナツ)を揚げているお店の前でまた足が止まりました。 フランソワーズが食べたいと・・・。 エディさんが3人分購入、ほおばりながら歩き始めたのでした。

          


 

 ガイドブックによると、

パナウティはリッチャビ王朝時代はチベットとの交易路に位置して栄えたところのようですが、今はのんびりした田舎町。 古い寺院はネワール建築だそうです。

 

有名なのは町の中心にあるシヴァ寺院のよう。 

そこを目指して歩きますが、一度訪れたことのあるエディさんも、あまり記憶がなく人に聞きながら進みました。

 

シヴァ寺院に行くまでのちいさな寺院や風景も紹介します。 

ガイドさんがいないので詳しいことはわかりませんので写真だけですが。

 

 

地震のあと、まだ修復できていないような建物もありますね。

 

 

ここは寺院?僧院?

 同じチョークにストゥーパ(小さいのでチョルテンというのかな)もありました。

 

フランソワーズも物怖じしない人なので地元の人ともすぐになじんで若い人とは英語で話します。

 

歩きながら寺院?と思って写したのですがほんとはなんだったのでしょう。、

 

        窓辺のネコちゃん。

          

 

普通の民家の窓でもこの装飾。 クマリが顔を出す窓と同じようなもの。

 

休憩所(チョウタラ)ではおじいちゃんたちがの~んびり日向ぼっこ。お昼寝する人も。

 

チョークといわれる広場の仏塔。 赤いのはティカをつけてお参りするためですね。

          

 

古いままの家並。

 

洗濯物を干す風景はみごと!

 

 

これがガイドブックにあるシヴァ寺院らしい と、入ってから気がつきました。

知らずに脇から入ってしまいました。 

このシヴァ寺院は13世紀の開基だそうです。 

 

向かい(正面から見ると右手)にある建物↓にはバイラヴモンディールと書いてありました。 バイラヴはシヴァの化身です。 古い彫刻が真近で見られ感動です。

 

正面はホントはこちらだったようです。 

正面に回った時に料金が必要という人が現れ、あわてて外に出てしまいました。 お金を払ったら中の神さまも見られたのかな?それはないかも・・・。

 

このあともぶらぶら歩き・・・

すぐ近くにあったのがこちらの寺院。

 

       中の神さま

           

 

川をはさんで向こう側にも寺院が見えました。

 

 

 こちら側にはクリシュナ・モンディールと書いた寺がありました。 これもガイドブックにある寺院でした。

 

寺の前にはガートといわれる火葬台があり、亡くなった人を火葬できるようになっています。

 

 

私は気が付かなかったのですが、エディさんが 「あの人は亡くなった人が付けていた指輪や金歯など価値ありそうなものを探しているひと・・」 と教えてくれました。

 

ほんとにたくさんの寺院があります。  私としては数日かけてもゆっくり見て歩きたいところです。 機会を見つけてまた来てみたいと思います。

 

女性たちがまとまって洗濯している風景はあちこちで見られます。

 

洗濯する人たちを見ながら次の寺院に向かいます。 ちいさな寺院ですが古そう。

 

古そうと思うのは、祀られている神様が彫り上げられた石仏というようなものでなく、ただの石のようにみえるからなのですが。

          

 

やっぱりガイドさんのいない観光は心もとなく、ホントに見るだけ・・・になってしまいますね。

 

カモ?が列をなして川に入りました。 最近の日本ではあまり見かけない?

 

川は洗濯場であったり、体を洗う場でもあるようです。(お祭りの時はこの川で沐浴をする人で大にぎわいだそう)

 

だんだん出発地点に戻っているようです。

バスパークに近づくにつれ建物がみんなすごくきれい。

 

 

おなかが空いてきてお菓子を1つだけ買おうとしたのに、どさっと丸ごと落としてしまったのをフランソワーズが面白がって撮ったもの。

            

          

既に14:00近く、バスパークの近くで昼食としました。  

私とエディさんはネパール料理でも大丈夫だったのですが、モモ・・と書いたお店にはもうモモはなく、フランソワーズはネパール料理は食べたくないと、最初に見つけたドーナツを買ってそれだけで昼食代わりにしました。

 

帰りもバスでサンガまで。 いつもの山ものぼりました。

 

今日は3人ともジンジャーティーをいただき、その後シャワー、洗濯で一日が終わりました。