junjunのはなまる日和&ときどきネパール

日々の暮らしとネパールのことなど・・・。

13度目のネパール 山の学校の運動会 3

2014-04-03 21:10:32 | ネパール
 2014.3.18(火)

山の学校3日目はそれぞれの宿泊地に帰るだけです。


この日も朝7:30くらいからチラホラと学校に顔を出してくれる子が見られました。

学校は10:00から始まるのでほとんどの子供はまだ登校していないのですが、早くから来ていたこどもたちは私たちの重いザックをしょってミルクトラックの待つところまで運んでくれました。


今朝もしっかりと頭にハチマキが巻かれているのには驚き!



以上2枚シュン君撮影

ここにもハチマキの子が・・・

筋田さん撮影



多勢の人に見送られて山を下りました。

先生のお父さんはいつもみんなの人気者・・・

筋田さん撮影

先生も名残り惜しそうです・・・


みんなありがとう!

以上2枚池田さん撮影

いざ出発。


途中にも見送りの人が・・・。



前回とは違う古いほうの道を下りました。 時間はかかるようですが、なんだかこの前よりも安心して乗っていられました。 気のせいだったでしょうか?


スクテの吊り橋の手前でミルクトラックとはお別れ・・・ 

いつもこんな格好をしてみんなを笑わせてくれるピアニストの池田さんです。


後ろに見えるのは新しく作っている橋です。

この橋ができると、ミルクトラックに乗り換えずに山の上の学校まで登って行けます。 荷物の積み下ろしもしなくて済むので大分楽になりそうです。

ただしここはネパール・・・ 秋には又訪問の予定ですが、いつ出来上がるかは分からない・・そうです。 


奥に見える吊り橋を渡ったあとはバネパまでのローカルバスを待って荷物を積み込んで乗り込みます。


さすがにこのバスには乗れませんでした!

シュン君撮影


私たちはこの後に来たバスに乗ることができました。 このバスはカトマンドゥまで行くようで、カトマンドゥまで行くという親子が乗っていました。満員状態で席を譲り合って乗ります。



20分ほどで、行きに野菜類を調達した“ドゥラルガル”というところで降りる人もあり、途中から座れました。


そこから約1時間ほどで“バネパ”に到着。 ここで一度みんなバスを降りて、昼食をとることに・・・。


それぞれ食べたいものを注文。

ナンを作っていたお店のおじさん。


夕食に食べるのとおみやげにとサモサを10個ほど買い込みました。(右に見える、中にポテトが入った三角のとんがりのあるもの)



店から見える大通りの向こうに見えたハナモモ・・ こんな埃っぽいところでよく咲いているな~ と感心。
 


食事が終わると、カトマンドゥのホテル泊まりの人(4人)はタクシーでカトマンドゥまで(約1時間)。  銀杏旅館組は荷物もあるので、いつものジープに迎えに来てもらって帰りました(バネパの隣町なので10分ほどで到着)。


以上で 「山の学校の運動会」編 を終わります。



13度目のネパール 山の学校の運動会 2

2014-04-01 17:36:17 | ネパール
 2014.3.17(月)

運動会本番当日


今朝も昨日の続きの運動会準備・・・。 

ピアニストの池田さんがプリントアウトしてきてくださった競技の内容・・・ これはわかりやすくていい~。  これをフェンスいっぱいに張ったら・・三角の旗だけよりもっとにぎやかになり運動会らしさがさらに増しました。











子供たちは昨日の準備を見ていたからか、7:30ころにはもう学校にきている子も・・・


朝の準備も先生や近所の父兄が手伝ってくださいました。

筋田さん撮影


運動会は8:00から始めよう・・・ と言っていた私たちですが、なにせ学校は10:00からなので子供たちがそろわない・・・

何と言ってもここはネパール・・・!  予定通りには進みません。 2時間も待ってやっと始まりました。


まずは昨日行えなかった 「筋田さんの説得で新しく学校に通ってもらえることを了承してくれた子供たち(年齢はまちまち)」 へ、銀杏グループから銀杏マーク入りのカバン(中には制服、サンダル、一年分の文房具が入っている)の配布が行われました。
















上の5枚筋田さん撮影




上の2枚池田さん撮影



文房具1年分は在校生の成績優秀な子から順に名前が呼ばれ配られました。



筋田さん撮影


学校からは私たちに感謝状が贈られました。




そしていよいよ運動会 のはじまり始まり・・・ 


腹話術師のサチコさんから挨拶。 タマン語への通訳は銀杏旅館で筋田さんの子供として同居し、筋田さんの右腕として働くミナちゃんです。



まずは紅白の組み分け。 

先生の采配で小さい子から順に紅白に分けられました。

最初はハチマキを頭に巻くのは宗教上難しいかも・・ とたすき掛けにしました。 

たすきには英数字、ネパール数字でナンバーが書いてあり、いつも順番通りに並ぶようにと説明がありました。

筋田さん撮影

中学年以上の子たち 後ろに卒業生も数人入りました。

シュン君撮影

たすきはのちにおでこに巻かれたため数字はこんなふうに横向きになってしまいました・・。



ハチマキは「頭に巻くのがかっこいい」と誰が思ったのか、数人がそうすると「ぼくもわたしも・・・」でみんな頭に巻くことになりました。 

・・ということで集合写真は全員、頭にハチマキスタイルです。 みんなかっこいいね!!
日本ではごく当たり前のスタイルですけれど。 





競技が始まるとさらに写真を撮っているどころではなくなりました。


輪投げ(マトはカメラスタンドで代用)



グランドと言っても日本のように広くはなく(わかりやすく言うと急斜面の棚田の一つに校舎とグランドを作ったようなもの)、リレーなど日本の運動会のようなバトンタッチはできず、向かい合う形でのバトン渡しとなります。 危険回避も考慮してバトンでなく輪投げの輪を代用したり・・ とあれこれ工夫しました。

リレー(バトンの代わりに輪投げの輪を代用。) 大きなラックリの木を回って次の人にタッチ。


二人一組のフラフープリレー


夜店スタイルの輪投げで景品をゲット・・

以上3点筋田さん撮影


パン食い競争(ドーナツで代用) 手を使わないようにするため輪投げの輪を後で持っています。

筋田さん撮影


シュン君撮影


アメ食い競争

筋田さん撮影


シュン君撮影

最後は綱引きでしめくくり。

筋田さん撮影


この他にも スプーン運び競争に代わるラケットのせボール運び、ボール蹴りリレー、玉入れ等もやりましたが残念ながら写真がありません。

他にもいろいろ準備をしたのですが、時間が足りなくて考えていた競技の半分くらいしかできませんでした。

玉入れのたまは腹話術師のサチコさんのお仲間のマサコさんが手縫いで120個も作ってくださいました。
籠代わりの袋も紅白分2つ手縫いで作って下さいました。
  

フラフープは継ぎ目を補強したにもかかわらず、バラバラになってしまったり・・ 

子供たちも見ている大人もヒートアップ・・

ボール蹴りでは蹴りすぎてとんでもないところまで飛んで行ってしまいパンクしてしまったり・・・ のハプニングも起こりました。  ・・が、それはそれで又楽しいものとなりました。



途中で子供たちにはお楽しみ袋が渡されました。(ランチに代わるもの)

中にはチュラ(お米を蒸してつぶして乾燥させたもの)、ジャーキー、日本からのおいしいお菓子、ゼリービーンズ等々・・・ いろいろなお楽しみが入っていたことと思います。


休憩のあと、子供たちから私たちへと、歌い手と踊り手に別れての素敵な歌とダンスのプレゼント・・・
























最後は私たちみんなも巻き込まれてのダンス・ダンス・ダンス・・・





以上2枚筋田さん撮影


池田さん撮影




こんなことで、山の学校の子供たちにとって「初めての経験」となった楽しいたのしい「運動会」が終りました。


夜は恒例のダンスタイム。 

授業ならまだしもダンスのためだけにかなり遠くの子もやってくるそうです!

9:30分ころには解散となりましたが、疲れ果てて早くに寝ていた人もいましたっけ・・・!?