junjunのはなまる日和&ときどきネパール

日々の暮らしとネパールのことなど・・・。

11度目のネパール 新婦側の披露パーティー

2013-02-27 15:17:53 | ネパール
 2013.2.4(月)

新郎側の結婚披露パーティーから3日後、新婦側の披露パーティーがありました。 
やはり夜の6:00から。

一人でも行けそうだったのですが、ディネシュさんが気を利かせて、友人のラヴィさんに私の送迎をお願いしてくださいました。

・・が、今日は車ではなく、ラヴィさんの愛車のこのモーターバイクです。 ネパールでバイクに乗ったのは初めてでしたが、車と違って高さがあり視野が広がって新鮮でした。 残念ながら乗せてもらっているかっこいいところは撮れませんでしたが!



6:00少し前に花嫁さんの住まいの近くのパーティー会場に到着。 新郎ディネシュさんのパーティーのあったチョークと言われる中庭ではなく、2階建ての‟地域の大きな集会所”という感じのところでした

着いたときはまだ少し明るかったのですが、まもなく暗くなってしまい、やはり写真がうまく撮れませんでした。


花嫁さんとご両親、それに結婚式のときからずっと花嫁さんに付き添っていらっしゃったおばさまが迎えてくださいました。

後ろに見えるのが神様を祀っているお堂です。 ネパールではいつも神さまが身近にあり地域の人々を見守っています。


子供たちもかわいくおしゃれをし、大人もみんなサリーを着ておしゃれをしていました。 私だけは普段着のままで・・・。




 


6:00過ぎると順にお食事が始まります。 

食事を待つ人々。


この男性の隣にあるお皿から順にお料理が配られます。これは神さま用なのだそうです。 なぜか2つありました。 



私もこの方々に交じってお祝いの料理を戴きました。 

お皿の前が汚れているように見えますが、これは自分たちが食べ始める前にも、神様に・・と少しづつのお料理をお皿の前に置き、お酒も少しささげてから食べ始めるためです。 


これは神さま用を最後に近くで写したものです。 ラヴィさんに聞いてみたのですがなぜ2つあるのかはわかりませんでした。 




やはり、時間とともにお客さまが増えてきました。 





今日のパーティーではダンスタイムはなさそうでしたので、お食事を済ませてしばらくしてお暇しました。

お祝いを差し上げた時にお返しとして、このお菓子とスパリという木の実(右)のお返しを戴きました。 




11度目のネパール 新郎側の結婚披露パーティー

2013-02-21 21:23:14 | ネパール
2013.2.1(金) 結婚式の2日後

この日は夕方6:00から新郎側の結婚披露パーティーがあるとのこと。

親しい友人は朝から行っているとのことでしたが、私はそれではパーティーの始まる6:00頃には疲れ切って帰りたくなってしまうからと、4:00過ぎに伺うことにしました。

昼過ぎに伺っていたら、新郎、新婦、家族や友人も?で寺院にお参りに行ったということでしたので、それにも参加できたはずでしたが、寺院のお参りのことは後で聞いたことでした。


私が4:00過ぎに伺うと、花嫁さんと付添いのおばさまはすでに部屋でちょこんと座って6:00の出番を待っているところでした。

何時にここに来たのですか と聞くと、12:30分ころとのこと。 まあ、そんなに早くから? という話のなかで、寺院のお参りに行ってきたことを聞いたのでした。

それにしても12:30分からではお腹が空いたでしょう・・・ と聞くと、「えぇ、まぁ」と控えめなお返事が・・・。 その後、6:00からパーティーが始まりましたが、お二人の食事風景はみられませんでした。

パーティーのあとで食事ができたのかどうか・・・。 聞く機会を逃して帰国してしまいました。


さて、パーティーですが、500人ものお客様があるそうです。 きゃは~っ おどろき~!!
どんなことになるのだろうかと想像もできませんでしたが、そこはネパールのこと、みなさんよくわかっていて事はスムースに運ばれていました。



この500人分の食事の用意をするのはすべてご近所の方や親戚の男性なのだそうです。 女性は手出ししてはいけないとのこと。

結婚式のお皿の上のものを数えたときに、20種くらいのものが乗っていましたが、手作りするのは、煮物や炒め物、漬物など15種類くらいだそうです。

すでにいろいろなものができていました。

まだまだ作っています。






きょうのごちそうはこの方々が作ってくださいました。朝からとりかかっていたとのことです。




会場の準備も整っています。

こちらは軽食コーナーです。 食事の順番を待つ間にここでお酒を飲んだり、子供はジュースを飲んだりして待ちます。 椅子の数、ざっと数えて100くらい・・ と思いましたら正確には110とのことでした。



幔幕ののこちら側は食事コーナーです。

家族や友人、お手伝いの方々は一足先に食事を済ませているようでした。








残念ながら、これからあとの写真は夜の風景となりほとんどがブレてしまい、うまくとれませんでした。

軽食と飲み物いろいろ






いよいよ6:00

花嫁さんの出番です。付添いのおばさまと一緒に花婿のお母さん、妹二人に送られてのお出ましです。


チョーク(中庭)の正面にステージがあって花嫁さんと付添いの方はそこにすわり、お客さまを迎えます。 地区の方々や新郎の親戚の方、友人知人への顔見世というところでしょうか。

6:00近くはお客さまもまだまばらです。


花嫁と付添いのおばさまはこれまでも待ち時間は長かったですが、これからも9:30分すぎまでず~っと座り続けます。





花婿はというと・・・。

チョークの入り口でお客さまをお迎えし、お客さまの間を回って挨拶をしたり、言葉を交わしたりと大忙しでした。

ネオンは スワガタン(WELCOM)と書いてあります。


ステージの前にある神様にも結婚のご報告をし、祝福して頂きます。




時間とともにお客様はどんどん増えてきます。 となりの食事コーナーの空き具合を見ながらこちらの軽食コーナーで談笑をして待ちます。


110ほどの椅子ではとても足らなくなっていました。






こちらのご夫婦は、私の住まいの近所の公園でお子さんを遊ばせていたネパール人家族のお兄様と奥様です。 近所に住むご家族を我が家にご招待したのがきっかけで、話しているうちに、このお兄さんとディネシュさんが友達だということがわかったのです。ホントに奇遇なことでした。



こちらのご夫婦は、奥様が日本人ということでお話をさせて頂きました。 日本人は私だけかと思っていたら、もう一人この方がいらっしゃったというわけで・・・。 ご主人はネパール人でディネシュさんの友人でした。




他にも、ネパールのきれいな衣装やその他たくさんの方々の写真を撮らせていただいたのですが残念なことにブレてしまって・・・。



7時、8時ともなると食事コーナーも大盛況。 

食事コーナーは一度に100人ほどが座れるようになっていました。




8:30分ころからはダンスタイムです。

大人も子供も上手にディスコダンス! それはそれはたのしそうに・・・。







しまいには花嫁もステージから降ろされて踊らされてしまいました。





このころには食事コーナーも一段落。



そろそろ失礼しようかと思っていると・・・ 私も引っ張り出されてディネシュさんのお母さんやいとこさんたちとわけのわからないダンスをする羽目になりました!


宴はまだ続いていましたが、9:30分少し前には失礼してタクシーにてホテルに戻りました。

何と盛大な披露パーティーだったことでしょう!!

ずいぶん費用もかかるということでした・・・。


さらに、この3日後は花嫁側の披露パーティーです。 

 

11度目のネパール 結婚式続き

2013-02-20 21:47:22 | ネパール
2013.1.30(水)結婚式つづき

花嫁さんの髪飾りもきれいでしたので後ろからも・・・。 花婿さんがかぶっている帽子はトピーといって年配の方はいつもかぶっていますが、若い人は儀式の時くらいしかかぶらなくなってしまったとか。

花嫁の手元をご覧ください。 手に何か書いてあります。


これは、マヘンディといって最近インドから入ってきた一種のファッションで、ネパール語の先生が結婚なさったころ(15年くらい前?)にはなかった風習だそうです。

誰が描いたのか聞いてみると、sisiterということでしたのでお姉さんか妹さんか・・・。 ちなみにきれいな頭も同じ方がやってっくださったとか・・・。 芸術的センスがないとできないことだと思いました。

後日、大きく写してみました。一度描くと一週間くらいは持つそうです。





儀式はどんどんと進んでいきます。


お祝いは両親、叔父叔母や兄弟姉妹、小さな子供たちからも・・・ お盆にどんどんのせられていきます。


私も日本から用意していったものを乗せました。 お返しにはスパリというどんぐりのような木の実を戴きます。


洋服生地の贈り物も花嫁さんに贈られます。



花嫁は花婿にドゥボコ・マーラーという芝で作ったネックレスを首にかけ、花婿は花嫁に花の首飾りをかけます。




さらに花婿は花嫁に金のネックレスもプレゼント。


次は日本でもおなじみの結婚指輪の交換。




日本の三々九度的なこともありました。 ですがお酒が3種も!! この白いのはチャンといって、日本でどぶろくといっているもの。 お酒に弱い私でも飲むことができるものでした。 



ネパールでは一度口をつけたものは他人にすすめたり、他人が手をつけたものは食べたりしないのが習わしですが、ここでは花婿の食べた卵や魚などを花嫁が続けて食べるという儀式が行われました。 

これは花婿がかじった卵を花嫁が食べているところです。このあと魚でも同じことをしました。 夜中だというのに小さなこどもたちも頑張って起きていました。 何をするのかと興味津々、じーっと見ていました。 自分たちの結婚式でこんなことをする時がくるのかと夢見ているのかな?
 

食事はこの沙羅双樹の葉っぱで作ったお皿で出されます。 数えてみたら20種くらいのっています。これは儀式用で付添いの方用なのかもしれませんが、パーティーのときなどは料理が減ってくると希望する人にはどんどん継ぎ足されます。この他に漬物やフルーツが次々とのせられていきます。



儀式も終わりに近づきました。 お酒が三種写っています。 一番右はワインですが、どこの家でも使われるというものでなく、ディネシュさんの家にはこの年代物のワインがあったということでした。

おや!誰かさんのおしり・・・ ちょっと、ちょっと!


最後にみんなで撮影会となりました。

ディネシュさんのご両親と。


ディネシュさんのお父様(右)とおじさん(左)


ディネシュさんの妹さんのお子様たち


この方が、私を迎えに来て下さったり送って下さったラヴィさんです。この後も何かとお世話になるのですが・・・。 この日初めて会ったわけではなく、以前ディネシュさんと一緒に食事をしたこともあります。 !:00近くやっと食事を摂ることができました。


この後ディネシュさんの部屋でディネシュさんの友人たちともおしゃべりをし、花嫁さんをおうちまでお送りしました。 
日本とちがうのは、花嫁さんはこの日からディネシュさんのもの・・・というわけにはいかないのです。


そのあと私もホテルまで送って頂きましたが、ホテルに着いたのが日付の変わった1/31日の Mid night 1:30分でした。


このあとまだ3日も私の出番がありました。 これは予想外のこと! 続きはまた・・・。 
 


11度目のネパール 結婚式

2013-02-20 17:20:34 | ネパール
 2013.1.30(水)

今回のネパール訪問は、長年私のガイドを引き受けてくれていた、ディネシュさんが結婚することになり、その結婚式に出席するためでした。

1/31日と思う・・・ と聞いていたので、正式な日取りが決まったら早めに知らせてと頼んでおいたのですが、1ヶ月を切ったというのになかなかその連絡がこない・・。

航空券の手配もあるので気が気ではなく勝手にチケットをとってしまったら・・・ その2日後に 「1/30日に決まりました」 と連絡が・・・。

ありゃりゃ! 31日じゃなかったの? とれたチケットは30日の昼過ぎにカトマンドゥに着くというもの。

これは結婚式出席はムリだ・・・ と連絡をいれたところ、なんと! 返ってきた返事が 「大丈夫ですよ、結婚式は夜中の11時からですから」 と。

おほほ・・ 何と運のいい・・ どうしても私に結婚式に出てくれという神様のお計らいだったのでしょうか!?

ホッと胸をなでおろしたものです。 そしてその日の来るのを待ちました。 

ネパールも寒い、昼間も寒いですよ・・という情報が入っていましたので、寒さ対策は十分過ぎるほどにして出かけました。

もちろん日本も真冬のことですし、ばっちり冬支度で出かけました。

ところが、ネパールに着いてみると、なんと、暑い暑い・・・。 上に着ているもの脱げるだけ脱いでもまだ暑くて参りました。(暑いのは昼間だけで、朝夕はやっぱり寒かったです) 


ホテルからの迎えの車に乗り込み、ひとまずホテルに落ち着きました。

結婚式は夜中の11時からだけれど、その前に花嫁さんの家に花嫁さんを迎えに行くところから私にも・・・ ということで、夜の8時にディネシュさんの友人のラヴィさんが迎えにきてくれることになっていました。

それまで時間があるので、知り合いになった人たちに挨拶まわりを・・・。
「ジュンコです、今日またやってきましたよ!」と声をかけてまわります。

夕食も食べておいたほうがいいかもしれないと、軽い夕食も済ませておきました。

これは正解でした。 夕食にありつけたのは結婚式が終わった午前1時近くでしたから・・・。

それはさておき、


夜の8:30分、花嫁を迎えに行くため、ラヴィさんと花婿さん側のお迎えの女性の乗った車に私も乗り込み、花嫁さんのお宅に向かいました。

花嫁さんは支度中とのことで、私たちは別室でお茶とお菓子をごちそうになりながらしばらく待ちます。

待っている間に何枚かの写真を撮ってもらったのですが、夜のためなかなかうまくとれず、ほとんどがブレてしまい、この1枚だけが何とか見られそうなもので・・・。

花嫁さんのお母さん(真ん中)と花嫁さんの付添いの方(左)。(花嫁のお父さんの姉妹ということです。)


私の服装はというと・・・ 普段着でいいと言われていたので、寒くないようにとだけを考えてこんな服装になってしまいましたが、このあと2回ものパーティーがあったのですが、皆さん正装でおしゃれをしてきたので、1日だけと思っていた私はしまった!と思ったものです。



花嫁さんの支度もでき、先の車で花婿の待つディネシュさんの家に向かいました。
到着したのは10:00頃だったと思います。


家に入る前に、チョークと呼ばれる中庭に入る手前で、お坊さんの指示に従っての儀式があります。







外での儀式が終ると花嫁さん、付添いの方と私は部屋に通され、お茶やお菓子が出され、しばらく待ちます。

このとき出されたお菓子。

花嫁さんのお宅でも同じようなお菓子が出されました。お祝いの時のお菓子(といっても、甘いものとともに目玉焼きもあり)です。


待っている間に入れ代わりたちかわり花婿側の家族親戚が顔を出してくれます。

右がディネシュさんのお母様です。


いとこさん


姪っ子さんたちも・・・




この時点でもまだ花婿さんは登場しません。
ですが、別の部屋からはにぎやかな男性の声が聞こえてきます。

あの声は? と聞くと、お婿さんの友人たちのようでした。 行ってもいいかと聞くとOKとのこと。
彼らは大分前から来て、花婿を含めてお酒などを飲んで結婚の儀式の始まるのを待っていたようです。ディネシュさんのお母さん、妹それにいとこも来たので写真を撮って頂きました。



いよいよ11:00 儀式が始まりました。 デネシュさんはネワール族なのでネワールのしきたりに法った儀式です。

ネパールの建物は縦に高いのですが、一番上に神様が祀られています。 一番上の階の屋外に幔幕が張られそこでの儀式です。これはパーティーの日に撮ったものですが家の外も電飾で飾られていました。


何しろ私のガイドさん本人の結婚式のため、詳しい説明が聞けないので写真だけの紹介になりそうですがよろしくお願いいたします。

左はしの男性がお坊さん(司祭)で、儀式を司って下さる方です。 ネパールの寺院見学をしていると庭でいろいろな儀式の場面に会いますが、お坊さんといってもみなさんごく普通の服装をしていらっしゃいます。