junjunのはなまる日和&ときどきネパール

日々の暮らしとネパールのことなど・・・。

佐渡の旅 2日目 ③宿根木 ④万畳敷(枕状溶岩) ⑤北沢浮遊選鉱場ライトアップ

2023-10-31 08:28:20 | 国内旅

 2023.10.23(月)

 

  昼食を終え出発 13:20

 

 今日③つ目の訪問地、宿根木は昼食地からバスで5分ほどのところでした。

  

 

 見学時間は13:35~14:40

 

ここでも午前のA B C D班に分かれ、ボランティアガイドさんに案内して頂きます。

 

 A班のガイドさんは、加藤るり子さん。

とてもきれいな声で大きなはっきりした話し方をして下さる方。少し離れても話はよく聞こえとても助かりました。

元バスガイドさんだったそうで、浄瑠璃もやっていらっしゃったとのこと。青木さんが、お話をお聞きしているうちに、かつてこの方をお見かけしていた!と思い出しました。なんと奇遇な。

最後に歌って下さった歌声の素晴らしかったこと。

 

      宿根木は小さな町ですが、とても中身の濃いところです。

       

 

 ①から順に →② →④ →⑥ →⑨ と進みます。

 

地図① 世捨小路

小路の真ん中がへこんでいるのは、漁師さんたちの往来ですり減ったからだそう。

こんなところにほおずき、かわいらしい。

 

地図② 柴田収蔵生家

先は坂道になっています。

 

 この地では表札はすべて屋号で表しているそう。

紹介はありませんでしたが、私はこちらのお宅の表札を目にしていました。(うえ?かみ?どっちかな

 

 

地図④ 清九郎宅

ちょうど人の頭で隠れたあたりにあった小さなこれも虫籠窓(むしこまど)? (船板で作られた厚さ3.6㎝くらいというのが分かる

 

⑤の穴口家には行きませんでしたが、解説だけを見かけました。(今はお料理やさんのようです

 

振り返って見たお宅も大きな家。みんな船板でできているのかな?

お隣の鬼瓦が恵比寿様でした。縁起良さそうだし楽しい。

 

地図⑥ 旧郵便局 (この狭い地域に郵便局が3つもあったそう。今はそれらは閉局、別のところに

通り際にあったナンテン。もう少ししたら実もまっ赤になってきれいですね。

 

この集落では川の流れはとても貴重。洗濯をするための階段があちこちにあって下に降りられるようになっています。

 

 時間の都合からか、⑦は飛ばし、⑧は最後にするようです。

 

地図⑨ 有名な三角家(さんかくや) 

弘化3年(1846)の水害後にこの地に移築され、土地に合わせて三角形に切り詰めて建てられたそう。

吉永小百合さんのJR東日本のポスターはここで撮られた

 

三角家は公開家屋でしたが、今日は月曜日だったからか休館でした。

 間取り図:上手く造ったものですねー。 (昔の大工さんの技のすばらしさ、ホントにすごいものです)

       

 

  ⑨の三角家のあとは⑩→⑪→白山神社→⑫→⑩にもどり→⑧と歩きます。

 

     

 

 ⑩公会堂の少し手前の橋を渡り右に入ると、

地図⑪ 共同井戸(つるべ井戸の隣にポンプ式井戸)がありました。

 

ここからも山の上につづく階段があり、かなりすり減っているのが分かります。

 

地図⑩ 公会堂 (3月~11下旬 トイレ使用可となっています

 

番号はありませんが、地図 ⑩公会堂の先の白山神社。(石鳥居には安政2年(1773)銘

 

 

 

小さ目のマンホールは汚水用。絵柄はたらい舟と波、花は何かな。

 

地図⑫の称光寺手前にあったこの路地は先ほどの共同井戸に通じていて人が通る道だそう。

 

地図⑫ 称光寺の石仏やお墓群。三猿も見られますね。

お金持ちの人ほど大きなお墓だそう。

 

⑫称光寺 山門には享保2年(1717)の棟札が残るが、文和4年(1355)にはこの地にすでに時宗()の道場ができていたそう。

称光寺本堂

 

⑩の公会堂前に戻り、土地の歴史の説明などお聞きしました。

1700年代、千石船が往来したこの地はよく栄え、財を成した裕福な家が多かったようです。

 

 三角家の前で右に曲がり道なりに⑧に向かい集合地に戻ります。

 

左の方から来て、帰りは右の方に進みました。4人合わせたら小百合さんにも負けない?

 

今日は月曜日だからか休館でした。(加藤るり子さんのお顔を切ってしまい残念

 

向かい側に喫茶店!こんなところにとちょっと驚き。

 

あら~壁の割れ目からスミレ(花がいくつか見えました

 

地図に番号はないのですが、その先左にある土蔵の覆屋。

   

横から見ると3階建てというのが分かります。    

 

腰板の説明のあったお宅。

 

離れていて説明を聞き落としましたが、掲示から想像するにここは歌舞演芸などが行われる建物のよう。

 

この土地の家の多くが船板を使った建物との説明

 

地図⑧ 伊三郎宅(非公開) 扇の形をした軒下飾りが珍しい。姓の石塚の石の字が見える

⑧の伊三郎さんのお宅を通り過ぎて振り返る。

向かいの喫茶店が観光の邪魔にならないよう目立たない造りになっているのに感銘。

川がとても大事というお話。

 

 

狭い地域に十数か所の洗濯場があると・・。

 

 最初に気になった建物の前に戻ってきました。

こちらにも扇の軒飾りがついていました。よしかわ屋というお食事処でした。

最初に目にして気になったのが道路際の竹の垣。これは泥(雪)除けかな~。

 

そんなことを思いながらバスに戻りました。

 

 

 次に向かったのは、きょう3つ目の観光

③万畳敷。枕状溶岩(まくらじょうようがん)という珍しい岩です。

網目状の岩が何とも珍しく美しい。

遠くから見ただけでは、ただ珍しくきれいな編み目模様の岩としか思えませんでした。

模様の一つ一つが枕のような形で、枕の周りは黒っぽいガラス質で覆われているものがここでは白に変化しこのように美しく見えるようになったそう。

 

大きくしてみると一つ一つの模様が枕のよう・・というのがよくわかりますね。

この枕状の岩の積み重なったものを潜岩(くぐりいわ)という、と解説に。

解説にはありませんでしたが、この模様から別名 ”キリン岩” とも呼ばれているそうです。

 

珍しい岩ばかりに気を取られ、万畳敷という名の由来の畳敷の海岸を写していなかった!

ここはバスを降りてほんの15分ほど眺めただけでした。

 

 ここから今晩の宿のある相川温泉に向かいます。(15:10発

 

   相川温泉は佐渡の西側の真ん中あたりに位置します。

    

 

船というと、岸壁に横づけにするとばかり思っていましたが、佐渡に来て初めてこのようにまとめて船を上げておく風景を見かけました。船揚げ場(ふなあげば)というそうですね。これなら船底に虫や貝が付かなくて良さそう。

少し走った別の集落の船揚げ場。

 

海から離れると田んぼが広がりますが、耕作放棄地も多くセイタカアワダチソウが一面に咲いています。

きれいですが、いいやらわるいやら。

 

 相川温泉 ホテル万長につきました。(16:45)

今回の旅は夕方早くに宿に着くよう設定されていました。でも昨日のトキセンターはあと30分余分に時間をとっても宿には17:00頃着ですから少し考えた方がいいのではないかと思いました

 

夕食は18:00から。

手ごわいカニはそれほど好物というわけでもないので後回しにしたら、お腹いっぱいで入らなくなりました。(絵手紙の餌食にでも・・

 

20:00からロビーで佐渡の踊りと演奏があります。(朝の鬼太鼓に続き今日2つ目のラッキー

歌い手さんの声のいいこと! 佐渡の踊りははんなり系、なんとも心地良い。

 

 歌と踊りは20分ほどで終了。

すぐにホテルのマイクロバスに乗り、翌日訪問予定の北山浮遊選鉱場のライトアップ見学に。

 

ホテルから5分ほどのところでした。 約10分の見学。

ポスターでははるか上の方までライトアップされていましたが、この晩は一番下の段だけでした。

数分ごとに色が変わりました。

 

上のライトアップとは反対側にあったこれは? 今日は何のガイドもありませんのであした・・。

振りかえると又色が変わっていました。

ほんの10分ほどでマイクロバスに戻り、ホテルへ。

 

これで今日3つ目のラッキーなできごと。予定にはありませんでしたからね!

 

実は、このホテル万長には美術館もあって有名な方の絵や書、その他いろいろ展示しているとのことで、戻ってすぐにそちらものぞきました。

 

百人一首の絵皿 

吊り雛と掛け軸。

 

昨日見たばかりのトキの絵(どなたの作品だったか・・

 

高村光雲の作品。(いろいろなものが写り込んでしまってよくわかりませんね)

     ロビーにあった展覧会のポスターのほうが顔がはっきりです。

      

 

国指定無形文化財に指定されている ”のろま人形” という人形芝居に使われる人形。(ほかにもあり

享保年間の千石船の往来で上方からやってきたものらしいです。

 

他にも古い有名な方の掛け軸などたくさんあったのですが(狩野探幽や谷文晁など)、室内の写真はうまく撮れないのとガラスケースの中なのと作者も覚えきれないのでこれだけにしました。

 

 21:00過ぎ、温泉に入っておしゃべりして床に就きました。

 

 これで2日目のレポートを終わります。 つづきは又数日後になります。

 

 


佐渡の旅 2日目 ①尾畑酒造 ②たらい船・竜王洞(琴浦洞窟)

2023-10-28 13:06:18 | 国内旅

 2023.10.24(月)

 

 今回の旅で、私がどうしても訪れたいと思ったのは

古い漁村の宿根木の建物風景と北沢浮遊選鉱場でした。

 

ですが、ツアー旅ではその他もろもろ入ってしまうのは仕方ないことです。

 

 今日の予定は、以下のようになります。

①尾畑酒造 ②たらい舟、竜王洞(琴浦洞窟)③宿根木訪問 ④万畳敷 それに、予定にはなかった番外の⑤北沢浮遊選鉱場跡のライトアップ。

(②③④は地図の南端にまとまっています。はその途中にあります。夕食後

 

 ところが今朝の超ラッキー!

 たまたま今日10/23日はこの地の秋祭りの日。

 

朝8:20分からホテルの前に特別にお祭りの鬼太鼓(おんでこ)が来てくださるそう。

鬼太鼓はこの地区50軒すべての家を朝早くから夜遅くにかけてまわるとのこと。

 

その途中で、私たちのために特別にこのホテルにも寄って下さるようホテルが手配して下さったと。

私たちは無料で観覧できましたが、ホテルはなにがしかのご祝儀をお支払いするそう)

 

 私たちが玄関に行ったときにはすでに始まっていました。

 

主に年配の男性が掛け声をかけ若い男性は従となり白獅子()と掛け合いながら舞う。

急に見物人の方に行ったので驚かれるようなことも。

 

獅子()は交代で踊るらしく手前にいた方も同じタスキをかけていました。

 

私のすぐ近くにいた地元の方がいろいろ教えて下さいました。

・このお祭りは家内安全、五穀豊穣、悪魔払いなどを願うもの

・鷲崎集落50軒を朝早くから夜中まですべて回る

・ここに来るまでにすでにもう6軒済ませてきた

・すでにお酒が入っている・・

・提灯を持っている若い男性は法政大学の院生で民俗学を研究している 

トラックに積んでいた箱の中の獅子を使う舞もある・・とか。

桐の箱をこっそり開けて獅子を見せて下さいました。 箱には「鷲崎鬼太鼓保存会」とありました。

この親切な方のお名前・・聞き忘れました。(車の運転をするこの方はお酒は飲めないですね?

 

途中から黒獅子()に代わりました。

ひととおり踊っておしまい。

この太鼓も一軒一軒担いで(今は車かな?)回るのですね。鬼と太鼓で鬼太鼓(おんでこ)の祭りですね。

 

最後は撮影会にも応じてくださいました。

この日のツアー客だけの幸運な出来事。いいものが見られてラッキーな一日の始まりとなりました! 

 

 

 9:00出発の予定が8:50分に出発できました。

今回の参加者40人もいるというのにみなさん優秀。

 

朝日が海に輝いていました。すばらしい朝!

 

昨日(1日目)は両津港の近くと佐渡の北端エリアの観光、今日(2日目)は主に南端の観光です。

     

 

今日最初の立ち寄り先①の尾畑酒造は佐渡の中ほどより少し南のメイン観光の途中にあります。

 

 この街並みはどこかな? (今日は一番前の席だったのでこんな写真もとれました

左に行くと、アイポート佐渡(道の駅)、両津港とあるようなのでそのあたりかも。

 

 この街並みから右(西)の方に曲がって島を横切る形で島の反対側(西側)に行くようです。

 正面に妙見山(1042m)と紹介がありました。

地図をみると、金北山(1172m)もありますが、それはバスからは見えなかったかもしれません。

 

その先はのどかな田園風景。

その田園風景の中に「トキが群れで飛んでいます」とガイドさんが教えて下さいました。

添乗員さんの座る窓越し、はるか遠くに見えましたが、写真はむずかしく・・・

上の写真のトキのいるあたりを切り取ってみました。それでもよくわかりませんが、林をバックに飛んでいるのがなんとか。(目ではちゃんとみえましたけれど・・

下の写真も同じように切り取ったものですが、ゴミが舞っているくらいにしか見えないのが残念。

トキをみるには今の時期が一番いいそうです。(田植えが済んだあとから刈り取りが済むまでは稲が邪魔をしてあまりよく見えないと

     

 ①の尾畑酒造に到着しました。(10:05~10:35) 真野新町という町のようです。

 

真野とつく町の名なので、お酒は「真野鶴」と命名され、全国新酒鑑評会で金賞受賞されたとのこと。

一歩中に入ったところ。係の方の説明をお聞きします。

そのあと蔵の中に入り、まず買い物、その後、蔵の中をじっくり・・もできず急いで拝見。

 

この部屋には絵や書や小さなタンスなどが飾られていました。

ちょうど平松さん、青木さんがいらっしゃったので一枚。

入り口の大タヌキさんの前では皆さん揃いました。

 

 集合時間になり外に出ました。

道路の向かい側にも大きな建物。こちらも酒造会社かな~?

 

バスは尾畑酒造の裏手で待っています。バスに乗って外を見ると珍しいつるべ井戸がありました。

 

②の目的地に向かう途中の海岸線に「人面岩」があるとガイドさん。なるほど人の顔に見えます。

 

 

 やがて小木という港に着きました。

 

②のたらい船体験やプレジャーボートで竜王洞(琴浦洞窟またの名を青い洞窟)まで行きます。

 

ABCDと4つの班に分かれ、私たちA班とB班は先にプレジャーボートに。C・D班はたらい舟にと別れました。

 

    小木というのがここの地名のようです。

    

          

 

 

 プレジャーボート組 A班の人たちが先に出発

椅子があるだけのボート(写真左

いざ出航。

行きは波に逆らって進むのでちょっと大きく揺れます。そのたびにキャーキャーと歓声があがります。

全員ライフジャケットをつけているとはいえ落ちるのはイヤなので、つかまるところもない人もいましたが、お互い支えあって乗り切りました。

 

前を行く船が弾んでいるのが見えます。

 

崖には自然にできた面白い形の穴

 

 竜王洞(琴浦洞窟)

バス会社から頂いた地図では上の表記旅行会社の案内では竜王洞という言葉は使われてなく琴浦洞窟・青い洞窟とだけでした

 

 

これが竜王洞(琴浦洞窟)又の名を青い洞窟

本場の青の洞窟はみたことはないのですが、どうせなら青の洞窟でいいのでは?)      

水の色はコバルトブルーと言われる青ですね。

 

小さい洞(ほら)なので前の船が出てからでないと次が入れません。

といってもそれほど奥まで入れるわけではなくほんの入り口近辺だけですぐに出ます。

外の方が緑がかった青に見えます。

ささやかな青い洞窟を後にします。

でもこのあたりの海の色は青くてとても美しいです。 少し先まで行ってUターン。

 

行きより帰りの方がボートは揺れませんが、向かい風を強く感じます。

 

 景色を堪能するというほどでもなく港に戻りました。

 

 

次はたらい舟体験。(プレジャーボート乗り場のすぐ横の狭い範囲で行われています

たらいに乗れるのは漕ぎ手さんを除いて2人か3人です。

小西さん、青木さん ↓

漕ぎ手、やってみますか?と誘われ、交代で体験しました。

ややや、揺れるだけで少しも進まない、むずかしいということがよーく分かりました。

バスガイドさんはたらい舟をこぐ人のことを「漕ぎ手さんといい、船頭とは言いません」とおっしゃいましたが、漕ぎ手のお姉さんは船頭さんでもいいのですよと教えて下さいました。

最後にお姉さん方と一緒に写真を撮らせて頂きました。いい記念になります。

 

 おみやげ屋さんに貼ってあったポスター(おじさんの後ろ姿かっこいい、ワンちゃんかわいい

     

 

お昼はレストランに移動、前もって注文しておいたものを頂きました。(私はホタテ釜飯

レストラン2階から撮ったささやかな紅葉。(窓ガラスの鉄線が・・)

 

 これで午前の部を終ります。

 

午後の部の ③宿根木 ④万畳敷も同じ小木地区にあるようですが、又数日後になります。

 

    


佐渡の旅 1日目 ①トキの森公園 ②大野亀、二ツ亀 

2023-10-26 14:02:55 | 国内旅

 2023.10.22(日)

 

 10月22日(日)~24日(火) とねるずのお仲間と2泊3日の佐渡の旅をしてきました。

6人で申し込みましたが、一人都合悪くなり5人になりました。

 

 いつものように、私は東京駅から、他の4人は上野駅からの乗車。

 

 とき 305号 東京駅7:48発  乗った新幹線のカラーはこちら

新潟駅 9:51着 用意されたバスに乗り新潟港に向かいます。

ほんの20分ほどで新潟港。ここから佐渡汽船に乗ります。

 

ジェットフォイル乗り場のロビーの壁にはイルカのレリーフ。(フェリー乗り場は別のところ

近くにペットボトルのふたで作ったという大きな絵。(よく見るとトキ

 

 ジェットフォイルに乗り込む前の40分ほどの間に自由昼食を済ませます。

 

出航は11:30。空はどんより海の水は茶色く濁っています。(昨夜雨が降ったから?

1時間ちょっと(67分)で佐渡の両津港に着きました。12:37着。

乗る時にはまったく見えなかったジェットフォイルの外観がこちらでした。

 

両津港のロビーで見かけた佐渡のキャラクターはトキですね。

 

 両津港からは、今日一つの目の観光、トキの森公園に向かいます。(両津港からはそう遠くない

両津港から専属のバスガイドさんも付きました。

 

 トキの森公園見学(13:10~13:50

両津港から20分ほどで到着。青空が少しだけ顔を出し始めたのがうれしいです。

木々の紅葉はまだほんのちょっと。

 

展示館までの通路にあった看板の写真。

木によっては紅葉も始まっていました。

 

展示館に入る前に見たトキは体全体が真っ赤(ショウジョウトキだそう。トキにも種類はたくさんあるそう

 

          展示館入館券

        

    

   パンフレットの写真のなんとステキな。

   

トキはNIPPONIA・NIPPON(ニッポニア・ニッポン)という学名で、ペリカン目トキ科だそう。

 

展示館内部

ときのキンは、1968年に宇治金太郎さんという方により捕獲されたのでキンと名付けられ保護センターで飼育されました。(このころからトキのことはよく放送されていましたね

キンは2003年10月10日 36歳で亡くなりました。

 

これは剥製?よくわからないまま通りすぎました。

 

 

 

ここにも剥製なのかどうかわからないものがありました。

  ↑ ↓ 小さくてよくわかりませんね。

これは発砲スチロールか何かで作られていました。

壁にあった写真がほんとにきれい。私のカメラでは絶対に撮れない写真です。

 

自然の中のトキのねぐら。(写真

観察舎(ケージE)のトキ。少し離れているのとネットがあるのでなかなかうまくは撮れません。

 

もっと離れた別の観察舎(ケージC)。ズームしても鉄柵とネットがちょっと邪魔かな。

その先(ケージB)のトキ。

 

 屋根のないところに出ました。

 

外の飼育ケージ2というあたりにあった解説

     

        

パンフレットの説明によると、体が白くて頭・足が黒いのがクロトキとのこと。ほかはよくわかりません。

夫婦かな? 白が寄るとクロが逃げるで仲良さそうには見えませんでしたが。

 

時間が無くなりましたが、少し離れたところにあるというふれあいプラザに向かいます

 

途中のドウダンツツジの赤がみごと。

 

トキふれあいプラザという名ですが触れ合えるわけではなく・・。

近くで見られるというだけなのでしょうか。

 

望遠鏡をのぞくと見られますよとのことでしたが、望遠鏡が動いてしまったようで私は見ることはできませんでした。

 

こちらは脇の方から進んだところの別の2羽。

 

 

 時間がなくなり、駆け足でバスにもどります。

ドウダンつつじの足元に並んだ小石に描かれたトキたちがかわいかったです。

 

トキの卵()ということでしたが、ガラスケースにいろいろ写り込んで見えにくいですね。

 

バスパーキング近くのポストがおしゃれに変身していました。(遠くから見た方がかわいい

 

ツアーガイドさんには、たったの40分では全然時間が足りません、少なくてもあと30分は欲しいと愚痴ってしまいました。

 

 次に向かうのは2つ目の観光スポット「大野亀」と「二ツ亀」。(地図北端

   

 

 14:55~15:30

坂道を上がって行く先に見える大きな岩が大野亀。

亀は神のこと。アイヌ語のカムイに通ずる神聖な島を意味し、大野亀の頂上には航海の安全を守る神さまが祀られている。(確認にはいきませんでした

 

上る途中で右の方に見えたのが二ツ亀

この階段を下れば波打ち際まで行けるけど・・・やめときました。

 

 今晩の宿はここからバスで5分ほどの二ツ亀ビューホテル。

ホテルの目の前に二ツ亀があって部屋からもよく見えるということでしたが、見え方がイマイチだったので写真はとらず仕舞い。

 

ホテルは海岸よりだいぶ高いところにあり、遊歩道もあるとのこと。

 

散策に出た渡辺さんの話ではビーチがあったと。でもけっこう下がって行ったので、戻ってくるのが大変だったそう。

 

他の人たちはお茶をして、お部屋にあったお菓子を頂いてノンビリしました。

朱鷺(とき)の巣ごもりという御菓子。結構おいしかったのでさっそくおみやげに購入。

 

 夕食は18:00から。

いつものことですが、私には食べきれないほどの量なのでご飯はなしに

 

 お腹いっぱいなので部屋に戻ってしばらく休んでからお風呂。

お風呂から戻ればまたまたおしゃべり。休んだのは0:00過ぎでした。

 

 


東京都立美術館で平松さん出品の展覧会

2023-10-19 14:38:04 | とねるずつながり

 2023.10.17(火)

 

とねるずの歩き仲間の平松さんが上野の都立美術館の展覧会に出品なさったとのことで出かけました。

 

 11:00 上野駅・公園口で待ち合わせ。

今回は、黒一点の権田さんも加わり全部で9人になりました。

権田さんがいらっしゃるので、今日のブログは写真が素晴らしいのと、文章力も私とはくらべものにならないのでお任せすることに致しました。(”あるきメデス”を開いてみてください

 

 私もほんの少しだけ写真を撮りました。でもピンボケばかりで悲しいのですが。

 

展覧会の前に昼食を済ませましょうと、そちら方面に移動中に見かけた大きな穴のあいたムクノキ。

公園口から上野の森美術館方面に行く途中にありました。

下の方はすっかり皮だけに近いほどの大きな穴。

小さい子供なら通り抜けられそう。(もぐろうとしているあなた、ちょっと無理かも…冗談です

上の方は青々と元気です。

 

みんなで一緒に食べられそうと思ったところは前日から改装工事中、仕方なく隣のビルへ。

そこは小さなテナントの入るビルなので、昼食はそれぞれ好みのものを食べるということで別々のお店に入りました。

 

 時間を決めて再集合。

揃ったところで都立美術館まで移動しました。

 

ほぼ満開の10月桜が目に入りました。(この写真では枯れ木にしか見えないのが残念

一部ズームしましたが・・。

 

都立美術館の外のエレベーター前の球体はいつ来ても見られますね。

 

さっそく展覧会会場へ。 でも・・・私の室内写真はほぼピンボケでした。

 

   一番最初にあった絵はすばらしいと思ったのに・・。

   

 

平松さんの作品(100号)がこちら。迫力のある秋の滝です。ご本人は昨年の方が好きと。

部屋の中ほどにあるということは、かなり認められたという証のようです。すばらしい!

 

帰りにお茶をしようと思いましたが、美術館の中もこのスターバックスでさえ人でいっぱいで座れず。仕方なくこんなところでお茶にしました。権田さん、篠崎さん、飯塚さんとは展覧会鑑賞後お別れしました

 

友部さんとは4月以来半年ぶりです。古くからのお仲間。

みなさん、こうして元気に出かけられることに感謝ですね。

 

 


とねるず 東武アーバンパークライン 七光台

2023-10-18 15:19:27 | とねるず

 2023.10.15(日)

 

 集合: 東武アーバンパークライン  七光台(ななこうだい) 10:00

 

 とねるずの歩きの日だというのに朝から冷たい雨。 

昔々ならこれくらいの雨はもちろん台風の時でさえ歩きましたが、あれからウン十年の今は・・・。                      

 

リーダーの青木さんもいろいろ考えて下さって、こんな日はムリしないで美術館はいかが?と提案してくださいました。

 みなさんOK!(のお年頃ですからね

 

 10:00 七光台駅に集まりましたが、野田市駅まで2駅戻ります。

 

 野田市駅前は6月にも9月にも10月の今もまだ整備中、ほとんど進んでいない気がします。

 

集合写真は美術館あたりで撮るとよかったのですが、雨が降っていたこともあって忘れてしまいました。

最後に野田市駅をバックに撮りました。今日の参加者は私を入れて7名。

 

 

目的の美術館は野田市駅から歩いて10分ほどのところ。(いつもなら10分のところでも1時間はかかる

茂木本家美術館(MIGI HONKE MUSEUM OF ART(MOMOA))です。(地図:斜線のところ

 

 歩き始めてほどなく、左手に弁天さまを祀った神社がありました。 

皆さんどんどん先に行ってしまうので、通りから写真だけ撮って追いかけました。

〇嶋神社とありますが、〇が読めない・・。 (弁財天の弁が旧字なのでこれも旧字かな・・)

※さっそくsaikoroatさんからメールで、私の読めなかった字は「厳島神社」と教えて頂きました。

持つべきは、物知り博士、良き友です。

 

入り口のところに湧水池があると書いてありましたので、帰りに先を歩いていた飯塚さんはじめ私たち数人が寄ると、後ろを歩いていた人たちも入ってこられました。

池はちいさい社殿の後ろにあり、通りからは全く見えませんでした。

どこから湧いているのかははっきりしませんでしたが、浮いている枯れ葉がゆっくりと右から左に動いていくので、なんとなくそちら方面らしいと分かりました。

 

湧水池のある〇嶋神社の先の右手にあった黒板塀のお宅。

長屋門からしてりっぱなものです。

行きは前の人に追いつかなければと急ぎ、雨も降っていたこともあって上を見上げなかったのですが、庭にはりっぱな赤松の木などがありました。(帰りに篠崎さんが気付いてみんなで見上げました

 

上のお宅の先が地図の突き当たりのところ、美術館の案内が立っています。

こちらのお宅だって塀の長さを見ただけでもすごいものです。

 

向かいのフェンス内に、最近あまり見かけなくなったセイタカアワダチソウ。

若いうちはとてもきれいと思いますが、これも外来種ですから増えすぎてもね。

 

 この先を曲がったところに美術館の入り口がありました。

 

雨が降っているのと、傘や資料などを持っているのとで写真もうまく撮れません。

玄関に入る前に傘を預けます。

 

玄関脇にあったこの木はカツラのようでしたが、姿もよく黄葉も始まってとてもステキです。

 

 中に入って右手のカウンターで入館料700円をお支払い。

小さなショップと奥にカフェもあります。

 

 スタッフの方に教えて頂かなかったら気がつかなかったことですが、

玄関を入って正面に大きな窓があってそこから庭が見えます。その景色がちょうど額に入った絵のように設計されていたのでした。

なるほど~ そして、手前の床に写った景色は池に映る景色と同じ効果と・・・。

正面に見える木はシマサルスベリ(白花)とのこと。

 

 

 いよいよ展示室に入ります。 

たくさんの方の絵や置物などがありましたが、ただ見て歩いただけになりましたので、作者のお名前もごちゃごちゃになりましたので、ここから先は写真を並べるだけになります。

 

入り口の絵

 

こちらは私の好きな中島千波さんの絵でしたのでよく覚えています。本当はサクラの絵が好きですが。

 

こんな案内がありましたが、天井の写真は撮り忘れました。でもどちらが富士山方面でどちらが筑波山方面か誰もはっきりとはわかりませんでした(正解が書いてなくて・・

 

こちらは、昔、展覧会も見たことのある片岡球子さんの絵でした。

途中で見えた庭と手前の銅像がとてもかわいくて・・・。

 

   

ここからは、今回の特別展示の川瀬巴水という方の版画展の行われている部屋に入ります。(恥ずかしながら私はこの方を今回初めて知りました

    

 

 室内はたぶん訳あってのことと思いますが、とても暗くしてありました。

   

 

本当は時計回りに進まないといけなかったのですが、先客がいらっしゃって、全員反対回りをしてしまいました。そのため解説なども後から読むことになってしまいましたが、ここでは先に持ってきたりと適当に並べました。

     

作品は12点あったのかと思いますが、うまく撮れず、たったの2点だけしかありません。

 

    ここからは旅で描いた図のようです。

      

 

    解説が細かくて読めませんね。要約するのも面倒で・・すみません。

    

  

川瀬巴水展の入り口にあったものです。

    これだけ作者の解説が写してありました。

     

 

 

 絵や版画等を鑑賞した後、

カフェから外にも出られるということで庭に出ることにしました。

 

係の方の説明をお聞きしているところ。

おやや、庭の向こうの板塀は・・、さっき通ってきたあの長い塀のお宅のような?

上のモミジ、本物は姿もよくてうっとり、もう少しで赤く変身しそうな気がします。

下の木は、最初に玄関の窓から見た額におさまったシマサルスベリです。

帰りに、前に見える板塀のことをスタッフの方に聞いてみると、やはり、この美術館をおつくりになった茂木本家さんとのことでした。

 

自分たちの傘は美術館に入る前に預けましたので美術館の傘をお借りして外に出ます。

 

 

何の花? 写真ではユキヤナギかウツギのようにもみえますが、季節からして違いますね

雨つぶが付いていますが、花はこんな形。

 

柵で囲われた先にあるのはうっそうとした森。

小さな祠がいくつか並んでいました。

正面には「稲魂社」と書かれた額のかかった土蔵造りのお社があります。

両脇にある木も数百年と思われるほど太くて大きな物、歴史を感じます。

横から見ると土蔵造りというのがよくわかります。(この右手にあった木は左にある木とは又別の種類(写ってない!)でしたが数百年級でしたよ

 

そして、お社の手前右手の手水舎の彫り物がみごとなのでした。(雨なのと暗いのとで写真がちょっと・・

狐の嫁入りの図

ストロボを焚くと光り過ぎてこれもよくわかりません。

唐獅子ボタンもあったのですがこれはちょっと違う?

帰りがけに見た茂木本家さんの蔵?

たわわに実ったカキの実も。

 

これはカフェにあった銅像だったかと。とてもステキなものでした。

 

大きな美術館ではないですが、どれもどれもステキなものばかりで、見せて頂いて幸せな気分になりました。(美術鑑賞を提案して下さった青木さんのおかげです

 

 これで美術鑑賞を終え、茂木本家美術館をあとにしました。

 

ちょうどお昼時でしたが、雨でお弁当を食べるところもないので、美術館の方に教えて頂いたお蕎麦屋さんを目指すことにしました。

 

ところが、その手前で、私は鳥居のある神社が気になって立ち止まったのですが、なんと、隣に長居のできそうなレストランがあるではありませんか!

神社は須賀神社とのこと。

お社がやはり土蔵造りでした。

 

 

 ランチはお蕎麦屋さんでなくこの須賀神社の隣のレストランに変更しました。

 

 皆さん、今日のサービスランチのハンバーグを注文。

サラダ、飲み物、今日は特別な日とかでデザートまでついて1000円!(写真は撮り忘れ

 

 おしゃべりも出来て14:00にようやく腰をあげて、帰途についたのでした。