今、私はネパール語の勉強を楽しくやっています。 日本での先生は多くの方がご存じかもしれない ’ネパールの花嫁’や ’スルジェ館物語’を書かれた平尾和雄さんです。
ネパールでネパール語の勉強を始め、日本に帰ってからも続けたいとインターネットで調べ、いくつかの候補を書き出しました。
どの先生にしようかと考えている時、偶然にもその中にディネシュさんの隣の家の人だという先生がいました。 日本にいる数あるネパール人の中で何と奇遇なことでしょう。 その方はどちらかというと私の近く、千葉県の松戸にお住まいでした。
ですが、話をしているとディネシュさんは平尾先生のことも知っていました。 平尾先生のお宅は我が家から2時間もかかるところなのでどうしようかと思案していたところに、ディネシュさんがわざわざ友人・ラヴィさん(平尾先生の奥さまのガイドさんでした)から、奥さまのケータイ番号を聞きだしてくれたのです。
申し訳なく思い、平尾先生の奥さまに電話を入れましたら留守電になっていました。 伝言を入れたところ、あとで奥さまからお電話を頂いてしまったのです。 これも何かの縁と他の先生には連絡は取らないまま平尾先生にお世話になることになりました。
高齢のため、なかなか頭に入らず、覚えの悪い生徒ですが、間違っても怒られることもないし、試験があるわけでもなし、知らない新しいことを覚えられるので楽しいことこの上ありません。
ちなみにネパールの先生も分かりやすく教えてくれ、初心者の私にはとてもいい先生でした。 12歳のお嬢さんとこんなかわいい小さなお子さんのお母さんでもあります。
ウルミラ先生とかわいいウットサブくんです。
約一カ月、お世話になりましたので、最後の日にウルミラ先生、ディネシュさんと私の3人で日本食レストランでお食事をしました。 ブログのブの字も考えてなかった時でしたので写真も撮らずにおしゃべりしながら過ごしました。
ホテルで出会った方が 「美味しい」 と言っていたので期待して行ったのですが、ちょっと期待はずれでした。 店の構えは大きく立派でしたが、いつも行っていた小さな日本食レストランのほうが感じもよく、味もいいと思いました。 いつかの中国料理と同じ経験をしてしまいました。
そういえば、いつか私も長期滞在(2年ほど)をして本格的にネパール語の勉強をしたいとトリプヴァン大学のヴィソバサキャンパスの見学にも行きました。
残念ながらお祭り期間で授業は休みでした。 教室などは見せて頂くことが出来、見学だけして帰りました。
先生・ディネシュさん、生徒・私一人だけの模擬授業。 誰もいないのでこんなことをして楽しんでしまいました。
そんなこんなで2009.10月(6回目のネパール訪問)の楽しい一カ月はあっという間に過ぎてしまいました。
私の日本でのネパール語授業の日、私と入れ違いに授業を終えて帰る若い男性がいます。 彼はネパールでも一つの同じ村にしか行かないとか。 たまたまカトマンドゥで知り合った人の生まれ故郷なのだそうです。 きっとそこが気に入ってしまったのでしょう。
実は、私もそんな自然な出会いを求めて訪問をしているのですが、まだいい出会いにめぐり合えないでいます。 いつかそんな出会いがあるといいなと思いながらまだまだ私のネパール訪問は続きます。
学校建設を・・・と思って始めた訪問ですが、のんびりしている間にもネパールの物価はどんどん上がっていくと思うと気が気ではありません。 もしかしたら、物価が上がり過ぎてレンガの土台くらいしか出来ないのではないかと不安にもなります。 が、あわてても仕方ないと思って過ごしているこのごろです。
まだまだいい出会いを求めてのネパールの旅は続きます。
次回、7回目のネパール訪問は2010年11月半ばからの予定です。 同じところを何度も訪れるので新しく紹介できるところがあるのかないのか・・・ まだ細かい予定はたてておらず、あちらに行ってから決めるつもりでいます。