20階の窓辺から

児童文学作家 加藤純子のblog
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木槿(むくげ)

2008年08月29日 | Weblog
 一週間ほど前から、木槿の艶やかな花びらが、次々とひらいています。
 ひとつ、ふたつ、みっつ・・・。蕾は、あと10個くらいはありそうです。
 ベランダの小さな植木鉢なので、花だけをうまく撮れません。マンションのテニスコートまで写ってしまい、木槿の美しさを際だたせられません。
 とってもきれいで、かわいいです。街路樹のどんな木槿よりも・・・と、親バカみたいですが。
 
 昨夏『木槿の咲く庭 スンヒィとテヨルの物語』(リンダ・スー・パーク著 新潮社)という本に感動して、買ってきた鉢植えの木槿です。
 花びらをひらき終えた木槿は、冬にはすべての葉っぱを散らし、丸坊主になって寒風に曝されながら、深い眠りについていました。
 春先、その木からうすみどりの小さな葉っぱが芽吹きました。
 芽吹いた葉っぱが大きく育っていくのを見つめながら、いまかいまかと花の咲く日を心待ちにしていました。
 そんな木槿の花を、まるで子どもの成長を見つめるかのように、いま、ほくほくした気持ちで眺めています。
 
コメント
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