作家の川北亮司さんが新刊を出版されました。
川北亮司さんと言えば、『マリア探偵社シリーズ』(フォア文庫・理論社)など、いくつものシリーズもので子どもたちに絶大な人気を誇る作家です。
その川北さんが今度は「将棋」物語にチャレンジ。
そう、川北亮司さんは、実は将棋の専門家でもあるのです。
主人公は、負けず嫌いで、将棋の才能の可能性を秘めた少年。
その少年がチームを組んで将棋大会で団体戦を争うことになります。
対戦相手としてあらわれたのが、なんと全員がサングラスをかけた、謎の3人組グラサン・レディス。
なぜグラサン・レディスは、試合を挑んできたのか。
緊張感のあるシーンを読んでいて、私が思わずにたっと笑ってしまったのは、グラサン・レディースのリーダーである少女の名前。
「ん?どこかで聞いたことがあるぞ」
(どんなお名前かは、読んでいただいてのお楽しみ!)
ミステリーであっても、どこかに遊び心を潜ませている川北さんのセンスに、思わずクスリと笑ってしまいました。
そして送られてきた「ラブレター」に指名されたとおりにいった病院で対局した、寝たきりの老人とは?
物語はミステリータッチで進んでいきます。
その折々にはさまれてくる、将棋の戦法。
うしろには、将棋についての雑学も書かれています。
読んでいると、将棋について興味がふつふつと湧いてきて、将棋をしてみたくなります。
「詰み」「金矢倉」「四間飛車」「一手詰め」など、将棋の専門知識が、物語を読みながらわかってきます。
ちなみに私は、はさみ将棋しかできません。
いつだったか川北亮司さんに、私が性急になにかをやろうとしていたとき、こういわれたことがあります。
「カトウさん、王手飛車取りじゃ、うまくいかないよ。歩でこつこつ行かなくちゃ」
将棋は、人生をも教えてくれるゲームなのかもしれません。
皆さま、ぜひお読みになってください。
川北亮司さんと言えば、『マリア探偵社シリーズ』(フォア文庫・理論社)など、いくつものシリーズもので子どもたちに絶大な人気を誇る作家です。
その川北さんが今度は「将棋」物語にチャレンジ。
そう、川北亮司さんは、実は将棋の専門家でもあるのです。
主人公は、負けず嫌いで、将棋の才能の可能性を秘めた少年。
その少年がチームを組んで将棋大会で団体戦を争うことになります。
対戦相手としてあらわれたのが、なんと全員がサングラスをかけた、謎の3人組グラサン・レディス。
なぜグラサン・レディスは、試合を挑んできたのか。
緊張感のあるシーンを読んでいて、私が思わずにたっと笑ってしまったのは、グラサン・レディースのリーダーである少女の名前。
「ん?どこかで聞いたことがあるぞ」
(どんなお名前かは、読んでいただいてのお楽しみ!)
ミステリーであっても、どこかに遊び心を潜ませている川北さんのセンスに、思わずクスリと笑ってしまいました。
そして送られてきた「ラブレター」に指名されたとおりにいった病院で対局した、寝たきりの老人とは?
物語はミステリータッチで進んでいきます。
その折々にはさまれてくる、将棋の戦法。
うしろには、将棋についての雑学も書かれています。
読んでいると、将棋について興味がふつふつと湧いてきて、将棋をしてみたくなります。
「詰み」「金矢倉」「四間飛車」「一手詰め」など、将棋の専門知識が、物語を読みながらわかってきます。
ちなみに私は、はさみ将棋しかできません。
いつだったか川北亮司さんに、私が性急になにかをやろうとしていたとき、こういわれたことがあります。
「カトウさん、王手飛車取りじゃ、うまくいかないよ。歩でこつこつ行かなくちゃ」
将棋は、人生をも教えてくれるゲームなのかもしれません。
皆さま、ぜひお読みになってください。