古くからの作家の友人、山末やすえさんが新刊をだされました。
『あえてよかったね』(くもん出版刊)
ひいおばあちゃんの「ひばちゃん」は、とってもしあわせに大家族で暮らしています。
ひいおじいちゃんや、息子であるおじいちゃんは、とっくに死んでしまったというのに。
近頃、ちょっと記憶がおぼつかなくなってきた「ひばちゃん」と、曾孫である姉妹の交流が、ゆったりとした筆致で描かれています。
そしてなにより、「ひばちゃん」の言葉がステキです。
山末さんのやさしさが、勇気をなくしている子どもたちの背中を、そっとあと押ししてくれています。
どんな言葉か、ですって?
それはぜひお読みになって、たしかめてください。
さらには、「オウム」や「アシタバ」「ビーズ」「折り紙」「色エンピツ」・・・。
そんな魅力的な小道具が、作品にかがやきを与えています。
やはりこういった小道具の使い方が、さすがベテラン作家です。
お見事というほか、ありません。
その使い方のひとつひとつに、心がぬくもります。
ぜひお読みになって、山末さんのやわらかな世界をどうぞご堪能ください。
『あえてよかったね』(くもん出版刊)
ひいおばあちゃんの「ひばちゃん」は、とってもしあわせに大家族で暮らしています。
ひいおじいちゃんや、息子であるおじいちゃんは、とっくに死んでしまったというのに。
近頃、ちょっと記憶がおぼつかなくなってきた「ひばちゃん」と、曾孫である姉妹の交流が、ゆったりとした筆致で描かれています。
そしてなにより、「ひばちゃん」の言葉がステキです。
山末さんのやさしさが、勇気をなくしている子どもたちの背中を、そっとあと押ししてくれています。
どんな言葉か、ですって?
それはぜひお読みになって、たしかめてください。
さらには、「オウム」や「アシタバ」「ビーズ」「折り紙」「色エンピツ」・・・。
そんな魅力的な小道具が、作品にかがやきを与えています。
やはりこういった小道具の使い方が、さすがベテラン作家です。
お見事というほか、ありません。
その使い方のひとつひとつに、心がぬくもります。
ぜひお読みになって、山末さんのやわらかな世界をどうぞご堪能ください。