20階の窓辺から

児童文学作家 加藤純子のblog
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『暮らしの道具 ピカイチ事典 2009~10年版』(カタログハウス刊)

2009年04月06日 | Weblog
 テレビや雑誌や、折り込みチラシなどでおなじみの「通販生活」のカタログハウスの本、『暮らしの道具 ピカイチ事典』の2009~10年版が発売されました。

 通販生活とは、もうかれこれずいぶん長いおつき合いになります。
 その昔、『暮らしの手帖』という本が「暮らしの手帖社」から出ていた頃は、電化製品でも生活の道具でも、いい品物を選びたいと思ってまず手にとってページを繰ったのが、『暮らしの手帖』でした。

 でもずいぶん前から、その役割を担ってくれているのが、この「通販生活」の『暮らしのカタログ ピカイチ事典』です。
 ここで紹介されている商品は、さまざまな実験などを試みて、読者に紹介してる商品ばかりなので安心できます。
 
 私の仕事部屋は、北西に面していて、これからの季節、とくに真夏は地獄と化します。超高層の20階に差し込む西日といったら、言葉にしようがないくらい、ハードなものです。
 午後の時間を過ぎたころからまるで拷問のように照りつけるのです。
 カーテンをしめて、さらにすだれをつけて・・・。
 さまざまなことを試みましたが、机に向かっている私の左手の窓から差し込む日差しは、どう工夫をしようが、解消されるようなヤワなものではありませんでした。
 真夏になると、仕事部屋のエアコンは、常にうなり声をあげています。
 パソコンに向かっている私の、後頭部のあたりからうなり声をあげるエアコンの力に、体もそのうち悲鳴をあげ、夕方ごろになると頭痛に悩まされることもしばしばでした。

 それが、この通販生活の「ピカイチ事典」に載っていた「遮熱カーテン」をつけてからは、まるで嘘のように快適な空間にかわったのです。
 うすいグレーのカーテン地は、生地そのものも繊細なくらいやわらかくてうすく、けれど裏側はアルミ箔にように、きらきらしています。
 実は、このアルミ箔のようにきらきら織りこまれている生地が、夏の熱さを完全にシャットアウトしてくれる優れものだったのです。

 薄地のやわらかいカーテンなので、朝から窓一面にひいていても圧迫感がありません。ベランダの花々も、カーテンごしにうっすらと見えるくらいですから。
 むしろ、深海にもぐりこみ、しーんと静まりかえったおだやかな空間を漂っているような、落ち着いた気分になります。
 そしてなによりこのカーテンをしてからは、真夏の日差しがまったく気にならなくなったのです。ダッシュでつけていたエアコンもドライですむようになりました。

 どれくらい、私がこのカーテンに首ったけか、この『2009~10年版」をお読みいただければおわかりになると思います。
 そこに、私を取材してくださった写真が掲載されていますので。
 カタログハウスの編集者である、NさんとOさんにはたいへんお世話になりました。
 とにかくこのおふたりは、あらゆる商品のプロです。
「こういう品物はないでしょうか?」
 と、ちょっとお尋ねしただけで、一番ベストと思われる商品の名前が咄嗟にでてくるのですから。
 こういった、まるでいくつもの専門を掛け持ちしていらっしゃる研究者のような、あらゆるものに精通しているプロたちが作っている本なのです。
 まさに研究者のような目で厳選された商品だけが、この通販生活の『ピカイチ事典』に掲載されていることを今回改めて知り、ますます私は通販生活のファンになってしまいました。

 皆さま、どうぞお読みになってみてください。
コメント (2)
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