楚々としたうつくしさを誇っていたソメイヨシノも、すっかり葉桜になってしまいました。
気がついたら、青葉の季節へと、雑木林がすがたを変えています。
そんな青葉の道を歩いていて、目に飛び込んでくるのが八重桜。
八重桜は深い紅いろで、濃密な色香を漂わせています。
花びらだけみると、とってもゴージャスで、うつくしいです。
けれど日本人はどうやら、この八重桜の挑発的でゴージャスなうつくしさより、ソメイヨシノの儚げで控えめなうつくしさのほうに、より心を奪われるもののようです。
そんなことを思ってしまうのは、いま読んでいる、作家の高橋源一郎氏と翻訳家の柴田元幸氏、おふたりの対談集のせいかもしれません。
「Look at me」感、(自我)を消し去っているという、近代文学の起源あたりについてのくだりを・・・。
今夜は北句会にお邪魔します。
今月の兼題は「ひかりorきらきら」です。
あとは自由句。
気がついたら、青葉の季節へと、雑木林がすがたを変えています。
そんな青葉の道を歩いていて、目に飛び込んでくるのが八重桜。
八重桜は深い紅いろで、濃密な色香を漂わせています。
花びらだけみると、とってもゴージャスで、うつくしいです。
けれど日本人はどうやら、この八重桜の挑発的でゴージャスなうつくしさより、ソメイヨシノの儚げで控えめなうつくしさのほうに、より心を奪われるもののようです。
そんなことを思ってしまうのは、いま読んでいる、作家の高橋源一郎氏と翻訳家の柴田元幸氏、おふたりの対談集のせいかもしれません。
「Look at me」感、(自我)を消し去っているという、近代文学の起源あたりについてのくだりを・・・。
今夜は北句会にお邪魔します。
今月の兼題は「ひかりorきらきら」です。
あとは自由句。