20階の窓辺から

児童文学作家 加藤純子のblog
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三角巾依存症

2019年02月13日 | Weblog

              

 お出かけするときだけではく、家にいるときにも、三角巾をしていました。

 パソコンに向かうときは、キーボードを打つのも、マウスを動かすのも、右手がかなり動きます。

 それで不安になり、つい三角巾に頼るということになります。

 食事の支度をしているときも、変に腕を動かし過ぎないようにと・・・・。

 

 でもリハビリの先生からは、「あ、骨が剥がれちゃう!」って思うくらいの、リハビリをやっていただいております。

「骨が、剥がれたらどうしようって、思っちゃう」と、半べそで言ったら、

「絶対大丈夫、これくらいしないと、腕が動かなくなりますよ。カトーさん、僕たちを信用して」と。

「でも、これ、拷問ですよ、いった〜い、拷問!」と半泣きでいうと、

「痛くないと、リハビリじゃないですよ。カトーさん、頑張って」と、優しい声で言いながら、地獄の拷問リハビリが続きます。

「私みたい人、います?」

「いっぱいいますよ。その人たちを治しているんだから、大丈夫」

 なんだか、年下には思えなくて、「おじさま、助けて!」という、不安な心境になります。

「カトーさん、怖がり?」

「すご〜く、怖がり」

 そうか〜、と言いながらも、またグイグイ手を伸ばしたり、ひねったり、揉んだり・・・。

 

「それにね、家にいるときは、もう三角巾を外しましょう。ずっと三角巾をしていると、「三角巾依存症」になってしまい、外すと恐怖を感じるようになってしまうので・・・」と。

 

 ただ一つ、よかったことは、バスルームをリフォームしておいたこと。

 TOTOの魔法瓶浴槽というバスタブは、浅いし、手すりがあちこちについていて、床も、ほっからり床といって、温かくて滑りません。

 体を洗うのも、衣服の着脱も、全く問題なく一人でできます。

 バスタブに体を横たえると、浮力で腕が上がります。体を腕を、思い切り温めている瞬間は天国です。

 寝るときは、さらに、腕にモイストヒートパックを乗せて温めています。

 

 そんなわけで、まだ腕は痛くて、うまく上がりませんが、今月末を、自分では一区切りとしようと思っています。

 先日からは脅されたので、三角巾も外してリハビリや、お出かけなどをしています。もちろん杖もなしで・・・。

 今後も、腕のリハビリはしばらく続けますが、3月からは予定通り、通常営業にしようと決めています。

コメント
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