テレビで、パイプオルガンで、バッハの「トッカータとフーガ」の演奏をしていました。
夜、この位置で見るのは、骨折した夜以来。
トラウマがあって、リビングのこの位置に、なかなか行くことができません。
でもパイプオルガンの素晴らしさに魅せられて・・・。
すばらしい演奏でした。
パイプオルガンといえば、上野の、芸大の隣にある、「旧東京音楽学校泰楽堂」です。重要文化財で、すごく古い建物でした。
そのため、リニューアル工事をずっとしていましたが、再開しているようです。
かつては、上野の森で、美術館巡りで疲れるとここに入り、時間が合えばパイプオルガンの荘厳な音色の、自動演奏が聴けたものです。
異世界に紛れ込んでしまったような、静寂さの中で、床がギシギシするような昔の教室の中で、パイプオルガンの演奏を聴くのは、至福の時間でした。
写真のは、テレビではありますが、音響も整えてあるので、ここで聴く音楽はサイコーです。
また4Kの美しい映像も、すばらしいです。
ただ、この場所で骨折したので、まだ、そのトラウマから抜けきることができず、それだけが気持ちに蓋をしたままです。
そこから解放されるのには、もうしばらく時間がかかりそうです。