20階の窓辺から

児童文学作家 加藤純子のblog
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神無月

2022年10月01日 | Weblog
             

今日から10月。
神無月。
日本中の神様が、出雲へ大集合します。
以前、出雲に行った時、その、神様たちが集まると言われている、海辺から入った路地にある、神様たちの家を見てきました。

また、島根県立古代出雲歴史博物館の、幻の巨大神殿の前に立つと、梅原猛が『葬られた王朝』で、スサノウノミコトやヤマト王朝は、いろいろが朝鮮半島からやってきたと書いていた、その言葉がリアリティを持って立ち上がってきます。

母方の祖先は元々は近江の商人でした。
ですが、その母方の従兄弟(Oちゃんと言います)が、多分、司馬遼太郎などの本を読みあさって、祖先のそのまた祖先の出自を調べたくて、韓国に何度か足を運んだようです。
「祖先は、近江にやってきた渡来人ではないか」と。

Oちゃんは、父方の従兄弟の、秩父のKちゃんとは、同級生で早稲田の法学部まで一緒の仲良しでした。
二人とも、私より一個年下でしたが、夏休みには3人で読書会などをやった仲良しでした。

Oちゃんの兄のHちゃんは、私より年上ですが同じく早稲田で、夏休みに「稲門会」でダンパなどを自宅でやって、女の子たちもぞろぞろいて、一度、コーラだと思ったら、彼にコークハイを飲まされ、リードされてダンスを踊ったことがあります。
目がくるくる回りました。

彼はすごく真面目な人なのに、そういうちょっと不良なところがありました。商人気質は大手企業のサラリーマンになっても一番、持っていた人かもしれません。

その弟のOちゃんに、「どうやら、我々のはるか昔の祖先は、朝鮮から来たようだ」と、聞いたことがあります。

父方の祖先は、武蔵野国の秩父神社。
母方の祖先は、はるか昔、朝鮮半島からやってきた渡来人の商人。

姉には父方の誇り高い血が濃く、私や弟には近江商人のような愛嬌の血が濃く、混じり合っているような気がします。
いろんな血が入っていて、面白い組み合わせの出自です。
コメント
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