20階の窓辺から

児童文学作家 加藤純子のblog
毎日更新。児童文学情報・日々の暮らし・超高層からの眺望などニュース満載。

週末はクリスマス

2021年12月21日 | Weblog
            

いよいよ週末は、クリスマス。
アドバンストカレンダーを開いているわけではありませんが、何となく、気持ちが浮き浮きします。
クリスチャンでもなんでもないのに・・・。
上の写真は、イコン。
パリの教会で買ってきたものです。

机の上の棚にいつも置いています。

            

それから知り合いの方にプレゼントしていただいた、手作りのテディベア。
ツリーの足元に飾っています。
右足の裏には「Junko」とネームが刺繍してあります。

かといって、クリスマスだからと、チキンを焼いたり、ケーキを作ったりはしません。
高島屋でランチをして、お夕食は美登里寿司で、美登里寿司特有の、大穴子のにぎりの入った、一番おいしそうなのをテイクアウトして(クリスマスだから奮発して)、地下のヴィタメールで、ケーキを、夫と一つづつ買ってくるだけです。

気分だけ、クリスマス。
でもカーペットの上に、もみの木がちらほら、落ちている。汚いな(涙)。

年賀状の宛名印刷。
印刷屋さんが徹夜してくださったようで、土曜日の朝、届きました。
これなら、クリスマスまでに、お年賀状投函、夢ではなくなりました。

来年からは中も宛名も、すべてお願いしようと思っています。

自宅での宛名印刷、本当に大変ですから。
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コールドムーンと朝焼け

2021年12月20日 | Weblog
            

朝、起きたら、今年最後の満月。
コールドムーンが、朝焼けの空の上に浮かんでいました。
12月の満月を、コールドムーンと呼ぶには理由があるそうです。

12月は太陽が昇っている時間が短く夜が長いため、寒い日が多い。
こうした、ネイティブアメリカンの日々の風習や、生活から生まれた言葉から、12月の満月をコールドムーンと呼ぶようになったそうです。
茶色の街並みが、まるでアメリカの中西部に多い、赤い山々のように見えます。

あけぼの色の空は、柔らかなオレンジです。
しばらくすると、満月は空の向こうに消えていきます。
凍てつく、仕事部屋のベランダに出て、息を吸い込んで、スマホを向けました。

「あざみあざやかなあさのあめあがり」    山頭火

今朝は、R子ちゃん主催のリモートの勉強会がありますが、ずっと忙しかったので、テキストがまったく読めていません。2冊とも、図書館で借りてはありますが・・・。

おまけに、近頃は、パーマをかけて二ヶ月も持たず、髪が伸びてしまいます。
それでも美容院に予約を入れたら、暮れなので、ほとんどの日にちが埋まっていて、今朝の10時がやっと取れました。

R子ちゃん、今回は、ごめんなさい。パスさせてください。
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ブタペスト国立工藝美術館名品展

2021年12月19日 | Weblog
            

            
 
            

昨日は仕事も一段落つき、美術館巡りでもしたいなと思っていたら、どうやら上野の美術館は、それぞれ見たかったものが終了。

ブリジストン美術館も、リニューアルしてから行っていないのですが、汐留のパナソニック美術館の「ブタペスト名品展」が日曜までとか。

慌てて行ってきました。
予約制と出ていましたが、途中スマホで調べたら、「空きあり」と。
それで予約もせず、汐留で、のんびり、パスタや焼きたてパンの食べ放題なんていうのを食べて、パンパンのお腹でパナソニックに行きました。

リフォームの時は、何度も展示場に通い、「こうしたい、ああしたい」と、わがままをお願いした場所です。
でも工事中なのか、パナソニック展示場はクローズ?
仕方なく、石の階段を上まで登って行きました。

美術館に着いたら、待っている人で、椅子にたくさん座っています。
ええ!! と言う感じでした。
とにかく、受付の人に事情を話たら、「急なキャンセルが出たので、この時間はいかがでしょうか?」と、10分後の時間を指定してくださいました。
「こういう交渉は、ジュンコの方が得意」と、夫は、関わってもきません。

いよいよ中へ。
あまりの工芸品の素晴らしさに、息を呑むようでした。

ジャポニズムの影響を受けた、アール・ヌーヴォー。
パリ万博が、さらにジャポニズムの影響を広めたようです。
ガレというと、ランプ。
ガレの自然回帰も、昆虫のモチーフも、すべてジャポニズムの影響だそうです。
とにかく、美しい。
ガレ、ジョルナル、ヘレンド・・・・。
ジャポニズムへの憧れから始まっています。

アメリカのティファニーも、最初はガラス食器に、金属を流していたり。
ラスター彩の影響を受けた食器もあります。

驚いたのが、釉薬です。
日本では、釉薬は、素焼きしたものにながし、焼き上がったものと、作者が出会うのは、ある種、偶発性と、言える瞬間のようです。
ところが、西洋文化では、その釉薬も作り上げるものに合わせて配分し、化学者の力まで得て、完璧な形で釉薬を流し込むそうです。

それで、こんな絵画のような器や花器がが生まれるのかとびっくりしました。

素敵な展覧会でした。

ただ、どこもかしこも、撮影禁止。
それで、すごい作品を、ご覧いただけないのが残念です。
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サロンのお炬燵

2021年12月18日 | Weblog
            

一年間、毎月、毎月、4冊の本を書評に書いた「子ども図書館」の私の担当が、先日お送りした来年の3月号で、やっと終了です。
本を読み、選書し、書評を書く。
体力のいる仕事でした。

でもすごくたくさんの本を読めました。
出版社の編集者の皆さん、いつもたくさん、新刊をお送りくださって、ありがとうございました。
作家の皆さんも、ありがとうございました。
本当に助かりました。

年間、こんなにたくさんの児童書が、巷に出ているのです。
足の踏み場もないくらい、山積みの本に埋まっている仕事部屋。

その本たちの裏には、作家たちの、血の滲むような努力が込められています。
でも、毎年、こんなにたくさんの児童書が出版されているのだということを、本の山を見て、リアルに感じることもできました。
売れる本。2~3年で消えていく本。作家たちを悩ますところです。
毎月4冊の書評を書く仕事からは、たくさんの勉強をさせていただきました。


また『女の子たちのぼうけん』シリーズの3巻も、岩崎書店から、来年1月に刊行です。
表紙絵を描いてくださる画家さんの絵の進捗状況で、順番が、1巻からではありませんが。
それもたくさんの作家の皆さんにご協力いただきました。
わたしは、一応、ひっそり監修という形で、関わらせていただき(自分でも1篇、書きましたが)作家の皆さんのお原稿を読ませていただいては、手直しをお願いしたりしました。
また、多くのアンソロジーとの差別化を図るための、文章を挟み込んだり、細かい細工をしたり、楽しい作業でした。
岩崎書店の島岡さんには、本当に細やかにご配慮いただきました。
予約がそろそろ始まっているようです。
こちらも、先日、最後に出版の巻の、表紙絵も決まり、全てわたしの手は離れました。
どうぞよろしくお願いいたします。

「飛ぶ教室」の書評の仕事も、また刺激的です。
「飛ぶ教室」でのメインの書評を書くのは、いつも書き手として、読み手として、勝負の時間です。
切り口をどうするか、その切り口から、何を発見していくか。
そんなことを、全くジャンルの違う本から刺激を受け、突きつめていく。
それはそれは、面白い作業です。
読書タイムは、お行儀悪く、写真のサロンのお炬燵に、Yogiboに寝転んで読んでいます。

至福のひと時でもありますが、「これ!」という本と出会えたときは、思わず起き上がり・・・。熊のようにうろうろします。
さて、どうするか。
そして仕事部屋に飛んでいって、書棚から関係しそうな、別ジャンルの本を取り出します。

来年も、そんな刺激的な本に出会えることを、楽しみにしつつ・・。
今年の仕事は、ひとまず終えました。
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12月生まれお誕生日会

2021年12月17日 | Weblog
             

今年も翻訳家のMさんが、設定してくださいました。
「12月生まれのお誕生日会」
今年もリモートです。

児童書関係の皆さんと、いろいろ楽しいお喋りをします。
リモートになってから、遠方からもご参加くださり、とても嬉しいです。

皆さん、ビールとか、お飲みになっていらっしゃるのでしょうか?
私は、アップルタイザーです。
南アフリカの、青りんご100%のアップルソーダー。
甘味料も添加物も入っていません。

だからグラスに入れると、シャンパンみたいに、シュワシュワと。
グラスは、頂き物の、ティファニー。

さて、今夜、みなさんとお目にかかれるのが楽しみです。
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年賀状の宛名印刷

2021年12月16日 | Weblog
            

もうじき、クリスマス。
年賀状の投函は、クリスマスごろまで、といつも覚えています。

ところが印刷は、出来上がって、届けていただいているのに、自宅でやっている宛名印刷ができない。
夫が、自分の机の上の、Macのデスクトップのパソコンと、会社へ持っていっていくMacのノートブックを、プリンターと直接つなげて、あれこれやっていますが、昨年までやっていた、年賀状リストが、郵便局に変えられていて使えなくなってしまったそうで・・・。

宛名印刷だけお願いしようと、ネットで調べたら、中身とセットでなければ、ダメみたいです。
これから手書きで、なんて無理です。

そこで、印刷屋さんにお願いメールを出しました。
近々、年賀状を我が家に取りに来て、印刷してくださるそうです。
夫が、宛名のデータを、こうした形にと印刷屋さんから言われ、悪戦苦闘。
イライラカリカリの2日間でした。
でも無事、送れたようです。


そこからまた、印刷に時間がかかるでしょうから。

と、そんなわけで、お元日に配達していただけるように、間に合うか、どうか・・・・。

来年が、こんな苦難な年になりませんように・・・(笑)。
ま、ポジティブ・能天気人間なので「終わり良ければ、すべてよし」と、2021年の暮れの出来事を、捉えておきましょう(笑)。
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読書会・忘年会

2021年12月15日 | Weblog
             

今夜は、友人たちとやっている、読書会の忘年会です。
皆さん、ビール片手にご参加かな?

今日はきっとおしゃべり中心の忘年会。
リアル会ならもっと楽しいのに・・・。

最近読んだ本の話などに、やっぱりなるのでしょうね。

読書会で話題になった「推し 燃ゆ」(河出書房新社・宇佐美りん)が、今年度のベストセラー3位だったようです。


昨日の腹部エコーの結果。
タニタの体組成計に、お風呂のたびに乗って測っていますが、7,5で標準と出ていた、その内臓脂肪。
「カトーさん、ちょっと太りました?」
「はい、コロナで3キロ」
「ほら、画像を見てください。腎臓と肝臓の隙間、ちょっと白くなっているでしょう。内臓脂肪ですよ」
「ええ!内臓脂肪なんか、なかったのに!」
「コロナで、そういう人、多いですよ。脂肪肝で、肝硬変になった人もいますよ。ほとんどの人が、問題ばかり・・・。でもカトーさんが気にしていた、子宮筋腫は、さらに小さくなって、石化しているから大丈夫です。食べ過ぎ注意ですね。あとはすべて、まったく問題ありません」

まったく問題ありませんと言われても、内臓脂肪が・・・。もう、ショック。
会計の方にまで話してしまいました。
「多いですよ、そういう方」彼女は、おおらかに笑っていました。

            

今はもう、こんな体にフィットした、キャリアウーマン風スーツなんて、絶対に着れません。最近は、体のラインの曖昧なお洋服ばかり。
真剣に、痩せなくちゃ。せめて太った3キロは、落とさなくちゃ。
脂肪肝なんてなってしまったら、大変ですから。
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柳宗悦

2021年12月14日 | Weblog
             

日曜美術館でもやっていましたが、柳宗悦が、まず「用の美」に出会ったのは、朝鮮の、日常生活に使われていた白磁の器です。

白磁染付。
単なる白磁ではありません。

それをみていて、慌ててスマホで撮ってきました。
秩父の父にもらった、リビングに飾ってある、李朝白磁の壺。
骨董品収集が趣味だった父が、結婚後、秩父に行ったら、毛布にしっかり巻いて、われないようにして、車のボンネットに、洋服などと一緒に入れてくれたものです。
「だったら、あれも欲しい、これも欲しい」と、他にも。


            

娘には甘い父でした。

それと、白磁の下に敷いているのが、京都の龍村美術織物の敷物。

宗悦は、思考・研究してから「美しさ」を分析するのではなく、まずは美しいと直感で感じる。
その自分の直感を大切にする。
それが宗悦の、「用の美」の原点でした。


隣に写っている55インチのテレビ画面に、いろいろが写っています。
Netflixのドラマをこれで見ると、サウンドバーも設置しているので、映画館で見ているような臨場感があります。

でも日頃は、夜はお炬燵に入ってYogiboに寝転んで、サロンの壁に貼り付けてある40インチのテレビで、ニュースなどを見ています。お行儀悪く。

今日は、早朝から、昨年できなかった、年に一度やっていただいている腹部エコーです。
さて、お出かけしてきます。
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冬の日ぐれ

2021年12月13日 | Weblog
            

ふと、リビングから、窓の外を見ると、夕日が落ちる瞬間です。

空には、一番星。
この時間の夕暮れの光景も、息を飲むような美しさです。

あたりが真っ暗になる、東京の夜景も、まばゆい美しさではありますが・・・。
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ペットボトル加湿機

2021年12月12日 | Weblog
               

もう写真がなくて、昔の写真から見つけ出したものです。

数年前の、パソコンの仕事部屋のデスクです。
今の机は、右も左も本の山。

冬になると、このペットボトルの加湿器が、簡単面倒なしで、ポコポコ、湯気を出して仕事部屋を潤してくれました。
パソコンも、二台くらい昔の、古い写真です。
今はこんな可愛いスピーカーは付いていません。

それで、先日も、お鍋を買いにカインズに行ったついでに加湿器を買いに、電気屋さんにいったのですが、簡単にお掃除ができて、温かい湯気が出るもの。と限定すると、昔の電気釜みたいな、全然スタイリッシュではないものばかりを、お店の人が指差します。

やだわ、あんな電気釜みたいな加湿器。
リビングに置いておくのが恥ずかしい。
「じゃあ、ペットボトル加湿器はない?」
「お客さん、そういうのを求めているのなら、可愛い小物屋さんで、加湿器の役割などほとんどしない、気分だけ加湿器って、お店に行った方が早いですよ」

わ、喧嘩っ早い、店員さん。
「あのね。二つ、見つけていただきたいの。ペットボトルのは、わかったから、冷たい空気の出る加湿器じゃなくて、あったかい空気のでる、スタイリッシュな加湿器」
「ああ、そんなのないですよ。あったかいのは。象印の電気釜式ですよ」

わわ、怖い。
「すみません。もう少し研究して出直します」

喧嘩腰の店員さんって、大丈夫なのかしら。
私は、優しい店員さんがいいな。
とにかく、ヨドバシ@アキバとかに、出直そう。

それにしても毎年、毎年、加湿器・・・。
いい加減フィットする加湿器と出会いたいですもの。
今、うちには3台の加湿器があります。

買ってきたときは喜んで使っていたのですが、やっぱりもっとスタイリッシュなのがほしい。
よし、時間ができたら、さがすぞ!
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