みーことふーこの山ある記

山歩きや身近な話など、あれこれ書いてます。

あいち・なごや周遊観光パスポートでトヨタ産業技術記念館 繊維機械館

2025-02-07 08:48:21 | お出かけ

名古屋市西区のトヨタ産業技術記念館に行ってきました。
「あいち・なごや周遊観光パスポート」を利用しての第9弾です。
ここは、トヨタグループ発祥の地に残されていた大正時代の工場を産業遺産として保存・活用し、設立された博物館です。
繊維機械館と自動車館があり、両方のガイドツアーに参加してきました。


エントランスには、豊田佐吉が発明した環状織機(1906年開発)が展示されています。
ガイドツアーの前にこの環状織機の実演を見学。
(写真の大型機は1924年に完成)
約100年前の機械が実際に動くことに感動します。
通常は杼(シャットル)を往復させてよこ糸を入れるのに対し、杼がぐるぐる周回してよこ糸を入れるという画期的な発明だったようです。


旧豊田紡織 本社工場模型。中央の煙突が後ほど出てきます。


まずは、繊維機械館です。
綿花の木がいろいろあるのを知ってびっくり。


大正時代に建てられた紡織工場で、柱や梁や赤レンガの壁をそのまま使用しています


昔の道具を使用して、綿から糸をつくる糸紡ぎ作業を実演していただけました。
手作業だとめちゃめちゃ手間がかかることがよくわかります。


水力を利用した水車式の「ガラ紡機」で糸づくりの様子を実演していただけました。
手回しのガラ紡機からの速さの違いにびっくり。
ちなみに、「ガラ紡機」というのは日本で発明された機械だそうです。


こちらの機械では、原料の綿(原綿)を入れると、


綿の繊維をほぐし、シート状のラップにしていきます


太い紐状のスライバにしたあと、練条機で数本のスライバを合わせて1本のスライバにします。
実演では、赤い筒の中にソフトクリームのようににゅるにゅる出てきて楽しい~。


祖紡機でスライバを引き延ばして撚りを掛けていきます。


リング精紡機では、さらに撚りをかけて細く、強く仕上げていきます。
どれも実演していただけてよくわかりました。


続いて、布を織る技術の発展を見ていきます。
元々、横糸をまとめた杼(ひ、シャトル)を通すのは人力でした。


豊田佐吉が発明した織機豊田式木製人力織機では、足の動作のみで、シャトルが動くようになります。
よく考えられていて驚かされます。


豊田佐吉が1924年に発明、完成した無停止杼換式豊田自動織機(G型自動織機)
すごいのは、シャトルの交換が不要で、たて糸が切れると自動で停止することです。
1人の作業者で30~50台を運転することが可能になり同時に動く様子を実演していただきました。


昭和初期の豊田自動織機製作所の組立工場で、チェーンコンベアを用いて流れ作業で組み付けていく様子を展示。


シャットルの木管を交換後に細い穴から糸を通す糸通し作業を疑似体験できます。
撚りがかかった糸の引きちぎれた際の反動をうまく利用していて、簡単に穴に糸が通ることにびっくり。
豊田佐吉が1924年に改善したシャットルで特許を取得しています。


最後に、エアジェット織機の実演です。
縦糸の色をコンピュータが選んで、入力した通りの画像に織りあげていきます。
あっという間に写真のような布を織りあげていきます。
見た目だけでなく、速さにも驚かされます。


1898年のスイス スルザー社製の蒸気機関。
直径4.7mのフライホイールと高圧/低圧の2本のシリンダーを備えており、9本のロープ伝動により発電機を回転させます。
これだけ大きな蒸気機関が動くところを見られるのはとても貴重なことだそうです。


約100年前の赤レンガに囲まれた「動力の庭」では、


発電用の蒸気機関から出る煙を排出していた煙突基礎の遺構を見学できます。
(最初に見た模型にあった煙突です)


トヨタ・パートナーロボットたち。


「パール」君によるバイオリン演奏も聞けます。
トヨタの発祥の地がここだったことも知らなかったですが、主だった機械の実演があってより興味を持って見学できました。


開運白蛇が出現!上之保三山 2

2025-02-04 08:36:04 | トレッキング

ここから、新しく整備された登山道を進みます。


ピンクテープが山頂まで続いています。


白蛇さんがいた~~!!


ようこそ女夫山(めおとやま)の看板も。
女夫山は双耳峰で、以前はカエルさんのいる山頂へ行くルートしかありませんでしたが、今回は女夫山西峰へ行けるようになりました。


白蛇さん、はじめまして!
青いリュックを背負ったかわいらしい干支の🐍です。
お天気がよければ、バックに御嶽山が見える場所に立っています。


頭の後ろは、このあと目指す城山が見えています。


切り株を利用したボードゲームまで用意されています。


いったん分岐まで戻り、


松本峠分岐を城山方面へ。
お地蔵さんには「元禄」の文字が彫られています。
古くから見守っていらっしゃるのですね。


上りが続きます。


唯一のロープ場。


この岩の上で


御嶽山が見えるはずなのですが、今日はまったく・・・。


左手の城山山頂までまだあります。


ようやく9合目。


この階段を上っていくと、


城山(じょうやま)山頂(462m)に到着です。
クマのジョーくんが待っていました~!


リュックと靴が青くなっています。
バックに見えるはずの御嶽山、やっぱり見えません。


どこからでもすぐに城山とわかる山頂の木は、実は2本のヒノキでした。


手前の山が、今日歩いてきた女夫山と天神山。


八幡神社でお参りして帰ってきました。


開運白蛇が出現!上之保三山 1

2025-01-31 05:57:14 | トレッキング

今日は、岐阜県関市上之保(かみのほ)の上之保三山(天神山~女夫山~城山)を歩きます。
去年チェーンソーアートめぐりで出かけているのですが、開運白蛇のチェーンソーアートが加わったという情報を見つけ、出かけてきました。


出発は前回と同じく、天神神社登山口。


赤い鳥居を過ぎると、


直登ルートと、ゆるふわ道に分かれます。
前回は直登ルートだったので、今回はゆるふわ道へ。


ゆるふわ?でもなかなかの急登を進むと、天神神社に到着です。


天神山・女夫山(めおとやま)方面へ向かいます。


天神洞分岐で天神山方面へ。


天神山山頂(340m)に到着です。
さらに展望台を目指します。


ウサギさんのチェーンソーアートが待っていました。


あれっ?白うさぎさんになってる~。


青い登山靴をはいた白ウサギさんと。


山を眺める後ろ姿もかわいらしいです。


ウサギさんに別れを告げ、天神洞分岐まで戻ります。


女夫山分岐を女夫山へ。


女夫山(めおとやま)では、カエルさんが待っていました~。


マグカップが金色になっています。


女夫山(めおとやま)山頂(340m)です。


このあと目指す、城山がきれいに見えています。
山頂の木が飛び出ているのでよくわかります。


カエルさんとお別れし、分岐まで戻ります。


御嶽山ビュースポット。
残念ながら、まったく見えず・・・。


ここからアップダウンを繰り返しながら進んでいきます。
つづく


カモシカさんはお昼寝中!猿投山

2025-01-28 08:18:40 | トレッキング

今日は、豊田市の猿投神社側から、今年初めての猿投山を歩きます。


猿投神社の主祭神は、日本武尊(ヤマトタケル)の双子の兄とされる大碓命(オオウスノミコト)です。
いつもと違って、お賽銭箱が大きい~!


境内の厳島社でもお参りしてから出発します。


赤いトロミル水車横を通り、


「お倉岩」を通過。


御門杉を眺めながら登山道に入ります。


ここで、ニホンカモシカに遭遇。
(一番上の写真も)すやすやお昼寝中のようです。


続いて、大岩展望台に到着。


東の宮の鳥居をくぐります。


東の宮でお参り。


今日は、中央アルプスや


南アルプスも見えています。


こちらは、大川入山。


かえる石で記念撮影。


猿投山山頂(629m)に到着です。


三角点で記念撮影。
あれっ?山頂のおさるさんがいない~!
前回は2匹に増えていたのに・・・。
撤去されてしまったのかなぁ。冬の間だけお家に帰っているのならいいのだけど。


御嶽山や


白山、


能郷白山、


伊吹山などもきれいに見えました。


帰りにもう一度同じ道を通ってみると、


なんと!同じ場所でまだ寝ています。
ぽかぽか陽気だったので、よく眠れるのかな?
久しぶりにカモシカさんに出会えてうれしかったです。


大縣神社~尾張本宮山~尾張信貴山~相澤山 2

2025-01-24 07:09:04 | トレッキング

尾張信貴山の本堂に進みます。


本堂の入口が開いています。


入鹿池。お天気がよければ、奥に中央アルプスが見えるのですが。


恒例の?浄め石を回し、


多宝塔へ。いつもはここで引き返すのですが、


今回は初めて別のルートへ。
この石段が尾張信貴山への表参道のようです。


途中、せせらぎ小径を進みます。


夏は水遊びができるようになっています。


分岐を相澤山(そうたくさん)方面へ。


上っていくと、


八大龍王と書かれた石碑があります。


中に入れる祠があり、


中はかなり広く、龍が祀られていました。


相澤山(206m)に到着。
眺望はありません。


分岐を


姫之宮方面へ。


けっこうな下り。


ここが姫之宮の奥宮です。


姫之宮の鳥居。


四季桜がきれいに咲いていました。


大縣神社の境内の「神宮遥拝所」


鳥居の先には、伊勢神宮があり、その間に熱田神宮があるのだそうです。
ここで熱田神宮、伊勢神宮の2か所のお参りができます。
しっかりお参りしてきました。


大縣神社~尾張本宮山~尾張信貴山~相澤山 1

2025-01-21 07:53:00 | トレッキング

今日は、愛知県犬山市の大懸神社(おおあがたじんじゃ)から尾張本宮山(おわりほんぐうさん)~尾張信貴山(おわりしぎさん)~相澤山(そうたくさん)を歩きます。


まずは本殿で参拝します。


今年のチェーンソーアートは、結構リアルなが2匹で2025の形になっています。


結ばれた厄除儺追布(なおいぎれ)とおみくじの量がすごい!
お正月にたくさんの人が訪れたのでしょうね。


姫の宮でも参拝します。


おとなりには、開運招福鳥居くぐりがあります。


おとながくぐるのはちょっと厳しいかも。


昨年までの作品。ここはもうこれ以上置けない感じです。
次はどこに展示されるのかなぁ。


縁結び祈願のむすび池。


宮池にはアオサギが。


鳥居をくぐり、


落ち葉の道を進んでいきます。


尾張信貴山との分岐。


この鳥居をくぐると、


長い石段が続きます。


もう少し。


尾張本宮山山頂(292.8m)大縣神社奥宮に到着です。


奥宮の裏側に三角点があります。


三角点で記念撮影。


今日は、名古屋の高層ビル群が霞んでいます。
当然、御嶽山や伊吹山など遠くの山は全く見えず・・・。


いったん下り、尾張信貴山にやってきました。


狛寅さん一緒に。
つづく


あいち・なごや周遊観光パスポートでリニア・鉄道館 2

2025-01-17 06:49:36 | お出かけ

リニア・鉄道館は屋外にも展示があり、↑ は大正時代に東濃鉄道(現在のJR太多線)で活躍した蒸気機関車。


N700系 新幹線電車は、


乗車できます。


3人席、初めて回転させました(笑)


グリーン車。
普通車、グリーン車、ともに座って食事ができます。
館内で駅弁を購入できるので、しっかり旅行気分が味わえます。


館内に戻り、2階へ。


展示車両を上から眺められます。


東海道新幹線開業60周年に合わせ、同じ1964年に誕生した「サイボーグ009」とコラボした企画展が開催されており、「N700S新幹線×サイボーグ009」コラボ・フォトスポットがありました。


収蔵車両エリアは歴史的・技術的にも価値のある貴重な車両が13両。
名古屋駅のシンボルともいえる大時計も再現されています。


これだけずらりと並ぶ姿は、圧倒されます。


国鉄バス 第1号車(岡崎-多治見、高蔵寺-瀬戸記念橋間で運転された、現存する最古のバス)


「N700Sプロジェクションマッピング」
浜松工場で実施しているロボットによる車両先端部の研ぎ作業(新幹線初)や


車両の走行風景などを見ることができます。


1階に戻ってきました。こんな風に正面から新幹線を見ることはないですよね~。


「新幹線シミュレータ」や「在来線シミュレータ」もあります。
運転シミュレータだけでなく、車掌シミュレータもあるんですよ~。


山梨リニア実験線のCG映像を使った走行体験ができます。


鉄道ジオラマは日本最大級の面積で、東京から大阪までの代表的な建物などが再現されています。
超電導リニアや700系、N700系新幹線、在来線など、JR東海を代表する模型車両の始発から夜間作業も含めた「鉄道の24時間」を見ることができます。


大阪、


名古屋、


東京。


浦島太郎や、桃太郎、一寸法師・・・などがジオラマの中に隠れていて、細かいところまで凝っていました。
鉄道にそれほど興味がなくてもしっかり楽しめました。


あいち・なごや周遊観光パスポートでリニア・鉄道館 1

2025-01-14 05:27:15 | お出かけ

今日は、名古屋市港区のリニア・鉄道館にやってきました。
「あいち・なごや周遊観光パスポート」を利用しての第8弾です。
前回の名古屋港ガーデンふ頭とは近い距離なのですが、一日でこちらまで回りきれず出直しました。


館内に入って最初に出迎えてくれるのが、一番上の写真の世界最高速度を記録した3つの車両です。
左が、C62形式蒸気機関車(1954年、狭軌鉄道の蒸気機関車としての世界最高速度(129km/h)を記録)
真ん中が、955形新幹線試験電車(1996年、電車方式による当時の世界最高速度(443km/h)を記録)
右が、超電導リニアMLX01-1(2003年、山梨リニア実験線で、当時の世界最高速度(581km/h)を記録)


車両展示エリアには、歴代の新幹線、在来線を含め39両の実物車両が展示されています。
こちらは、ED11形式 電気機関車。
大正時代にアメリカから輸入された車両です。


中はこんな感じ。


C57形式 蒸気機関車
1937年から製作された蒸気機関車で、展示車両はお召列車にも使用されたそうです。


東海道新幹線開業60周年を記念して東京駅、静岡駅、名古屋駅、京都駅、新大阪駅に設置されていたフォトスポットがリニア・鉄道館に集結していました。


名古屋はこれです。しっかりぴよりんも!


収蔵車両エリア
こちらは中に入れません。


手前から、しなの(クハ381形式 電車)、0系21形式新幹線電車、100系123形式新幹線電車、300系322形式新幹線電車。
だんだん先頭の形状が伸びてきているのがよくわかります。


東海道新幹線の開業時(1964年)から使用した0系。なつかしいです。


内部はこんな感じ。


食堂車もあります。


こんな感じだったのですね。


ドクターイエロー(922形新幹線 電気軌道総合試験車)
右手が100系の新幹線初の2階建て車両(食堂車)。


2階が客席になっています。


運営する4社それぞれテーブルクロスなどの装飾やメニューが違っていたそうです。


JR東海の券売機があり、新幹線の切符を名前入りで発券できます(もちろん無料)


この切符で


新幹線の改札を通れます。


富士山を眺めながらグリーン車でゆったり。
つづく


今年もまずは春日井三山

2025-01-10 09:49:12 | トレッキング

今年もまずは、愛知県春日井市の春日井三山を歩きます。


道樹山登山口から出発。


やや体力不足で


上りがきつい~。


名古屋の高層ビル群はかろうじて・・・。


道樹山(どうずさん)山頂の御岳神社に到着。


不動明王像の横を通過。


いったん下って、また上ります。


大谷山(425m)に到着。


また下って、最後の上り。


弥勒山山頂(437m)に到着です。


入鹿池方面。


名古屋の高層ビル群。
今日は遠くの山は霞んで見えません。


ヤマガラが何羽も寄ってきます。
ごめ~ん、今日は何も持ってこなかったぁ~。


春日井三山をバックに、菜の花が咲いていました。


「緑と花の休憩所」はお正月の飾りつけ。


春日井三山、今年もお世話になります。


尾張えびす大黒社の初えびす

2025-01-07 08:56:49 | ウォーキング

今日1月5日は「尾張えびす大黒社の初えびす」です。


自宅のパソコンからは未だにgooブログにつながりません。
2日からのシステム障害は徐々に復旧しているようで、普通に使えている方もいらっしゃるようですが、我が家はwi-fiもダメな状態で、ほんと困っています。
(もちろん、goo以外のネットはOKなので、ブログの更新で苦労しているだけですが・・・)


ご近所の宝生寺まで歩いてやってきました。


まずは宝生寺でお参り。


「尾張えびす」ののぼりの立つ坂道の参道を上っていきます。
これが、けっこうきついんです・・・。


りっぱな門松。


出雲大社と美保神社の御分社という「尾張えびす大黒社」でお参りします。
今年も健康で過ごせますように。

そのあとは、お楽しみの「こんにゃくの味噌田楽」(一番上の写真)
おいしくいただきました。


名古屋の高層ビル群と右手に藤原岳。


しっかり雪をかぶった伊吹山。


戻っていくと、


四季桜がきれいに咲いていました。


2025年 初山歩きは今年も東谷山

2025-01-03 15:00:35 | トレッキング

明けましておめでとうございます。
元旦は雲一つない、きれいな初日の出が!!


1月2日の朝から、サイバー攻撃によるシステム障害でgooブログがつながりません。
こんなことは初めてでびっくりです。

パソコンからとwi-fiはダメですが、なぜかモバイル通信からはつながることがわかり投稿しています。


今年も東谷山で初山歩きです。
いつもと違って、東谷山散策路を歩きます。


ひたすら階段を上っていくと、


東谷山27号墳の看板が!


この石組みが横穴式石室で、もとは墳丘で覆われていたらしいです。
東谷山には、横穴式石室を持つ古墳が50基もあったのだとか。


南社(みなみやしろ)古墳の看板。


墳頂に伊弉諾尊(イザナギノミコト)を祀る小祠があります。


いったん下って上り返します。けっこうきつい・・・。


中社(なかやしろ)古墳の看板。


墳頂に菊理媛命(ククリヒメノミコト)が祀られる小祠があります。


東谷山山頂(198.3m)の尾張戸(おわりべ)神社に到着です。
(尾張戸神社古墳です)


瑠璃釉磁器板の『尾張戸神社』の扁額。


展望台に上ってみると、


若干霞んでいるものの、名古屋の高層ビル群が見えています。


お天気もいいせいか、いつもより賑わっています。


猿投山方面。


下山の途中で、


いつもの「猫石」にお立ち寄り。


もう一度上り返し、帰ってきました。


「ドーソミコ」健在です。


あいち・なごや周遊観光パスポートで名古屋港ガーデンふ頭 南極観測船ふじ

2024-12-31 09:20:30 | お出かけ

名古屋港水族館、名古屋ポートビルに続いてやってきたのは、「南極観測船ふじ」です。
ふじは1965年(昭和40年)から18年間活躍した代目の南極観測船で、本格的な砕氷艦としては日本で最初の船です。


南極に取り残されながらも1年間生き延びて第3次南極観測越冬隊に救出されたことで有名となった「タロ」と「ジロ」の銅像が!


ふじが実際に使用していた雪上車や


プロペラ、主軸なども屋外に展示されています。


ふじの船内に入ります。


いきなり食堂で働く人が!


おいしそう~。


医務室の様子。


理髪室もあったんですね~。


各部屋のマネキン人形が雰囲気を再現してくれています。


第二居住区は、幹部乗組員と先任海曹を除く一般乗組員約105人分の居室で、約150㎡の空間に3段ベッド27台、2段ベッド14台が置かれています。
45度くらい揺れたらしいです。絶対気持ち悪くなる・・・。


ふじに採用された、電気推進方式エンジン。
氷が厚くて割れないときは、後進、前進を繰り返し、氷に体当たりしながら氷に乗り上げ、船の自重で氷を砕く「チャージング」航法で進むのだそうです。


実際に使用された、雪上車。


甲板にはS-61Aヘリコプターが展示されています。


初代南極観測船 宗谷の模型。


3階に上がると、総航行距離680,000km(地球17周分)の航海を支えたブリッジを見学できます。


位置確認レーダーや、船外確認の監視用モニター、他の乗組員と連絡を取るために使用された伝声管も。


操縦士の気分を味わえます。


ペンギンのイラストの描かれた旗が!

名古屋港水族館、名古屋港ポートビル、名古屋海洋博物館、そして南極観測船ふじ。
すべてまわったのでかなり疲れましたが、充実した1日になりました。


みなさま、今年もありがとうございました。
来年もどうぞよろしくお願いいたします。


あいち・なごや周遊観光パスポートで名古屋港ガーデンふ頭 名古屋港ポートビル&名古屋海洋博物館

2024-12-27 08:31:44 | お出かけ

名古屋港水族館に続いて、名古屋港ポートビルにやってきました。
水族館側とポートビルをつなぐ橋もちょっとおしゃれなデザインです。


ポートビルは白い帆船をイメージしているそうです。


最上階の展望室にやってきました。
地上53mの高さから名古屋港を一望できます。


名古屋港のお知らせ隊長ポータン・ミータンもクリスマス仕様。


帆船模型がずらり。


すぐ下には南極観測船ふじ。奥が名古屋港水族館です。


名古屋の高層ビル群もばっちり!


名港トリトン(名港西大橋、名港中央大橋、名港東大橋の3橋の愛称)もよく見えます。


鈴鹿山脈方面。


猿投山も。小さくてわかりにくいですが、ジブリパークの観覧車も見えました。


展望室の後は、名古屋港ポートビルの3・4階にある、名古屋海洋博物館へ。


飛島ふ頭にある自働化コンテナターミナルを100分の1の大きさで再現した電動模型。


船の入港から出港までをわかりやすく展示説明。


船の操縦体験ができる操船シミュレータ。
昼・夜の時間帯や晴れ・雨・嵐などの天候で変化する名古屋港を映像を見ながら船の操縦を体験できます。
大人でもなかなか楽しいです。


実物の舵輪やレーダーなどを使って船舶のブリッジを再現したスペースもあります。


コンテナに積み込まれるいろいろな荷物。


当然、車も。


コンテナを船に積み込むガントリークレーンの操作体験シミュレータ。
地上45mからのクレーン操作を楽しめます。


大航海時代の船の乗組員たちを支えた食料の展示など、6,000年以上も続く世界の船の歴史を学ぶコーナーもあり、知らないことがいっぱいでした。


あいち・なごや周遊観光パスポートで名古屋港ガーデンふ頭 名古屋港水族館 2

2024-12-24 05:19:54 | お出かけ

北館に続き、名古屋港水族館の南館をご紹介します。


こちらもあちこちにクリスマスの飾りが!


特別展「飼育係、南極に行く」を開催中。


名古屋港水族館が元祖の「マイワシのトルネード」
普段は一番上の写真のような感じですが、イベント時は音楽に合わせて約3万5千匹のマイワシが群れをなして泳ぐ姿は幻想的です。
今回は、クリスマスバージョンを見ることができました。


サンゴ礁大水槽の中ではダイバーさんが作業中


優雅に泳ぐ、ウシバナトビエイ。


難しいサンゴの飼育にも挑戦しているのだそうです。


ニモ(カクレクマノミ)も!


「でらます」の名古屋みなと振興財団 公式アンバサダー 我那覇 響


チンアナゴだぁ~。


チンアナゴもクリスマス。


「ウミガメ回遊水槽」では、アカウミガメ・アオウミガメ・タイマイがのんびり泳いでいる姿を見ることができます。


これが、エサやりの時間になると一転。
バトルが繰り広げられていました。


こちらは、ウミガメの赤ちゃん。


「くらげなごりうむ」では、約11種500点ものクラゲを展示されています。


世界最大のペンギンであるエンペラーペンギンをはじめ、南極大陸やその周辺の島々で暮らす4種類のペンギンを展示。


エンペラーペンギン、アデリーペンギン、ジェンツーペンギン、ヒゲペンギンの大きさの違いなどがはっきり分かります。


エサやりの時間。


泳ぐ姿も目の前で見られます。
久しぶりの水族館、しっかり堪能しました。


あいち・なごや周遊観光パスポートで名古屋港ガーデンふ頭 名古屋港水族館 1

2024-12-20 10:33:14 | お出かけ

今日は、名古屋市港区の「名古屋港ガーデンふ頭」にやってきました。
「あいち・なごや周遊観光パスポート」を利用しての第7弾です。
ここは1907年(明治40年)開港の名古屋港発祥の地で、パスポートで入場できる施設が4つあります。


まずは、名古屋港水族館にやってきました。
入口前には、ペンギンの郵便ポストが!


北館をご紹介。
入場して最初に出迎えてくれたのは巨大なシャチです。


ここで飼育されているアース君は体長6m!日本一大きいシャチなんだそうです。


お隣は親子のバンドウイルカ。


仲良く泳ぐ姿に癒されます。


館内はあちこちにクリスマスの飾りが!
↑ はベルーガのリース。


通路もクリスマスの雰囲気が味わえます。


大迫力のシャチやベルーガの骨格標本の展示。


水中観覧席からは、イルカパフォーマンスが行われるプールの奥から目の前に迫ってくるイルカたちの泳ぎを観察できます。


しおかぜ広場では、ケープペンギンがごはん待ち。


まだか、まだか、とみんなが集まっている中、


奥で黙々と巣作り?に励むマイペースな子も。


飼育さんが登場し、アジなどの魚をまるごともらっています。


夏は、外のこちらでえさをもらうようです。


このしおかぜ広場には、金鯱(きんしゃち)がいます。
名古屋の「日本一安心・安全でおいしい水」を飲める「常設型金鯱水(きんこすい)」で金鯱の口の中からペットボトルに水が汲めるようになっています。


「メインプール」では、シャチの公開トレーニングを見学できます。


同じく、「メインプール」のイルカパフォーマンス。


ベルーガプールでは、ベルーガの公開トレーニングを見学。


4頭のベルーガを間近に見られ、かん高い声の大合唱は飼育さんの説明が聞こえないほどの大音響。
びっくりです。
つづく