みーことふーこの山ある記

山歩きや身近な話など、あれこれ書いてます。

五箇山 相倉合掌造り集落

2024-08-30 08:33:38 | ウォーキング

今日は、富山県の世界遺産「相倉合掌造り集落」を歩きます。
合掌造りというと岐阜県の白川郷が有名ですが、今回はまだ訪れたことがなかった相倉(あいのくら)へ行ってきました。


約100~350年前の「合掌造り」と呼ばれる茅葺の家屋が20棟現存しています。


秋篠宮殿下御歌碑。五箇山を気に入って何度もいらっしゃっているそうです。


相倉集落全景撮影スポットの展望台への道は、熊の目撃情報があったため進入禁止になっていました。残念・・・。


この感じをもっと高い位置から見られるようです。


相念寺


ビューポイントから。


民宿に利用されている家屋はさすがにきれいです。


ひまわりの向こうに合掌造りの家屋が並びます。


五箇山に唯一残る合掌造りの原型である原始合掌小屋。


「天狗の足跡」というのがありました。


天狗が左足で踏み込み、向かいの山へ飛んで行ったときの足跡だそうです。
確かに、左足ですね。


白川郷に比べると静かでのんびりできます。
(ただし、めっちゃ暑い・・・)


廿日石(はつかいし)
雪原からこの岩が頭を出すと、あと二十日で集落内の雪がなくなるといわれているそうです。
かなり大きな岩で、冬の大変さがわかります。


地主神社


皇太子殿下(現・天皇陛下)御歌碑


相念寺の


裏手にもビューポイントが。
しっかり堪能しました。


帰りに、道の駅「白川郷」に立ち寄ると、


本物の合掌造りの家屋を移築し、建築過程を展示・解説されています。
屋根の傾斜は60度の急勾配!茅葺き屋根の履き替えは本当に大変そう。


合掌造りの構造が間近で(特に屋根の葺き替えの様子が目の前に!)先に見てから行くとよかったなぁと思います。


飛騨高山 松之木七夕

2024-08-27 08:33:51 | ウォーキング

飛騨高山郊外の松之木町にやってきました。
江戸時代から守り伝わる「松之木七夕」は、毎年8月6日に、男岩と女岩の両岩に大しめ縄を張り渡し、飾り提灯や、その年男の子の生れた家では藁の馬を、女の子の生れた家では糸巻きを吊し、牽牛織女の2星をまつり、五穀豊穣を祈る行事です。


国道の上に、藁の馬や糸車。
離れた場所からも見えています。


七夕岩に到着。手前が立石。右手中央は庚申様。


七夕岩は、大八賀川の両岸に立つ男岩と女岩の2つの大岩のことで、庚申様の左上が男岩。


国道を挟んで反対側が女岩。


男岩の下には荒神様と滝。


三十三番観世音菩薩


遊歩道などもあるようですが、あまりに暑いので今回はパス。


男岩から女岩まで直線距離約80メートル。


昔は一年中飾っておいたそうですが、今は縄の下に国道の橋ができ、切れると危険なので約一ヶ月後に下ろします。


道を渡って、女岩の下へ。


こちらは上まで行けるようです。


はずされたしめ縄がまとめてあります。


女岩から見た男岩


大しめ縄の下を車が通ります。
国道の橋ができたため、昔とはかなり景観が変わってしまったようです。


飛騨高山 桜山風鈴まつり

2024-08-23 07:49:49 | ウォーキング

今日は、飛騨高山で開催中の「桜山風鈴まつり」に出かけてきました。
これは、飛騨高山市の櫻山八幡宮で開催されているもので、約2000個の風鈴が飾られています。


見上げるほどの大鳥居


宮川にかかる宮前橋から。


古い街並みを歩き、


木造の一の鳥居に到着。


進んでいくと、


石造の二の鳥居です。


まずは、拝殿へ。


手水舎にも風鈴がたくさん!


櫻山八幡宮の拝殿でお参り。
周りはほとんど外国の方たち。
みなさん暑い中、お疲れ様です。


稲荷神社にも風鈴。


かわいらしいお顔の狐さん。


こちらが、絵馬殿。


風鈴がずらり。


絵馬殿の奥には急な階段が続いています。


上っていくと、櫻山秋葉神社がありました。


すぐ横に「狂人石」というのがあります。
この石にふれると狂人になるという言い伝えがあるそうです。
うっかりさわれません・・・。

それにしても、暑い~!!
高山は全然涼しくないです。
高山の古い街並みはもっと涼しくなってから出直すことにします。


乗鞍山麓五色ヶ原の森 シラビソコース 4

2024-08-20 07:30:28 | トレッキング

五色ヶ原の森 シラビソコースも後半に入っています。


苔生した岩の間を流れるシラベ沢


木の橋をいくつも渡ります。


マスタケ


シラビソ小屋に到着。


オオナルコユリの実


池が見えてきました。


雄池です。


苔がハート型?いやお尻の形?


横手滝が見えてきました。


木々の間から布引滝も!


梯子を下っていきます。


まだ下ります。


吊り橋を渡ります。


横手滝と吊り橋


さらに下りていくと、


布引滝の正面に出ました。


イワナがいました。


布引滝と、左手は桜根滝。
マイナスイオン、たっぷり。


布引滝の中央には招き猫?


脇の道を上っていきます。


布引滝、見納めです。


出会い小屋まで戻ってきました。
普段の半分くらいのゆっくりペースでしたが、ガイドさんにも恵まれ、楽しい山歩きになりました。
解説を聞きながらの山歩きはなかなか新鮮で、機会があったらまた別のコースにもチャレンジしたいです。


乗鞍山麓五色ヶ原の森 シラビソコース 3

2024-08-16 09:43:33 | トレッキング

わさび平湿原までやってきました。


リョウブ、


ツバメオモトの実


この辺りはお花がたくさん。


ソバナ


タマガワホトトギス


オタカラコウ、


サラシナショウマ、


コウモリソウの花


ミヤマシシウド、


サンカヨウの実


岩魚見(いわなみ)小屋に到着です。


水が冷たくて気持ちいい~。


ほぼ、中間地点。ゆっくりお昼休憩です。


キバナノヤマオダマキ


キツリフネ


コイチョウラン


天気がよければ、乗鞍岳が見えるはずですが・・・。


ノリクラアザミ


別のコースの入口のようです。


今回のルートの最高地点(1640m)のシラベ沢口。


橋を渡り、進んでいきます。


センジュガンビ


ツクバネソウ
つづく


乗鞍山麓五色ヶ原の森 シラビソコース 2

2024-08-13 08:11:09 | トレッキング

五色ヶ原の森の中を進んでいきます。


ハリブキ


おもしろい形のキノコ。


慎重に木の橋を渡ります。


溶岩台地なので、木の根元もほとんど土がない状態。


日雇声(ひよごえ)滝


さらに


進んでいきます。


オオバヤナギの巨木


籠尾清水までやってきました。


カメバヒキオコシ


沢の流れに癒されます。


岩の塊の上にシラビソなどの針葉樹が育っています。


ギンリョウソウ


ノリウツギ


ウスタケ


コメツガの松ぼっくり


まだゆるやかな上りが続きます。


オオバタケシマランの実


トリカブト


クルマユリの実


オヤマリンドウ


クロウスゴ
つづく


乗鞍山麓五色ヶ原の森 シラビソコース 1

2024-08-09 07:43:19 | トレッキング

今日は、岐阜県高山市の乗鞍山麓 五色ヶ原の森を歩きます。
五色ヶ原の全エリアはガイド同行の入山が義務付けられた特別な山域になっています。

私たちも事前に予約。
いくつかあるコースの中で、距離は一番長いですが、高低差は比較的少なく、幽玄の森と清らかなせせらぎ沿いを歩く「シラビソコース」を選びました。
普段、ガイドツアーに参加することがないのでドキドキしながら案内センターへ。
すると、たまたまこの日の「シラビソコース」参加者は私たち二人だけ!!


ガイドさんとセンターの車で出発地点の「出合い小屋」まで移動します。
途中の車止めゲートから先は、一般車両進入禁止になっています。


さっそく、ウドの花、


ブナの実(ソバグリ)を発見。


ここが「シラビソコース」の入口です。


ツタウルシ


ゴゼンタチバナの実


ガイドさんの説明を聞きながら、まったく案内板のない登山道を進みます。


沢の流れが気持ちいい~。


前半はゆるやかな上りが続きます。


スギゴケ


木の根が窓のように輪になった窓木。
山神様の通り道?


反対側から。


ゴゼンタチバナ


静かな雌池


階段を上ります。


マスタケ


今度は下っていきます。


沢まで下って休憩。


タケシマランの実


ヤグルマソウ、


コウモリソウ
つづく


中央アルプスの大展望が広がる、高烏谷山 2

2024-08-06 08:41:40 | トレッキング

木曽駒ケ岳を中心にした中央アルプスが見渡せます。


反対側は、木々の間から南アルプスが見えています。
甲斐駒ヶ岳、


鋸岳、


仙丈ケ岳。


タカネナデシコ、


ホタルブクロを発見。


奥社のさらに奥に三角点がありました。
高烏谷山山頂(1331m)です。


ここからは急な下り。


直径10センチを超える巨大なキノコ。


かなり下っていくと、


開けた場所に出ました。つが平というようです。
中央アルプスの山頂方面はかなり雲がかかってきました。


奥には栂平神社があります。


高烏谷のマツハダの看板に従って林道を進みます。


これがマツハダ。


マツ科の常緑針葉樹で、里山にあるのは珍しいそうです。
1本だけ残っていて、伊那市の天然記念物になっています。


登り返しがきつい~。


行きの道に合流し、ゆっくり下っていきます。


この辺りのアカマツも貫禄があります。
暑すぎてへとへとでしたが、展望がよくて楽しめました。
もう少し涼しいときに歩きたいです。


中央アルプスの大展望が広がる、高烏谷山 1

2024-08-02 17:35:05 | トレッキング

今日は、長野県の駒ヶ根市と伊那市にまたがる高烏谷山(たかずやさん)を歩きます。
出発は、高烏谷神社参道入口。


樹齢300年のアカマツ林の参道を進んでいきます。


高烏谷神社に到着です。


りっぱな本殿でお参り。


本殿脇の登山道を進みます。


なかなかの急登。


汗だくで進みます。


慰霊碑。


まだまだ登ります。


キバナノヤマオダマキ


オカトラノオ


あと少し?


山頂の高烏谷神社 奥社に到着です。


振り返ると、ど~んと中央アルプスが!


手前は伊那谷。


中央奥の尖っている山は宝剣岳。
つづく