大原三千院は、天台宗の寺院。
起源は8世紀、最澄が比叡山延暦寺を建立の際、梨の木の下に結んだ庵が始まりと伝えられています。
明治維新の後、京都市街地から大原に移り「三千院」と名付けられたのだとか。
由来は、「一念三千(いちねんさんぜん)」という天台宗の教えからで、心のわずかな動き(一念)の中にも、この世のあらゆる要素(三千)が備わっている、という意味なんだそうです。
御殿門から入り、玄関から拝観順路に沿って進むと、客殿を囲む庭園(聚碧園)です。(写真はお庭のみOK)
お庭を眺めながら抹茶をいただけるようになっているのですが、これがほぼ外国人!びっくりです。
宸殿の正面には、往生極楽院と庭園(有清園)
往生極楽院には国宝の阿弥陀三尊像が祀られています。
苔の美しいお庭にはわらべ地蔵が数体。
金色不動堂
観音堂
津川(りつせん)に架かる赤い橋と紅葉が人気の写真スポットです。
阿弥陀石仏(売炭翁石仏)
紅葉を満喫。
苔の緑に真っ赤なモミジが映えます。
雨に濡れて、よけいにきれいだったようです。
大満足で大原のお宿に向かいます。
つづく