みーことふーこの山ある記

山歩きや身近な話など、あれこれ書いてます。

あいち・なごや周遊観光パスポートで博物館 明治村 3

2024-11-29 08:19:47 | お出かけ

広い明治村の中をめぐっています。
大阪の呉服座(くれはざ)


坂東玉三郎主演の特別公演を行ったこともあり、NHKドラマ「わろてんか」のロケ地にもなっているようです。


東京の本郷喜之床。
屋号を「喜之床」と称する理髪店で、歌人石川啄木が2階を間借りして家族と暮らしていたそうです。


愛知県の半田東湯。


浴槽に入ることもできます。
(浴槽はなぜか、男湯と女湯がつながっているんですよね~)


京都の聖ザビエル天主堂。


内部がとっても素敵!


内陣には聖フランシスコ・ザビエルを中心に7体の聖像が鎮座しています。


金沢監獄正門。


金沢監獄中央看守所・監房。


廊下の左右に、監房の扉が並びます。


独房内の様子がわかるようになっており、別の独房では中に入って囚人体験もできます。


京都の宮津裁判所法廷。


法廷風景が再現されています。


新潟県の高田小熊写真館。


当時は強力なライトなどの照明設備がないため、北屋根の全面をガラス窓にしてスタジオの明かりが工夫されています。


長崎の大明寺聖パウロ教会堂。
外観は和風ですが、


内部は西洋ゴシック様式。


帝国ホテル中央玄関。


文豪ストレイドッグスのイベントで、左は江戸川乱歩、右は福沢諭吉らしいです。


フランク・ロイド・ライトの設計で、大正12年に建設された旧帝国ホテルの中央玄関部です。


メインロビー中央は、3階までの吹き抜け空間。
建物の内外は、彫刻された大谷石、透しテラコッタによって様々に装飾されています。
NHKドラマ「花子とアン」などのロケ地になっているようです。

子供の時に何回も訪れているはずですが、ほとんど覚えていませんでした。
広い村内を歩きまわって、もうくったくたです。でも、充実した1日になりました。


あいち・なごや周遊観光パスポートで博物館 明治村 2

2024-11-26 07:01:53 | お出かけ

博物館 明治村をめぐっています。
こちらは、山梨県の東山梨郡役所。
地方の大工さん達が見よう見まねで建てた“擬”洋風建築なんだそうです。


札幌電話交換局。


電話交換機。
電話交換手が手作業で電話回線を繋ぎ変えていたしくみを詳しく知ることができました。


東京の北里研究所本館・医学館。
北里柴三郎博士が伝染病の研究所として創立したものです。
NHKドラマ「花子とアン」などのロケ地。


静岡の西園寺公望別邸「坐漁荘」
明治の元老、西園寺公望が余生を過ごした別邸です。
NHKドラマ「わろてんか」や「まんぷく」のロケ地にもなっているようです。


ここも、ガイドさんの案内で内部を見学することができました。
調度品は、すべて「坐漁荘」で実際に使われていたものだそうです。


2階座敷からは、遠い山並みを背景に入鹿池を見渡せます。
移築前は駿河湾や伊豆半島を見渡す立地に建っていたそうで、お庭ごと移築し、当時の雰囲気を味わうことができます。


兵庫県の芝川又右衛門邸。


東京の品川燈台。
現存する最古の洋式灯台なんだそうです。


三重県の菅島燈台附属官舎。


伊勢湾に浮かぶ「神島」の灯台で実際に使用されていた回転レンズ。
真っ暗な室内に入ると、灯台レンズが点灯し回りだします。


長崎居留地二十五番館。


当時の雰囲気を味わえます。


神戸山手西洋人住居。


東京の日本赤十字社中央病院病棟。
おしゃれな換気塔が目を引きます。


病棟の内部。


名古屋衛戍病院(陸軍付属病院)


シアトル日系福音教会(旧シアトル住宅)


尾西鉄道蒸気機関車1号。


蒸気機関車12号。
明治7年にイギリスから輸入され、新橋―横浜間を走った蒸気機関車。
尾西鉄道での車両番号「12」を輸入当初の「23」に付け替えて運行中で、村内の『SLなごや駅』と『SLとうきゃう駅』間を乗車できます。
文豪ストレイドッグスのイベント中で、左が中原中也、右が太宰治だそうです。


三重県の宇治山田郵便局舎。
現存する最大の木造郵便局舎です。


円形の窓口カウンターやホールがおしゃれです。


あいち・なごや周遊観光パスポートで博物館 明治村 1

2024-11-22 08:47:52 | お出かけ

今日は、愛知県犬山市の博物館 明治村にやってきました。
「あいち・なごや周遊観光パスポート」を利用しての第4弾です。
博物館 明治村は、明治建築を保存展示する野外博物館として昭和40年に開村。
これまでに移築・復原した建造物の数は現在60を超えているそうです。
明治村の正門は、名古屋の第八高等学校正門。


神戸の大井牛肉店。


今も2階で「大井牛肉店」の牛鍋が食べられます。


京都の聖ヨハネ教会堂


京都にあったというのがびっくり。赤レンガのおしゃれな教会です。
NHKドラマ「エール」のロケ地だそうです。


東京の西郷從道邸。西郷隆盛の弟、西郷従道が建てた洋館です。
現在、明治村では「文豪ストレイドッグス」の謎解きゲームが行われており、若い人たちに人気のようです。
左が芥川龍之介、右が中島敦・・・らしい。


テーブルには食器などがセットされ、雰囲気が味わえます。


曲線が美しい階段。
普段この先は入れませんが、ガイドさんの案内で見学できることに。


暖炉の額縁飾りは瀬戸焼で、日本三景と富士山が描かれています。


2階のベランダは水はけをよくするため、足元が傾斜しているのだそう。


鹿鳴館で使われていた長椅子。


東京の森鷗外・夏目漱石住宅。
NHKドラマ「半分、青い」などのロケ地にもなっているようです。


「吾輩は猫である」にちなんで、至るところに小説のモデルととなった「名もなき猫」がお出迎え。


応接兼書斎では、漱石が執筆していた部屋の様子が再現されています。


ここにも猫ちゃん!


二重橋飾電燈。


鉄道局新橋工場内には、明治天皇御料車、昭憲皇太后御料車が。
内部を特別公開することもあるようです。


三重県庁舎。
明治12年に建設された、現存する最古の県庁舎。


京都市電。
日本で最初に営業をはじめた路面電車で、村内の市電名古屋駅から市電品川燈台駅まで乗車できます。


京都七条巡査派出所。


儀装車(信任状捧呈式の際に大使館から皇居への往復に使用されたもの)が特別公開されていました。


中も豪華です。
つづく


いたかの森(おんか山~根岳~ロバの背山~親鸞山)

2024-11-19 08:32:00 | トレッキング

今日は、名古屋市名東区のいたかの森(猪高緑地)を歩きます。


森の集会所駐車場(以前は名古屋市名東プールだったらしい)を出発して


すぐに現れるのが、塚ノ杁池(つかのいりいけ)


その先のこもれび池ではカメさんがひなたぼっこ中。


階段をひたすら上っていくと、


井堀の棚田(いほりのたなだ)に到着です。
(田んぼの向こう側は東名高速道路)


田んぼの畦道を進み、


あまり人が入っていないような道を上っていくと、


おんか山(62m)に到着です。


りっぱな、井堀の大クス


勢子坊(せこぼう)の竹林を通り、


長湫越し(ながくてこし)の分岐を親鸞山方面へ進みます。


ヤギさんが2匹。


鷹住山山頂(根岳 108.6m)に到着です。


さらに進むと、展望台が。


ここが、ロバの背山山頂(108m)です。


展望台からは、御嶽山がきれいに見えています。


こちらは、猿投山。右手には、モリコロパークの観覧車も。


さらに進むと、親鸞山山頂(111.6m)です。
名古屋で2番目に高く、名東区では1番高い山だそうです。(名古屋で1番高いのは東谷山)


御嶽信仰の三つの石碑。
今は木々に阻まれて見えませんが、昔はここから御嶽山がきれいに見えたのだと思います。


山頂の横は、しっかり住宅地。
ふだん歩く山でこういうところはまずないですよね。


御嶽神社でお参り。


桜がこんなに咲いてる~!


すり鉢池にはアオサギが佇んでいました。
いたかの森、住宅地の中にあるとは思えない、気持ちのいい散歩コースでした。


あいち・なごや周遊観光パスポートで清洲城とあいち朝日遺跡ミュージアム

2024-11-15 08:48:12 | お出かけ

今日は、愛知県清須市にやってきました。
「あいち・なごや周遊観光パスポート」を利用しての第3弾です。


まずは、五条川に架かる赤い大手橋を渡って「清洲城」を目指します。


清洲城は、織田信長の天下取りの出発点と言われるお城。
(現在の清洲城は、平成元年に再建されたものです)


天守閣の1階~3階ではさまざまな展示を見学。
最上階の4階では、「清州城再建のあゆみ」と触ってもOKの金のしゃちほこが。


最上階からの眺め。正面には、伊吹山が見えています。


名古屋の高層ビル群。すぐ横を東海道新幹線が頻繁に通ります。
(城跡は、この東海道新幹線によって完全に分断されています)


ビルの間に名古屋城が見えました。


ぐるりと一周。


金華山の山頂には岐阜城が!


大手橋と清州城をバックに。


城跡(清洲公園)に信長の銅像があります。


つづいて、「あいち朝日遺跡ミュージアム」へ。
ここは、東海地方最大の弥生集落「朝日遺跡」を紹介する遺跡ミュージアムです。


清須の朝日遺跡は、弥生時代前期から古墳時代前期(紀元前6世紀~紀元後4世紀頃)までの大規模集落。


1929年に貝殻山貝塚が発見され、その後1972年に道路建設にともなう大規模な発掘調査が行われているようです。
(現在の清洲ジャンクションの位置と重なっています)


キッズ考古ラボでは、農具のレプリカもあり、


弥生衣装体験などもできます。


銅鐸を触って音を鳴らすことも。


赤彩土器がモデルの立体パズル。
マグネットでくっつくので楽しみながら組み立てができます。


屋外は、史跡貝殻山貝塚です。


水田の向こうに、復元された高床倉庫や竪穴住居が。


貝層を復元した平面表示。


計12体の人骨も出土しているそう。
写真の「弥生人の葬送人骨」2体が実際に展示されています。
生々しいので?、ブログへの掲載はやめておきます。
ぜひ実際に訪れて見てください。


奥秩父の盟主 金峰山 3

2024-11-12 06:40:14 | トレッキング

五丈岩、本当にかっこいいです。
先ほどまでガスで真っ白だった、五丈岩の右に茅ヶ岳、金ヶ岳が見えていました。


岩場を上ると、


またまた、一瞬富士山が!


ゆっくり下山します。


岩場を慎重に。


小川山の岩峰群


行きは通らなかった、鉄山へ。


鉄山山頂(くろがねやま 2531m)に到着です。


少し荒れた道を通って元のルートへ。


ザレ場は慎重に。


金峰山山頂方面がきれいに見える場所まで戻ってきました。


五丈岩も行きよりはっきり見えています。


もう少ししたら紅葉がきれいそうです。


朝日岳山頂まで戻ってきました。


油断は禁物。


シラビソの樹林帯を


通り、無事に帰ってきました。


奥秩父の盟主 金峰山 2

2024-11-08 06:39:11 | トレッキング

開けた場所に出ました。


小川山や


瑞牆山も見えています。


あとはひたすら山頂を目指します。


もう少し?


岩のゲート?をくぐります。


金峰山山頂(2599m)に到着です。


山頂でくつろぐ前に、五丈岩へ。


五丈岩は高さ約15メートルで、甲府市御岳町にある金櫻神社の本宮とされています。
日本武尊(やまとたけるのみこと)が東征の際に五丈岩の下に社殿造営を命じたとの記録があるそうです。
「神霊の宿る岩として厚く信仰されて来た神聖なところです。岩に登る事は厳禁です」と看板に書かれていました。


五丈岩を横から。


五丈岩の反対側に回ってみました。
裏側と思ったこちらが正面のようです。
修験道の開祖、役小角(えんのおづぬ)によって奈良県吉野の金峰山から蔵王権現をお迎えし祀っているそうです。
五丈岩、間近で見ると迫力があります。


遠くの山は雲がかかってしまい、残念。


雲の上に仙丈ケ岳がちらり。


岩場で休憩。


八ヶ岳(権現岳、旭岳)


下山開始。


まずは、岩場を上り、


振り返ると、五丈岩が。


山頂で記念撮影。


三角点も。
つづく


奥秩父の盟主 金峰山 1

2024-11-05 06:34:02 | トレッキング

今日は、山梨県甲府市と長野県南佐久郡川上村にまたがる金峰山を歩きます。
金峰山は、長野県側では「きんぽうさん」、山梨県側では「きんぷさん」と呼ばれ、「甲州御岳山」という別名もあります。


出発は、山梨県山梨市の大弛峠。
ここは、標高2365メートルで日本で一番標高の高い車道峠です。


シラビソの樹林帯を進みます。


だんだん葉っぱが少なくなってきたと思ったら、


立ち枯れ状態?


朝日峠を通過。


木々の隙間から一瞬だけ富士山が!!


さらに進んで


岩を登ると、


見晴らしのいい場所に出ました。でもガスが・・・。


さらに登ると、


朝日岳山頂(2579m)に到着です。


雲の上に北岳!


一瞬、富士山も!!(すぐにガスがかかって隠れてしまいました)


金峰山山頂方面が見えました。


五丈岩も!


まだまだ~。


岩々の道を下り、


金峰山方面へ。


鉄山(くろがねやま)を巻いて進みます。
つづく


あいち・なごや周遊観光パスポートでトヨタ博物館

2024-11-01 09:42:55 | お出かけ

あいち・なごや周遊観光パスポート利用の第2弾は、愛知県長久手市の「トヨタ博物館」です。
「クルマ館」は、日米欧の代表的な車両約140台が展示されているそう。
1階のシンボルゾーンには、トヨタ初の生産型乗用車「トヨダ AA型乗用車」(1936年)が。


2階は、自動車の黎明期から日本車の誕生まで。
↑ はドイツで誕生したガソリンエンジン搭載第1号車。
「ベンツ パテント モトールヴァーゲン」(1886年)


こちらは、アメリカの「ベイカー エレクトリック」(1902年)
1830年代にはすでに電気自動車が作られていたことがわかり、びっくりです。


アメリカの「スタンレー スチーマー モデルE2」(1909年)
こちらは、蒸気自動車。
ちなみに、1900年時点のアメリカでは38%が電気自動車、蒸気が40%、ガソリンが22%だったそうです。


1910年代は、次々に豪華な車が誕生しています。
↑ はイギリスの「ロールスロイス 40/50HP シルバーゴースト」(1910年)


フランスの「ドゥローニー ベルビユ タイプ HB6L」(1911年)


ドイツの「ベンツ 14/30HP」(1912年)
いったいどんな人たちが乗っていたんだろうと思われるような高級車がずらり。


アメリカの「フォード モデルT ツーリング」(1909年)
1908年から1927年の間に15,007,033台も生産されたベストセラーカー。


「ダイハツ オート三輪 SA-6型」(1937年)


アメリカの「デ ソート エアフロー シリーズ SE」(1934年)
世界初の流線型デザインの量産自動車。
斬新過ぎてあまり売れなかったのだそう。


フランスの「イスパノ-スイザ K6」(1935年)
日本のナンバープレートがついています。


アメリカの「コード モデル 812」(1937年)
リトラクタブルヘッドライト装備。開閉は左右それぞれハンドルを使う手動式。
時代の先端を行きすぎてあまり売れなかったようです。


3階は1950年代から現代までの車が展示されています。
「トヨペット クラウン RS型」(1955年)
クラウンの初代モデル。


右は日本の「フライング フェザー」(1955年)
左は、ライトが一つなのが特徴的な「フジキャビン 5A型」(1955年)
どちらも面白いデザイン。日本車なのに全然知らない車です。


ドイツの「メッサーシュミット KR200」(1955年)
飛行機のコックピットのようなデザイン。


ドイツの「BMW イセッタ 300」(1959年)
ドアが前に開くんだね~と興味津々で見ていたら、


なんと!特別にドアを開けて見せていただくことができました 
めちゃめちゃ画期的なデザインに感動です。


「スバル 360 K111型」(1959年)
これは、見たことある~!!


企画展「日本のクルマとわたしの100年」が開催されており、女性ドライバーの広がりのコーナーには、「ダットサン 16型 セダン 」(1937年)が。


「クルマ文化資料室」では、「移動は文化」をテーマにミニチュアカー、ポスター、カーバッジ、自動車切手、自動車玩具、プレートなど約4,000点が展示されています。


約800台のミニチュアカーは圧巻。


イギリスの「デロリアン DMC12」(1982年)
1985年公開の映画「バック・トゥ・ザ・フューチャー」にタイムマシンとして登場したことでも有名な車も見られます。


イギリスの「スイフト 9HP」(1905年)
こちらは、乗って記念撮影もできます。


「トヨタ ボンネットバス」(1963年)
こちらも乗ることができます。

トヨタ車だけでなく、よくこれだけの車を集めたものだと感心するばかり。
車にあまり興味がなくてもかなり見ごたえがあります。
車が好きな人にとっては1日では足りないくらいかも。