みーことふーこの山ある記

山歩きや身近な話など、あれこれ書いてます。

偏光グラスでびっくり!

2019-07-30 12:25:52 | トレッキング
山歩き用に、軽くてUVカットの偏光サングラスを購入しました。
今まで使っていたものと比べると本当に軽い~(わずか16gなのです)

さっそく山で使ってみました。
いつものようにデジカメで写真を撮り始めると、カメラを縦にしたときに画面がめちゃめちゃ暗くなるのです。
カメラがおかしくなった???
それとも私の目がおかしい???

どうやらサングラスの影響のようです。

うちに帰ってから調べてみると、
液晶画面の偏光フィルターの格子と偏光グラスの格子が90°になると、格子同士が光と完全に遮断するため光が透過しないんだそうです。




ただし、すべての偏光サングラスでこういうことが起こるわけではなく、夫のサングラスでは縦でも横でもまったく見え方は変わりません。
まさか、こんなことがあるなんて、予想もしていなかったのでびっくり。
カメラを縦に構えるときだけサングラスを外さないといけない状態で、けっこう不便です。

サンカヨウを探して 天生湿原~籾糠山 4

2019-07-26 08:36:03 | トレッキング
天生高原湿原に戻ってきました。


ラショウモンカズラ、


ニリンソウ、


クルマバツクバネソウ、


ツバメオモト、


ツマトリソウ、


タテヤマリンドウ、


ミツバオウレン、


ミズバショウ、


ナナカマドと、たくさんのお花を楽しみながら無事、天生峠まで帰ってきました。


帰りに、国道360号沿いの白山展望ポイントで。


まだまだ雪がありますね~。


天生三滝の中滝。


こちらは城山展望台からの白川郷です。


雪の白川郷が有名ですが、


初夏の白川郷もすてきです。

サンカヨウを探して 天生湿原~籾糠山 3

2019-07-23 07:22:06 | トレッキング
山頂を目指し、階段を上っていくと、


着いた~~!!
籾糠山(もみぬかやま・1744.3m)山頂です。


北アルプスがぐるりと見渡せる絶景です。


剱岳、薬師岳、


槍ヶ岳、笠ヶ岳、穂高連峰、


乗鞍岳、


中央アルプス、御嶽山。


素晴らしい眺めにうっとり。


忘れずに三角点で記念撮影。
後ろの標識は熊がかじったらしいです。(他の場所でも標識がボロボロになっていて不思議に思っていました)
ちなみに、この下を東海北陸自動車道の飛騨トンネルが走っています。


堪能した後、下山開始。


木々の隙間から大笠山が見えました。


帰りは、木平湿原を通るルートです。


ユキザサの花と


ユキザサの蕾。


看板も立っているブナの巨木。


こちらは、中で雨宿りできそうな木です。
つづく

サンカヨウを探して 天生湿原~籾糠山 2

2019-07-19 12:32:10 | トレッキング
天生高層湿原を抜け渡渉すると、いよいよ登山道です。


分岐でカラ谷登山道を進みます。


キヌガサソウ発見!


なかなか大ぶりで見応えのあるお花です。


そして、楽しみにしていたサンカヨウ!!


朝露に濡れてガラス細工のように透明なお花です。


濡れていない時は、霧吹きで水を吹きかければいいのかと思っていましたが、そんなに簡単に透明になるわけではないそうです。


散った花びらもなんとも可憐。


貴重なお花が見られてうれしいです。はるばる来た甲斐がありました。


沢沿いの道を進むと、


ムラサキヤシオ、


リュウキンカ、


ミヤマカタバミも咲いています。


分岐を山頂方面に向かうと、


サンカヨウの花が乾いて白くなっています。


透明と白い状態の両方が見られるなんて、めちゃめちゃラッキーです。


ツクバネソウも見つけ、頂上を目指します。
つづく

サンカヨウを探して 天生湿原~籾糠山 1

2019-07-16 13:01:55 | トレッキング
連日の雨で山歩きができずにいます。
梅雨明けが待ち遠しい~!

今回の記事は、サンカヨウのお花の季節(6月上旬)に投稿を逃してしまい、お蔵入りにしようかと思っていたものを掲載します。
ご了承ください。


今日は、岐阜県飛騨市と大野郡白川村にまたがる籾糠山(もみぬかやま)を歩きます。
出発は、天生峠(あもうとうげ)。
豪雪地帯で、1年の半分は雪に閉ざされている場所らしいです。


ここから、籾糠山までの一帯が天生県立自然公園になっています。
朝早かったため受付に人がおらず、協力金は下山時にお支払いしました。


「熊に注意」の看板を横目に、熊鈴をしっかり鳴らしながら歩いていきます。


おぉ~!いきなり北アルプスをバックに雲海が広がっています。


天生高層湿原エリアは、食害による植生保護のために柵の扉があります。
手前には熊除けのブリキ缶がぶら下がっており、缶をたたきながら歩いていきます。


エンレイソウ、


マイヅルソウを見つけながら、


湿原の木道を進みます。


コバイケイソウ、


ゴゼンタチバナ、


チゴユリ、


ズダヤクシュ、


ショウジョウバカマ、


ウラジロヨウラク、


ホウチャクソウといろいろな花を楽しみながら


気持ちいい湿原散策です。
つづく

モンデウス~位山~巨石群登山道~ダナ平林道周回 4

2019-07-12 06:49:53 | トレッキング
巨石群登山道の登山口には、巨石の名前がすべて載っているりっぱな看板がありました。
巨石巡りをするならここからということなのですね。
できれば、モンデウスの登山口にも欲しかったなぁ・・・。


脇の階段を上ると、


左に「阿吽(あうん)」の「阿」。


右に「阿吽(あうん)」の「吽」。
お顔が古代人で体は龍なんだそうです。
狛犬ならぬ狛龍?ちょっと怖い・・・。


球体の太陽神殿。中にご神体が収められているそうです。


ダナ平林道を歩いて戻る途中、「岩岳のイチイ」の看板が。
推定樹齢千年!
位山のイチイの木を笏(しゃく)の材料として天智天皇に献上し、この木が一位の官位を賜ったことから木はイチイ、山は位山と呼ばれるようになったという説があるそう。
現在でも天皇即位に際して位山のイチイの笏が献上されているんだそうです。


ホウノキの花や


タニウツギを眺めながら


のんびり下っていきます。


アイイロニワゼキショウ、


山ブドウ、


エゴノキ、


ヘラオオバコ、


アカツメクサも。


行きには中腹にいた牛さんたちが、麓まで下りてきていました。
今回は、スキー場から位山に登り、巨石群登山道、ダナ平林道を通る周回コースを歩きましたが、巨石群登山道から位山を往復するお手軽コースの方が多いようでした。

モンデウス~位山~巨石群登山道~ダナ平林道周回 3

2019-07-09 09:04:49 | トレッキング
展望広場からは、白山がきれいに見えます。


写真ではわかりにくいですが、白山をバックにみんなで記念撮影。


色違いのサラサドウダン。かわいいです。


「天の岩戸」へ向かいます。


最も代表的な巨石「天の岩戸」。
パワースポットと呼ばれるのがわかる雰囲気があります。

位山は山そのものが岐阜県高山市にある飛騨一宮水無神社のご神体とも言われ、ここは水無神社の奥宮となっています。
ペトログラフ(古代文字)も見つかっているそうです。


自然にあるとは思えないようなきれいな断面の巨大な岩です。


「蔵立岩(くらたていわ)」


「八重雲岩(やえくもいわ)」


こんな道を進むと、


「餅ノ岩」


「鞍ノ岩(くらのいわ)」


「豊雲岩(とよくもいわ)」


「光岩」パワー、もらえるかな?


左が「朧岩(おぼろいわ)」、右が「光岩」です。
ふたつの岩の間に洞窟があるらしいです。


「日抱岩(ひだきいわ)」


名前のついていない巨石もたくさん・・・。


「御門岩(みかどいわ)」


「禊岩(みそぎいわ)」
そろそろ巨石群登山道の登山口のようです。
つづく

モンデウス~位山~巨石群登山道~ダナ平林道周回 2

2019-07-05 11:42:49 | トレッキング
スキー場エリアを抜け山道を進むと、次々と巨石が現れます。
まずは、「六綾鏡岩(ろくりょうかがみいわ)」


「御手洗岩(みたらいいわ)」


「門立岩(もんたていわ)」


「尻立岩(しりたていわ)」


「御神楽岩」
どの岩も、立派な看板があるのですが、名前の由来はわからないのが残念です。


あとで調べてわかったのがこの「鏡岩」。
太陽の力を吸収したと伝えられているそうです。


「御魂岩(みたまいわ)」


バイカオウレンの実を発見!


位山山頂エリアに着いたようです。


先ほどまできれいに見えていた御嶽山。すっかり雲に覆われています。


乗鞍岳はきれいに見えました。


山頂エリアの一番奥にある、「天の泉」までやってきました。


位山の頂上直下なのに水が湧き出す不思議な水場で、ご神体山の岩穴から湧き出る水は御神水とも呼ばれ、「飲めば病が治る」等の言い伝えがあるそうです。
冷たくておいしいお水でのどを潤し、山頂へ向かいます。


位山山頂(1529m)に到着!
飛騨北部と南部の境界で、宮川と飛騨川の分水界である分水嶺の山だそうです。


三角点で記念撮影です。


サラサドウダンがかわいい~。
つづく

モンデウス~位山~巨石群登山道~ダナ平林道周回 1

2019-07-02 10:24:46 | トレッキング
今日は、岐阜県高山市の位山(くらいやま)を歩きます。
位山は日本200名山のひとつ。古来より霊山として崇められてきたそうで、世界最高のパワースポット?なんだそうです。

出発は、冬はスキー場になる「モンデウス飛騨位山」。


中腹には、牛さんたちが放牧されています。


この中を突き進むのかと思ったら、


登山道はゲレンデの脇にありました。


こんな道を歩いていきます。


振り返ると、北アルプスがきれいに見えています。


こちらは、御嶽山。


左から大日岳、奥大日岳、劔岳。


槍ヶ岳、穂高連峰。


「アルプス一万尺」の歌詞に出てくる、「小槍(こやり)」もはっきり!


さらに登っていくと、手前の山に隠れていた、乗鞍岳も見えてきました。


コナスビの花を眺めながら進むと、


リフトの終点が近付いてきました。


ずいぶん登ってきましたね~。


北アルプスがほんと、すばらしい!!


レンゲツツジが咲いていました。
つづく