金曜日朝病院へ着くとチョボラの仲間は4階の病棟奥にあるボランティア室へ入りエプロンをつけてそれぞれの担当階へ散ります。
私ともう一人はボランティア室へ残ってカルテの整理と連絡係です。
少し遅れて入って来た一人が私に紙切れを渡して「これ〇〇さんに渡しといて。」と申します。
今日頼まれて大根寿司を漬けて来たから、コレ経費メモなんだそうで、「何それ?」と目を丸くして聞く私に説明をしてくれます。
先週何時も上手に漬けものをつけて持って来てくれる彼女に仲間の一人が頼んだのだそうです。
『大根も買って私に大根寿司漬けてよ。』
そこで、JAへ行って大根・麹・ニシン・漬物用ビニール袋、それに漬物桶まで買って漬けて来たのだという。『麹用のご飯・揚げ浜塩田の塩・漬ける手間・それに"愛情"はおまけだ。』と言います。
「そんなもん丸ごと頼む人居るか?」「それに頼まれたからと言って桶まで買って漬けてくれる人居るか?」と思わずそこに居合わせた人と一緒に目を丸くした。
そして、今日は赤カブ、赤大根、白大根(?)の酢漬けと聖護院ダイコンの大根寿司を差し入れてくれました。
作業が終わって集まって来た仲間がお茶と一緒に美味しく頂きます。
ちゃんと誰かつま楊枝まで持参して来て常備してあります。
「大学いもを朝揚げて来てまだホカホカ』だったり、「大きなタッパにいぱいのベロベロ」かと思えは「春に取って冷凍してある笹で笹ずし」を作ったり、ハワイ土産のチョコレートだったり、温泉土産は皆が差し入れてくれる。
皆が集まり何かをする日には必ず「かき餅の揚げたもの」が差し入れされたり、ほんとにマメなメンバーの愛情あふれる手作りがみんなに心をほーっと癒してくれる。
漬けものつけてもらった方は重石だけは車に残して持ちかえったようだ。「13日過ぎるまで絶対ふた開けたらダメだよ」と注意されていた。
今日みたいな滑る日はやっぱり近場の食堂でランチです。
今日は高校生でいっぱいで、のメニューの"能登豚のメンチカツ"は一人前しか残っていなくて”たらの煮つけ定食”です。
チョットした小鉢がいつも変わったモノが作られていて美味しいのです。
夫が晩ご飯を食べ出したのを横目で見ながら予約の入っている内科医院へ出かけます。良い御天気になったけど日陰の小道はまだキンカンナマナマです。
今日も無事一日が終わりました。