その心は、来るべき時に胸がときめく。
こんな言葉が浮かんできたのが、「しんぶん赤旗 日曜版」の馬場あき子さんの言葉からです。
文中に、「『赤旗』的にいうと、まだ来ない時代を求めるのも恋なんです。男女の関係だけでなく、恋の歌から、いろいろな事が考えられるんです」とありました。
昨日の紹介した決議案の32項には、
2004年に決定した新しい綱領が、世界の動きとも、日本の現実政治とも響き合っている。日本改革論、世界論、統一戦線論など、どの問題でも、綱領が大きな生命力を発揮している。綱領は国民と党をしっかりと結びつける最良の文書である。綱領を手に、国民と広く語り合い、日本の民主的改革への国民的多数派をつくろう。
綱領は、社会主義・共産主義への世界的条件について、①発達した資本主義諸国の人民の運動、②資本主義から離脱した国ぐにでの社会主義への探究の努力、③政治的独立をかちとりながら資本主義の枠内では経済的発展の前途を開きえないでいる発展途上国――三つの流れのなかから、資本主義を乗り越えて新しい社会をめざす流れが成長し発展することを、大きな時代的特徴としているとのべている。同時に、綱領は、発達した資本主義国から社会主義的変革に本格的に取り組んだ経験を人類はまだもっていないこと、それは「二一世紀の新しい世界史的な課題である」と強調している。
と記されています。
来るべき未来から現在の私たちに届けられた恋文のように、未來へ来て下さい「来い」の誘いと聞こえて来ます。
この綱領が二つの違った政治的力をひとつに結びつけたのが去年の夏の参議院選でみられました。明日紹介したいと思います。