この写真は昨年の7月2日、香川県高松市での参議院選香川県選挙区の野党統一で共産党公認の田辺さんの街頭演説会のものです。
昨年の参議院選は31の全一人区で野党統一候補が戦いましたが、日本共産党公認候補は香川県だけでした。この戦いを現実のものにするうえで大きな転機になったのが次の民進党・共産党の基本事項の確認です、以下確認書全文です。
本参議院選挙を通して、安保法制の廃止及び憲法違反の閣議決定の撤回を目指す。同時にアベノミクスの失敗と弊害を追及し、安倍政権の打倒を目指す。そのために野党四党の共闘路線を重視し、有権者の正しい理解を求めるため、以下の両者は〇四年共産党新綱領の趣旨に従い、改めて以下を確認する。
(1)今日の日本社会に必要なのは社会主義的変革ではなく資本主義の枠内での民主的改革であり、私有財産の保障が基本となる。
(2)平和外交を重視するが、日米安保条約の廃棄や自衛隊の解消という共産党の政策は野党共闘に持ち込まない。
(3)天皇制を含めた現行憲法の全条項を守る。天皇制のあり方は、国民の総意によって決せられるものである。
(4)一党独裁制を否定し、議会制民主主義及び選挙による政権交代制を堅持する。
(5)地方自治の確立、労働基本権の擁護、男女平等、信教の自由及び政教分離の原則の徹底を図る。
2016年6月3日
日本共産党香川県委員会委員長 松原 明夫
民進党香川県総支部連合代表 小川 淳也
私はこれを「しんぶん赤旗」で読んだ時、これが日本共産党綱領のエキスだ、と感じました。改めて昨日紹介しました日本共産党第27回大会決議案32項より、
2004年に決定した新しい綱領が、世界の動きとも、日本の現実政治とも響き合っている。日本改革論、世界論、統一戦線論など、どの問題でも、綱領が大きな生命力を発揮している。綱領は国民と党をしっかりと結びつける最良の文書である。綱領を手に、国民と広く語り合い、日本の民主的改革への国民的多数派をつくろう。
この部分の有効性を掴むことができました、胸がトキメクのも当然でしょう。