「てんがらもんラジオ」の第1週は旅の話ガイドは向井明美さんで、今日はかぐや姫としての登場です。
とは言え、ご本人は「私はかぐや姫です」と自己紹介することもあるという話を一回しただけです。それなのに「かぐや姫として登場」というのは、向井さんの生まれ故郷の宮之城町(現さつま町)の竹林公園の話からです。
「宮之城 竹林公園」で検索したらこの案内が出てきました。
しっかりと「かぐや姫の里」と書いてあります、かぐや姫に間違いありません。それに竹林は宮之城町だけの景観ではなく鹿児島県の特徴でもあります、この表がそれを示しています。
9年ほど前の記録ですが、栽培竹林面積で孟宗竹ではダントツの日本一、マダケ林を入れても日本一で当然竹材生産量でもダントツの一位です。ですから今日のタイトルを「かぐや姫 in さつま町」とはせず「in 鹿児島」としたわけが分かってもらえるでしょう。
さて、竹取物語に出てくるかぐや姫は三年経った年の八月十五夜に月の世界に戻って行きます。それまでに姫の美しさに引かれた五人の皇子(みこ)等や帝の思いさえ退けて。このように生まれ故郷に戻る姿も向井さんの姿でもあります。
今日の話にも1997年の地震で実家界隈で全壊した住居が四軒あり、一軒が実家だったということから、お父さんの出身の旧薩摩町の金山のこと、そこで働いていた祖父のことなどなど。故郷の話には尽きることがありません。
いまこうして書いていると、「故郷を語る」とすれば自分だったら何をどう語るだろう、と思うのです。「生まれ育った故郷への思いを10分以内で話す」というような場があったら……、と。今日の「てんがらもんラジオ」です視聴してみて下さい、そんな気持ちになるでしょう。 http://www.ustream.tv/recorded/114031720
この一文は「かぐや姫」の歌を聴きながらでした、「怒髪天」以来「ながら作業」スタイルが身につきはじめました。「てんがらもんラジオ」効用のひとつです。