この本、『1937年の日本人』。
24日付の「しんぶん赤旗 日曜版」に書かれた山崎雅弘さんの言葉で紹介されています。
もう一冊、
雑誌「文藝」の別冊『吉村昭』、写真はその表紙裏です。
吉村の代表作『戦艦 武蔵』の原稿です、ここに書かれている
「昭和十二年七月七日」は新生児の私が死線を脱し、公的に日本人として登録された直後です。この年生まれた日本人は2,180(千人)でした。昨年10月1日時で80歳は1,187(同)で、約半分になっています。
山崎さんの本は、この年(1937ー昭和12)生まれた者がどういう歴史を背負ってきたかを教えてくれそうです。吉村昭の『戦艦 武蔵』はその歴史的事実のひとつを目と心に映してくれるでしょう。
二つの本についていささか曖昧な言い方をしたのは読んでいないからです。読みたい、読まねばと思いつつ誕生日である日に、ここに記しておきます。