2020年4月16日
森友学園への国有地値引き売却を巡る財務省の公文書改ざん事件で、自殺した財務省近畿財務局職員の上司が懲戒処分を受けた直後に同局ナンバー2の総務部長に栄転し、退職後に神戸信用金庫(神戸市)に天下りしたことが、内部からとみられる告発文書で分かった。財務省は異動も再就職も問題ないとしているが、この上司は職員の死亡直後に遺書を見たがったり、遺族にマスコミに接触しないよう働きかけたりしていたことから、遺族は不信感を募らせている。(4月16日21面に関連記事)
内部告発文書の全文 |
森友事件を巡っては、公文書の改ざんに関与させられた近畿財務局の上席国有財産管理官、赤木俊夫さんが2018年3月に自殺した。当時、赤木さんの上司だった同局の楠敏志管財部長は、改ざんに関与して戒告の懲戒処分を受けたが、その1カ月後に同局ナンバー2の総務部長に栄転していた。
全文はこちらをクリックしてください、
https://www.nnn.co.jp/dainichi/news/200416/20200416034.html