東洋医学の実践的理論研究~人間が病むということの過程的構造からの東洋医学的治療論の研究~

人間が病むということの過程的像から、鍼灸等の問題を説いてみたいと思います。よろしくお願いいたします。

今日の昼食~手技療法術に関わるココロは如何にあるべきか~

2015-11-21 17:48:59 | 鍼灸術・手技療法術
外食した。手技療法術に関わるココロ=認識は如何にあるべきか?と改めて考えさせられた。 本日、大阪まで出かける用事があり、このところカレー三昧であったので、和食をと思い定食屋風の店で昼食をとった。(本当は目当ての店があったのだが、昼の時間には間に合わなかった。) 店に入ってカウンターに座ると、皿に盛り付けたアジフライがラップをされて並べられていた。作り置きして油のまわったアジフライ!?と驚かされ . . . 本文を読む
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経穴と手技療法術~文化遺産としての経絡経穴~

2015-11-20 19:13:51 | 鍼灸術・手技療法術
経穴の暗記・暗唱終えた。手技療法術においての経穴の学びの有効性実感する。 経穴361穴の暗記・暗唱を漸く終えた。経穴の歌のおかげで、当初は、果たして覚えきれるのだろうか?と不安いっぱいであった361の経穴が、僅か二週間余で暗記・暗唱を終えることが出来た。 未だ、取穴に関しては大雑把なのであるが、経穴の暗記・暗唱をすることで、手技療法術に関わっての(現在は鍼灸で試すこと出来ないので)経穴を学ぶ意 . . . 本文を読む

曲池、手三里、落沈、腰腿点(腰痛点)

2015-11-19 08:44:18 | 鍼灸術・手技療法術
昨夜の鍼実技。 曲池、手三里に置鍼。落沈、腰腿点(腰痛点)は単刺で。 曲池、手三里は、テニス肘、整腸作用、血糖値下げる。 落沈は、(首の)寝違え。腰腿点(腰痛点)は、急性腰痛、捻挫、腱鞘炎、リウマチ。 腰背部、腹部より、手は敏感。響きを強く感じる。 . . . 本文を読む

カレーの壺〜本場スリランカの味〜

2015-11-18 23:14:57 | 日記
カレーの壺。本格スリランカカレーを手軽に楽しめるということなので、試してみた。 美味しいが、自分でホールスパイスをテンパリングして作るカレーの方が、フレッシュな感じがする。手軽さを考えると決して悪くは無いのだが、、、、、、。 カレーの壺。 メティシードを使ったカレーを食べだしてから(週に1回ペースで作って、2〜3日は食べる。)、いつの間にか、腰痛が軽減されているように思える。詳 . . . 本文を読む

楡家の人びと・女性車掌・今後の予定

2015-11-18 12:07:37 | 日記
「楡家の人びと」(北杜夫)読んだ。人に勧められて、主人公?がドイツ留学して、憧れの教授に握手を求めて無視され、大衝撃を受け「毛唐め!」と激怒する。という場面のみなのだが。 人間にとって、このような出会い?とその怒りの感情を自身の頑張りの原動力とし、相手を見返してやる!と努力し続けること。辛いことであるが、必要なことと思える。 昨夜の帰りの電車で、女性の気配り、心配りは男性とは違って細やかなもの . . . 本文を読む

医古文に関わる像~医古文の学びは何の為に~

2015-11-17 22:56:48 | 日記
医古文に関わる自身の像をまとめておく。 先日の医古文読書会、2度目の参加で漸くにして、左合先生の医古文に関わる像が朧げながら視えてきたと思える。 それとともに、その像を自身の医古文の像と重ねることで、自身の医古文の像も明確になってきたと思える。 先日の医古文読書会。会場に行くと既に左合先生が来られていて、経絡経穴について質問させていただいた。 端的には、南郷先生から学んだ。つもりの、人間体 . . . 本文を読む

鯨の刺身〜大地と海の精を蔵する肉〜

2015-11-17 06:44:12 | 日記
 「学城13号」、「武道空手上達のための人間体を創る『食事』とは何か(2)」(橘 美伽 著)で、タンパク源として牛肉より、鯨肉やラム肉がまだ良質であると説いていただいていた。  本日は、貝類や魚の適当なものが入手出来なかったが、生食用の鯨肉が手に入ったので、刺身にして生姜醤油と酢橘で食べた。 東洋医学的に言えば海の精を蔵する肉とでも言えばいいのか。 生命の歴史から言えば、鯨は . . . 本文を読む

経穴暗唱の弁証法性~目的意識的な実践は対象の構造に分入らせる~

2015-11-16 18:23:18 | 日記
車の運転の時間を利用して、経穴の暗唱行った。目的意識的な実践の大事性痛感した。 昨日、岐阜への車移動の時間(往2時間半、復3時間)を利用して、足の太陽膀胱経(67穴)の暗唱行った。往路は、タッチの替え歌で、復路は、学校の暗唱テストの形式で行った。 昨日の車の往復時間で、完璧に覚える(量質転化させる)つもりで、かつの事実を持つ実践、実験という認識で行った。 結果として、足の太陽膀胱経をしっかり . . . 本文を読む

医古文(針灸甲乙経)読書会・今日のカレー

2015-11-15 21:07:03 | 日記
 読書会で左合先生より様々なご教示いただいた。自身の発展につながる内容、つなげていかねばならない内容であったと感謝の念で一杯である。  本日の医古文(針灸甲乙経)読書会、左合先生より医古文を学ぶ上での、また鍼灸を学ぶ上での。様々なご教示いただいた。  例えば、経絡の問題について。鍼灸治療の原点の形態について。鍼灸治療の未来について。医古文における句読点の問題について。等々。  実り多い読書会 . . . 本文を読む

昨日のカレー・今日の予定

2015-11-15 07:57:33 | 日記
今日は、左合先生の医古文(鍼灸甲乙経)の読書会で岐阜へ。帰宅が早ければ、夜に更新します。 ナスとシイタケのカレー。メティシード等のスパイスを使って、ココナッツミルクで仕上げた。胃もたれしない、身体の温まるカレーがほぼ出来上がった。と思える。効果のほどは、自分の身体で試していくことで、いずれブログで・・・・・・。 . . . 本文を読む

ヘーゲル弁証法と陰陽論~弁証法の学びの場としての東洋医学~

2015-11-14 15:18:30 | 哲学(世界観・弁証法・認識論・論理学)
東洋医学の担当の先生に説いていただいたこと。自身の東洋医学の学びの、のみならず、何よりも大切な弁証法の学びの示唆ともなっていった。と思う。 昨日の、「表裏、寒熱、虚実と捉えたものを陰陽と捉え返しているのでは無く、表裏も陰陽、寒熱も陰陽、虚実も陰陽であって、すべてが陰陽なのだ。陰陽論とは、そういうものなのだ。」との陰陽論についての解説。 南郷先生が、「ヘーゲルの『読みかた』を『一つ二つ』やさしく . . . 本文を読む

八綱病証における陰陽~東洋医学における陰陽の実態性についての問い~

2015-11-14 07:09:05 | 鍼灸理論・東洋医学
八綱病証における陰陽の意味、意義について質問した。陰陽の、気の、東洋医学における実態性のイメージが描けた。と思える。 「八綱病証においての陰陽の意味がよくわからない。例えば、陽の病証の症候として、『活気がある。言葉が多い。手足を伸ばす。』ともあるが、これは、陰の病証の『活気がない。言葉が少ない。手足を縮める。』とあるのの逆を言ってるだけではないのか?これが病の症候と言えるのか?これらは、病の症候 . . . 本文を読む

暗記・暗唱と記憶力〜記憶力の「生長化収蔵」〜

2015-11-13 23:17:00 | 日記
 暗記・暗唱の事実を視ると、記憶力もまた正規分布もつものと思えた。  暗記・暗唱を行うと記憶力が増して、暗記・暗唱していることだけでは無しに、その他もろもろのことに関わっての記憶できるようになっていく。例えば、パソコンのパスワード、電話番号、細々としたスケジュール等々。これまで、メモが必要だったことも、意識せずとも記憶できるように成っていく。  当初は、このことは一般的にしか分からず、暗記・暗 . . . 本文を読む

「旧・東概」まとめ(13-1)〜2.病理と病証、1)八綱病証〜

2015-11-13 21:30:30 | 鍼灸理論・東洋医学
 「第3章 東洋医学の疾病観」の「2.病理と病証」の「1)八綱病証」のまとめ。(以下『』内、要旨)  『八綱病証とは、病を陰陽で分類したものであり、病位(表・裏)病情(寒・熱)病勢(虚・実)で捉え、最終的にはそれら表裏、寒熱、虚実を総合して、病を陰陽として捉えるものである。』  『(1)病位の違いでとらえる。  東洋医学では、外邪による病は体表部から侵入し、次第に深くへ入っていくと(病の進 . . . 本文を読む

科挙に学ぶべきもの~中国文化に学ぶべきこと~

2015-11-13 19:09:42 | 日記
科挙が、東洋医学=中国文化のありかたに大きく影響を与えていったのではないか?との思いから、科挙の実態を知りたくて、「科挙(かきょ)」(宮崎市定著 中公新書)を読んだ。 歴史という巨大な実験の成果に学ぶことの必要性痛感した。また、古代中国文化は日本文化の原点であり源流の一つである。とも思えた。 「科挙(かきょ)」(宮崎市定著 中公新書)を読むと、先ず、科挙のスケールの大きさ、強烈さに驚く。科挙 . . . 本文を読む