ペンギン夫婦の山と旅

住み慣れた大和「氷」山の日常から、時には海外まで飛び出すペンギン夫婦の山と旅の日記です

今年は早くも美人の来訪(6月27日)

2010-06-27 15:58:21 | 花日記
雨が降りつづく昨夜遅く、今にも開きそうな大きなツボミを重そうに下げた月下美人を、♀ペン
が家の中に招き入れました。



そのまま眠ってしまったのですが、ふと気になって今朝2時頃見てみると、二つの鉢
に一つずつ見事に開花していました。





明るい陽射しの朝になって見に行くと、もう花を閉じて俯いていました。
去年より大分早い開花ですが、これから次々と咲き続けてくれることでしょう。

トルコ日記(4)

2010-06-27 06:00:00 | 矢田だより
カッパドキア3-ギョレメの印象

ギョレメの地図を見る(クリックして下さい)




絨毯工場の見学を終えて昼食場所に向かうバスの車窓には、こんな光景が延々と続きます。



篠山紀信の「シルクロード」(集英社文庫版)に次のような文章がありました。
『子供のころから待ちに待った風景、でもなにか見てはいけないもののような風景、
すき間からそっとのぞくような風景、怖いものみたさの子供心がつくりあげた風景。
カッパドキアの第一印象はそんな感じだった。』
ちなみに、この文章が載っている章の見出しは「ギョロ目の河童」でした。



私たちもこの「待ちに待った風景」が、これまで写真や映像で見て頭に描いていた以上に
奇怪で、信じられないほど奇抜で、そしてスケールの大きいことに、ただただ驚嘆する他
ありませんでした。



この岩が見える所で下車しました。名前は形通りラクダ岩です。
写真を撮ってバスに帰り、少し先の洞窟レストランで昼食。今日はトルコ風の家庭料理
だそうです。



テーブルには、こんなきれいなお皿がセットされ、篭にパンが盛られています。パンは
これだけでビールが飲めるくらい美味しかったです。



イスラム圏なのにビール(Bira ビラ)が飲めるのはありがたいのですが、値段は少し高め
で、この小瓶で7TL(450円ほど)。このあとホテル、レストランではさらに高いところも
ありました。ガソリンスタンド付属の売店などでは500ml缶で3TL。安いところでは2.75TL
とかなり安く手に入ります。
銘柄は殆どがこのエフェス Efes。すっきりした癖のない味でした。



スープ(チョルパス)が来ました。これはレンズ豆が中心のメルジメク・チョルパス。



前菜の詰め物(ドルマ)。いろんな種類がありますが、左はスッキーニ(らしい野菜)、
右はナスのドルマにヨーグルトをかけたもの。



中身はこんな感じです。なかなか美味しい。



メインディッシュはキョフテ(挽き肉を固めた肉団子風)がメインの盛り合わせ。
フライドポテトなどにバターライスが付いています。ご飯は細長いお米でパサパサして
あまり美味しくありません。



デザートの甘い甘いアイスクリーム。コーヒーの方が良かったのに…。これからも、朝食
以外にコーヒーを飲む機会がありませんでした。



食事を済ませて、ひんやりしたレストランからカンカン照りの外に出ました。
今日の気温は38度近いということですが、空気が乾燥しているのでそれほど暑さを感じ
ません。木陰に入ってそよ風に吹かれていると、心地よいほどでした。