ペンギン夫婦の山と旅

住み慣れた大和「氷」山の日常から、時には海外まで飛び出すペンギン夫婦の山と旅の日記です

白い花二題

2010-07-11 08:22:43 | 矢田だより


昨10日夜、新しい月下美人が三つ開きました。



一番大きく開いたところです。



今日7月11日は参議院議員選挙日。雨の降らないうちにと、7時の投票開始時間を待って
投票所へ行きました。
途中の発志禅院で門前に真っ白なハスの花が咲いていたので、ケイタイで撮影しました。

トルコ日記(18)

2010-07-11 06:00:00 | 旅日記
グランド・バザール



グランドバザールは、アヤソフィア博物館から歩いて10分ほどのところにあります。



入り口のゲート中央の文字「KAPALICARSI」カパルチャルシュは屋根つきの市場という
意味です。美しい紋章の下に「NURUOSMANIYE KAPISI」ヌルオシマニエ門と書いてある
東の門を入ったところで解散しました。



狭い路地が複雑に交錯したバザールは、4000軒以上の店がひしめく一大ショッピング
モールで、「金細工師通り」、「カーペット商人通り」などと名付けられた通りが、
かって決められた区画の中でそれぞれの商いがで行なわれていたことを示しています。



この辺りはお土産屋さんが多い感じ、「見るだけタダ」など上手な日本語で呼び込みます。



買わないと見ると、誰が教えたのか「ケチ!」という店もありましたが…



たいていは写真を撮ってもいいかというと、にっこり笑ってポーズを取ってくれます。



これは水タバコのパイプを売る店。



金銀製品の店



銅製品の店…他にも衣料品、皮革製品、陶器類などさまざまな店を見て回り、迷路の
ような路地をウロウロして、小さなお土産を買っただけで集合時間となり外に出ました。



夕方のバザールは、観光客だけでなく地元の人たちも買い物に来て大賑わいです。



バスに乗ってガラタ橋を渡り新市街に入ります。イスティクラル通りには赤いチンチン
電車が走り、その向こうに古い建物が見えて、新旧のコントラストが面白いです。



その北端近くのタクシム広場。トルコ独立の父と呼ばれるアタチュルクと彼とともに
戦った戦士たちを象った銅像がある共和制記念塔周辺は、大変な混雑です。



そこへバンドを先頭に3匹のラクダに乗った人が姿を現しました。何かのイベントで
しょうか。もう少し見たかったのですが、人混みの中で迷子になると大変なので急いで
ガイドの跡を追います。
今日の夕食は和食。パックツァーでは定番ですが、「せっかくトルコまで来てなんで?」
と思います。私たちは何日でも現地食で平気なんですが、ラーメンや梅干しを持って参加
する人もあるのですから止むを得ないかも…。しかし今晩はお寿司屋さん風の作りで、
しかも最後に入った私たち二人はカウンターだったので、大いに期待したのですが…



出てきたのはこの幕の内風。塩焼きのサバ、肉一切れが入った肉じゃが、漬け汁に浮かぶ
ようなホウレンソウのお浸し、それにご飯と味噌汁。お茶は本来いっぱい5リラですが、
さすがにサービスでした。なんでも食べる♀ペンですが実はサバだけは大の苦手なのです。
サバが出てきた時の情けなそうな顔は、気の毒というか可哀想というか…。しかしトルコ
国産のサバに挑戦して見事、完食しました。



食事を終えて、またガラタ橋を渡って旧市街のホテルに帰ります。
夕暮れの橋の上で釣竿を持った人が並んでいます。オカンに何が釣れるのか聞くと…
「サバ」という答えでした。ここは川ではなく、ボスフォラス海峡から金角湾に続く海
なのです。



アタチュルク通りに入り、ヴァレンス水道橋の下をくぐります。
4世紀にヴァレンス帝が建てた二階建アーチの橋は高さ20m、かっては長さが1kmも
あったそうです。
イスタンブールの一日が終わろうとしています。明日はボスフォラス・クルーズです。