ペンギン夫婦の山と旅

住み慣れた大和「氷」山の日常から、時には海外まで飛び出すペンギン夫婦の山と旅の日記です

トルコ日記<番外編1>

2010-07-15 06:00:00 | 旅日記
トルコな風景
トルコ日記でご紹介に漏れた写真の一部を見て頂きます。
まず、一番大切なのはお金。しかも小銭です。どこの国でもそうですがホテルの枕銭や
チップが必要ですし、ここではトイレに行くのにも、水を飲むにも小銭が要ります。



右の紙幣の人物はすべて「国の父」アタチュルクです。トルコは近年猛烈なインフレに
襲われ、2005年にデノミが実施されました。今の1TL(テュルク・リラ)は、なんと前の
1万TLと同じ価値に相当します。左の貨幣は上から1TL、50Kr(クルシ)、5Kr。
1TL=100Krです。到着日(6月13日)の空港での交換比率は1TL=65円でした。

<ついでですが、この写真はカッパドキアのホテルで撮影しました。押さえに使っている
緑のピンポン玉状のものは洞窟住居で貰ったリンゴの実です>



これが有料のトルコ式トイレ。ドアの方を向いてしゃがみます。用が終わると紙は備え付け
の容器に入れ、小さいバケツに水を汲んで流します。
トイレ使用料金は50Kr、75Kr、1TLのところもありました。ホテルやレストラン、観光施設、
たいていのガソリンスタンドでは普通の洋式で、無料でした。



水は「Su スゥ」といいます。酢ではなく、炭酸の入らないミネラルウォーター。
町中のいろんなところで売っています。これはブルーモスク前の土産品店。赤いシャツの
人が、ビニール袋に入れたペットボトルを買っています。
ガソリンスタンド、キオスクではだいたい500mlペットボトルで50クルシ。レストランなどでは
結構高い値段です。



もうひとつ町でよく目にしたのは、このゴマ入りのドーナツ型パン。(前に高速道路の
降り口で棒にさして売っている写真を載せています。)
シミット(Shimit)といい、ゴマ入りのほかチーズ入りなど何種類かあるようです。



あるオトガル(高速沿いにある「道の駅」風の施設)で、シミット(1袋3TL)と並んで
こんな大きなパンを売っていました。1個6TL(=380円ほど)です。
一般にトルコの物価はインフレの影響もあり、それほど安くはありません。



安いのは野菜や果物。特に旅行中はサクランボの時期で、ホテルなどで、ふんだんに
出ました。
これはアンカラ城内の八百屋さん店先。サクランボは1kgで2TL(=130円)、安い!
産地直売だからでしょうか?(他ではもう少し高い)



次にトルコの交通機関のうち、写真が撮れたものを見て頂きます。
私たちが全行程でお世話になった現地ツァー会社のバス。乗降口は反対側の前と中央の
二か所にあります。



イスタンブールやアンカラなどの渋滞は今や日常的、それを縫うように走るドライバー
の腕はまさに神業です。



このミニバスは、市の中心と郊外の町を結ぶ近距離バスです(アンカラで)



二階建のバス(Otobus・オトビュス)も見ました。他にトルコ独特のドルムシというバス
もあります。これは、大きなワンボックスカーを改造したような形で、満席になったら発車
という乗合タクシーです。残念ながら写真に撮れていませんでした。



イスタンブールの新市街を走るチンチン電車。乗ってみたかったです。



トラム(トラムヴァイ・路面電車)と、その駅(イスタンブール)



(アンカラ)



空港とアンカラを結ぶ鉄道、その名もアンカライ(Ankaray)といいます。

バスが市内を抜けて高速に入ると、渋滞の時間を取り戻すように凄いスピードで飛ばすので
窓外の写真も思うように撮れません。