ペンギン夫婦の山と旅

住み慣れた大和「氷」山の日常から、時には海外まで飛び出すペンギン夫婦の山と旅の日記です

♀ペンの故郷・堺名所巡り(続き)

2012-05-15 14:08:47 | 旅日記
南宗寺では見どころがまだ続きます。



唐門。将軍とお奉行様だけが通るために作られました。その屋根瓦の紋所も三つ葉葵、いかにも徳川家ゆかりのお寺らしいです。



方丈(本堂)の縁に座って国指定の名勝「枯山水の庭」を観賞しました。
ガイドさんから「渦が先か、線が先か」のクイズがでました。正解は?



利休好みの手水鉢。



人物像が浮き彫りにされた珍しい石灯籠。人物はキリストを抱いたマリア様で、隠れキリシタンとかかわりが…?



仏殿内の天井に描かれた狩野信政筆の「八方睨みの龍」。部屋の中を歩くにつれて、どこから見ても竜の目がこちらを見ています。



出口に向かうところのカキツバタ。白い花はカラーです。



1時間にわたる南宗寺の見学をすませて、山口家住宅(堺市立町屋歴史館)を見学しました。江戸時代初期の建物で、国の重要文化財の指定を受けています。いろいろな見どころがありましたが、ここでは五月だけ飾られている「堺五月鯉幟」を見てください。

堺の工芸品店・高儀の鯉幟は、鯉本来の形をしていて一番上の鯉には金太郎が跨っています。

予定の時間になってしまって、最初予定していた千利休屋敷跡と仁徳天皇陵には残念ながら行けませんでした。最後は60年ぶりの母校を訪ねて校長室へ入れて頂き、校庭で記念写真を撮って今日の締めくくりになりました。恩師・F先生も90歳のご高齢にもかかわらずお元気で歩き通されました。私たちも改めて故郷の良さを実感でき、有意義で楽しい一日でした。幹事の皆様ありがとうございました。