ペンギン夫婦の山と旅

住み慣れた大和「氷」山の日常から、時には海外まで飛び出すペンギン夫婦の山と旅の日記です

新緑の矢田丘陵を歩く(2012.05.16)

2012-05-16 18:23:59 | 矢田だより
素晴らしい五月晴れ。用事を済ませてからのちょっと遅めの矢田歩きです。



矢田寺から昨日の雨で湿った道を国見台へ登ります。登り道のモチツツジは殆ど散っていましたが、展望台の周囲の花はまだ咲き残っていました。黄砂の影響か、東の山は霞んで展望は今一つです。



尾根道を南へ歩き、松尾山への道を見送って先に松尾寺へ下りました。名水・松尾水(まつのおのみず)で口を漱ぎ、急な石段を登って本堂にお参りしました。



昨日5月15日からバラ園が公開されていますが、バラはまだ咲き始めたばかりです。



それでも、すでに甘い香りを放っています。







世界各国原産の色とりどりのバラが植栽されていますが、今開花している花の一部です。これから次々と咲き続けるので、今年も何度か訪れることになるでしょう。



来月後半からは5000輪の花を咲かせる1000鉢のカサブランカが置かれている境内から、三重塔前の石段を登り山へ入ります。切通しから元修験峰入道を登り返して松尾山山頂へ。





電波中継塔前の急坂を登りきると、大きなハチがぶんぶん飛び回っています。見ると白いフジの花が咲いていました。



三角点まで追いかけてくるハチに追われるように国見台へ下り、ウグイスの声を聞きながら矢田山への尾根道を歩きました。南僧坊池の辺りでは今年初めてトンボの姿を見ました。しばらく金さん銀さんを探して山の中を歩きましたが、もう花の時期は終わったようで僅かに数輪が咲き残っているだけでした。矢田寺へ下り、今日も2時間半、13,500歩の里山歩きを無事歩き終えた幸せをお地蔵さんに感謝して、車に帰りました。