東京、目白の千種画廊で開催された田村愼一さんの作品展に伺いました。昨年末の日本万華鏡大賞展で、ダンボールを素材とした「カテドラル」という作品でみごとグランプリを受賞なさった作家さんです。この作品は、今全国を巡回中なので、この場には写真のみの展示でしたが、今回の個展ではダンボール製の万華鏡がいろいろ展示されましたのでご紹介したいと思います。
この作品は「タウン2」という箱型万華鏡で、覗き口が5個あり、それぞれ違ったミラーシステムが組み込まれています。内部の照明で光をあてますが、舞台照明などに使う「ゼラチンペーパー」と呼ばれるカラーフィルターを使っているそうで、柔らかい輝きの万華鏡映像が展開します。上部のピンク色のノブを回すと、オブジェクトが動きます。中に何があるのだろうと思わせる夢のある町の絵、覗き箱の楽しさのある万華鏡です。この町はどこなのか?と話が弾みました。もうひとつ「タウン1」という作品も展示され、モノトーンで描かれた町はニューヨークを思わせました。タウンシリーズという形で、さらにいろいろな町が登場するかもしれませんね。
この作品は「タウン2」という箱型万華鏡で、覗き口が5個あり、それぞれ違ったミラーシステムが組み込まれています。内部の照明で光をあてますが、舞台照明などに使う「ゼラチンペーパー」と呼ばれるカラーフィルターを使っているそうで、柔らかい輝きの万華鏡映像が展開します。上部のピンク色のノブを回すと、オブジェクトが動きます。中に何があるのだろうと思わせる夢のある町の絵、覗き箱の楽しさのある万華鏡です。この町はどこなのか?と話が弾みました。もうひとつ「タウン1」という作品も展示され、モノトーンで描かれた町はニューヨークを思わせました。タウンシリーズという形で、さらにいろいろな町が登場するかもしれませんね。