魂の色と形を求めて ・・・山口 薫
今朝の日曜美術館は私の好きな作家山口薫でした。
「おぼろ月に輪舞する子供達」を何必館でぜひ見たいと思って何年も経ちます。
東京ステーションギャラリーでやった時も行きそこない、今回世田谷美術館が
23日までとなっています。
おぼろ月・・は絶筆です。
平和に満ちた終わりです。
冒頭壇ふみさんが「日本の湿り気を帯びたいい色」と表現していました。
イタリアでもどこでもなく、日本のなつかし色だと・・
長田弘氏がゲストで「静もる絵」と表現していました。
静かさが積もる 世界が静もっていく・・・
先日magic-daysさんが私の写真を日本的な湿度があるというようなことをおっしゃって
以外でしたが、山口薫の絵を同じような表現をされて、そういうこともあるのかなと思いました。
自分では日本的とは思ってもみませんでした。
また長田氏がゲストでこんな風に人が繋がっていくことの不思議を思います。
以前に日曜美術館でやっていたジョセフ・コーネルの箱も面白かったのです。