Reflections

時のかけらたち

春よ来い・・・・come next spring

2010-01-25 23:39:43 | thoughts


春を探しに・・
病院に行く前に侘び助を見たいと思い病院に近い小石川植物園へ。

想い出が玉手箱からバラバラとあふれ出て胸がいっぱいになる。
いつもは記憶の底にあるものが何かを契機にどっと溢れ出てくる。




播磨坂を下りながらいつも私と子供のためを思ってくれていたことを
思いつらくなった。







花に誘われながら小石川植物園を歩きました。朝の公園はほとんど人がいなく
かさかさと鳥が枯葉の中を歩く音だけが聞こえてくる。








毎日やること、考えなければいけないこと、決断しなければいけないこと
がたくさんあり、悲しんでいる暇もなかったけれど、こういう一人静かに
いるといろいろな思いが浮かんできて悲しくなる。


今は病状は悪くはなっていないけれど、気持ちが萎えてしまっているのが
問題だ。今までどんなつらいことが次々やってきても耐えてきた人なのに。
このごろはすぐ涙があふれ、不自由になった口からSと二人で
生きてと一生懸命言っているようでつらい。

死んだら記憶も言葉もなくなる・・ いつか誰かの記事で
死後の世界は記憶もなくなると書いてあって、当たり前なのかもしれないが
すごく驚いてしまったことがある。スピリットになって生きている人を
守ってくれるのでしょうか...

春が近いことを知らせてくれる花たちや鳥たちに会った土曜の朝・・
その中を歩けば何か答えがみつかるのでしょうか・・





珍しく温室が開いていました。












                                                      菊更紗






 











                                                    白拍子





                                                    春曙











                                                    荒獅子





                                                  月の都















梅の下に行くと春の空気がいっぱいすえそうな感じがする。
大好きな香りの一つです。
もう咲いているなんてなんというプレゼントでしょう・・












































どこに咲いているのか探したシナマンサクは入り口のすぐそばで咲いていました。
ソシンロウバイとロウバイはとうとう見つからず・・

花や鳥からプレゼントをもらったひと時でした。
残念だったのはめじろちゃんが椿の大きな木に隠れて
鳴き声とちょっと見える姿だけだったことです。
それでも充分心落ち着きました。

                                                     Jan.23



コメント (8)
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