放送批評懇談会の仕事で、テレビマンユニオンを訪問。
20年以上も所属していたところなのに、「訪問」というとうのもヘンな感じだ(笑)。
というのは、私が参加した頃のテレビマンユニオンは赤坂にあり、
その後、代々木八幡に移った。
6年前、私が専任教員として北海道の大学に赴任していた間に、
現在の青山のオフィスに移転したのだ。
だから、私自身は、その新オフィスに足を踏み入れたことがなく、
今回初めて内部に入ったのだ(笑)。
訪問の目的は、会長の重延さんとの打ち合わせだった。
少し前にも、上智大学での講演の際にお会いしているが、重延さんからテレビの「現在」や「これから」のお話をうかがうのは、いつも刺激になる。
そして、打ち合わせが終わり、加藤義人社長に、ご挨拶。
加藤社長は、テレビマンユニオンでの私の同期であり、一緒に組んで何本も番組を作ってきた仲間だ。
「夏目雅子物語」も「青年は荒野をめざす」も、加藤ディレクターと
碓井プロデューサーとの仕事だった。
2人がテレビマンユニオンに参加(応募が1600人で採用4人)したのが1981年だから、初めて会ったのは、もう30年以上も前になる。
少し年上の私は、ずっと「加藤」と呼んできたし、加藤が私を「碓井ちゃん」と呼ぶのも、ずっと同じだ。
新人2人が30年を経て、テレビマンユニオン社長と上智大学教授になっても、お互い中身はあまり変わっていない(笑)。
だから、話していて、楽しい。
雑談は、はずんだ。
帰る時、青山のオフィスにも、来た時とは違って、ちょっと親近感が
わいていました(笑)。