昨日(28日)、都市センターホテルで行われた、「放送批評懇談会シンポジウム2012」に参加した。
テーマは「“2011”を超えて~放送リ・スタート」。
私のお目当ては、ディスカッション「ポスト3.11の放送ジャーナリズム」で、約2時間しっかり聴かせていただいた。
パネリストは・・・
阿部正樹(岩手放送 会長)
倉澤治雄(日本テレビ報道局 解説主幹)
龍崎 孝(TBSテレビ報道局政治部担当部長・JNN三陸臨時支局長)
藤代裕之(ジャーナリスト)
モデレータ/山田健太
(専修大学文学部人文・ジャーナリズム学科准教授)
の各氏だ。
被災地の放送局としての体験をベースにした阿部さん。
原発報道をめぐって多角的な論点を提示した倉沢さん。
現在も三陸支局を拠点に報道を続ける龍崎さん。
ソーシャルメディアとマスメディアの関係を探る藤代さん。
それぞれが語る知見、そしてクロストークは刺激的でした。
特に、これからのキー局と地方局の関係について、考えるべきことが多かったように思います。
そうそう、藤代さんが「放送業界の皆さんにとってのネットはインターネットのことじゃなくて、系列局のネットワークのことなんですね」と驚き(呆れ)ながら語っていたのが、とても可笑しかったです。