横浜・そごう美術館
2024.08.16
ラッパ屋 第49回公演
『七人の墓友(はかとも)』を
観てきました。
年齢的にも、こちらにドンピシャの題材。
例によって、大いに笑って、時々泣けて、
人生をじんわり考えたりして・・・
この舞台は、創立40周年となるラッパ屋の「現在」です。
ラッパ屋 第49回公演『七人の墓友』
<あらすじ>
雑誌編集者の仁美はある日突然、実家の母・邦子にスカイツリーの展望台に呼び出される。飼い犬の桃太郎が死んだと言うのだ。死や人生についてしみじみと語る邦子に、仁美は母の心境の変化を感じ取る。夏、家族や友人が久しぶりに顔を揃えた実家で、ひょんな諍いから邦子は夫・義男への積年の不満を爆発させ「あなたと同じお墓には入りたくない」と口走ってしまう。さらに海外在住の仁美の弟・義明が驚くべき告白をし一家は大騒動に。そして邦子は地元のファミレスでやがて「墓友」となる個性豊かな老人たちと出会い――。
脚本・演出:鈴木聡
出演:岩橋道子 / 弘中麻紀 / 俵木藤汰 / 宇納佑 / ともさと衣 / 中野順一朗 / 浦川拓海/ おかやまはじめ / 桜一花 / 林大樹 / 磯部莉菜子 / 熊川隆一 / 松村武 / 谷川清美 / 大草理乙子 / 武藤直樹 / 岩本淳 / 木村靖司
2024年6月22日(土)~30日(日)新宿・紀伊國屋ホール
脚本・演出の鈴木聡さん、ラッパ屋の俳優・福本伸一さんと
2024.06.25
新宿・紀伊國屋ホールで、
ラッパ屋『君に贈るゲーム』を
観てきました。
ボードゲームの愛好者たちが、
あることをきっかけに
自分たちで
オリジナルのボードゲームを
創っていくという物語です。
その過程で、
各人の過去と現在が
交錯していく面白さ。
脚本・演出の鈴木聡さんの
手練手管と、
俳優陣の自在な演技が
見事にかみ合い、
笑いながら
いろんなことを
思わせてくれる舞台に
なっています。
ほぼ30年にわたって
通っている、
ラッパ屋公演。
今年も
ラッパ屋を
観ることができて、
本当によかった。
無事、
年を越せそうです(笑)。
公演は
12月11日(日)まで。
脚本・演出の鈴木聡さんと
紀伊國屋ホールは、新宿・紀伊國屋書店4階です
主催:実相寺昭雄研究会
日程:2022年11月17日(木)
時間開場 16:30(16:50~18:00 特別上映)開演 19:00
料金:大人6,000円
出演者:ピアノ・土屋律子 ヴァイオリン・山﨑貴子
お話・寺田農ほか
会場:自由学園明日館 講堂
内容:映画やオペラの演出をはじめ多彩な活躍をした
実相寺昭雄監督に因んだ楽曲のコンサート
(コンサートの前に関連映像の特別上映もあり)
お問合せ・申し込みメール:jissojilab@gmail.com
日本青年館ホールで公演中の「君の輝く夜に~FREE TIME,SHOW TIME~」を観てきました。
何しろ、脚本・演出が、ごひいきの「ラッパ屋」主宰の鈴木聡さんなので。
海に近い国道沿いにある、ホテルも兼ねた、「ダイナー」という名のダイナーが舞台です。
一人の男(稲垣吾郎)が、ふらりと入ってきます。
10年前に付き合っていた、別れた恋人との待ち合わせだと言うのです。
しかし、その女性はなかなか現れません。
待つ男は、店の女主人(北村岳子)や宿泊客(中島亜梨沙)、そして途中から加わった客の女性社長(安寿ミラ)たちと歓談。
飲んだり、しゃべったり、歌ったり、踊ったりです。
大のジャズファンである鈴木さんらしく、ジャズの生演奏があり、オリジナルの歌詞をつけた名曲が歌われ、見事なダンスが披露されます。
主演の稲垣さんはもちろん、北村さん、中島さん、いずれも達者で、曲のたびに拍手が広がります。
そんな中で、「宝塚トップ」経験者のすごさを、どどーんと再認識させてくれたのが、安寿ミラさんでした。
歌もダンスも芝居も、圧倒的な存在感で迫ってきます。
そこに立つだけで、オーラが放射されるというか、ある世界を現出させてしまう。
さすが、「ベルばら」のオスカル!
いや、ほんと、大したものです。
作品全体も、「ぜいたくな時間を過ごしたなあ」と思えるものでした。
「君の輝く夜に~FREE TIME,SHOW TIME~」は、東京・日本青年館ホールで、9月23日(月)までです。