発売中の「週刊新潮」最新号に、「ドクターX」と主演の米倉涼子に関する記事が掲載されました。
この中で、コメントしています。
記事タイトル
「ドクターX」第3弾出演で
米倉涼子“結婚”大作戦
米倉涼子“結婚”大作戦
記事ではまず、『ドクターX』の第3弾が決定、という話があり・・・・
「フリーランスの外科医が活躍する一話完結ドラマで、米倉さんはハマり役。
“私、失敗しないので”と言ってのける主人公が、その手術の腕で難題を解決していく姿には、観ていて安心感がある。テレ朝ドラマでは『相棒』以来の成功作でしょう」
と、上智大学の碓井広義教授(メディア論)は評するが、このタイミングでの発表にはワケがあった。
以下・・・・
・米倉が「40歳までに結婚」と言ってきたこと
・事務所の事情
・30代の有終の美をめざす
・米倉の現在の交際情報
・・・・といった内容ですが、詳細は、ぜひ本誌をお読みください。
(週刊新潮 2014.09.04号)
発売中の「フラッシュ」最新号に、「秋の改編」に関する特集記事が掲載されました。
この中で、コメントしています。
記事タイトル:
2014初秋の変!
テレビ界「呆れた改編」 大御所と黒幕、暗躍す!
テレビ界「呆れた改編」 大御所と黒幕、暗躍す!
・TBS「さんまのスーパーからくりTV」の9月打ち切り
・さんま、TBS、それぞれの事情
・「からくり」の後番組情報
私のコメント部分は以下の通りです・・・・
3月末の『笑っていいとも!』(フジテレビ系)に続き、“お笑いビッグ3”の長寿番組が終焉を迎えた。
メディア論を専門にする上智大学の碓井広義教授は、こう指摘する。
「視聴率低落傾向にある長寿番組を“局を代表する番組”という理由だけで、局は政治的判断を先送りしてきました。
だが、テレビ界全体が低迷する中で、局は費用対効果に関する考査をシビアにおこなうようになった。
今春の『笑っていいとも!』や『はなまるマーケット』など長寿番組の終了で、局側に“実際に切れる”という流れができた。パンドラの箱が開いてしまったのです」
続いて、フジテレビの話題が・・・・
・「いいとも」終了後のタモリの動向
・矢口真里の復帰情報
・沢尻エリカ「ファースト・クラス」続編
・好調の「HERO」
・「テラスハウス」の打ち切り
・女子アナをめぐる話題
そして、テレビ朝日について、私のコメント・・・・
凋落するフジを追い抜き、昨年度、全日視聴率で42年ぶりの民放2位に躍り出たテレビ朝日だが、4月からは徐々に数字が落ちてきている。
「視聴率が上位になったことで、変にメジャー感を出そうとしている。フジやTBSと違うところが良かったのに、最近は他局と似たような番組が増えてきた」 (前出・碓井教授)
記事はこの後、視聴率独走中の日本テレビに触れています。
・「ZIP!」の関根麻里、寿降板
・後任の北乃きい
・「24時間テレビ」のマラソンランナー・城島
といった流れです。
・・・・記事の詳細は、ぜひ本誌をご覧ください。
(フラッシュ 2014.09.09号)
札幌での仕事が終わっても、新千歳空港に真っ直ぐ向かうことは、ほとんどありません。
千歳で途中下車して、「柳ばし」です。
やはり、お父さん、お母さんの顔を見ないと(笑)。
で、本日の碓井用メニューは、サケ、イカ、そしてチーズササミ、3種のフライ盛り合わせでした。
加えてカツオの刺身、自家製のしそ、みょうが。
今朝の生放送も見てもらっているので、スタジオの様子など雑談しながら、美味しくいただいた後、いつも通り、「いってらっしゃい!」の声に送られて、空港へと向かいました。
MCの木村愛里さん、福田太郎アナと
朝、HTB「イチオシ!モーニング」でコメンテーター。
いつものMC・依田アナウンサーが夏休み中ということで、代打として、新人の福田太郎アナが登板しました。
大学で野球部だった(アンダースロー投手)という福田アナの、明るく、元気なMCデビュー戦でした。
ファイターズガールの大西美帆さん、野球解説の岩本勉さん
スポーツ担当の室岡里美アナ
今週の「木村愛里さん」
29日のBSジャパン「大竹まことの金曜オトナイト」。
ゲストは、先々週に続き、コロッケさんでした。
特集「YOUは何しに公園へ」を見ながらのトークから、いつの間にか「物まね談義」へ。
300人以上の持ちネタがあるそうです。
それから、コロッケさんがおススメしてくれた本は、さだまさしさんの「アントキノイノチ」。
番組のエンディングでは、秘芸「ティラノザウルス」を披露してくださいました。
コロッケさん、サイコー!(笑)
今週の「もえちゃん」
札幌に来ています。
いつものHTB北海道テレビ「イチオシ!」コメンテーターです。
ゲストは、津軽三味線パフォーマーの忍弥(にや)さんでした。
迫力の生演奏。
津軽三味線の伝統を継承する活動と、さまざまなジャンルとのコラボレーションに挑戦する先進性とを併せ持つ新世代です。
ニュースの佐藤アナ、MCの国井アナとヒロさん
エンタメ担当のオクラホマ河野さん
今週の「国井美佐アナウンサー」
30日(土)は朝7時から、これまたいつもの「イチオシ!モーニング」に生出演します!
朝日新聞が掲載を拒否した両誌の広告
「朝日新聞」が、「週刊文春」と「週刊新潮」の広告掲載を拒否。
この件で取材を受けました。
拒否の理由は、明らかにされていません。
広告の内容(朝日に関する見出し部分)が「違っている」と判断したからでしょうか。「嘘の情報は紙面に載せられない」と考えたのでしょうか。
それとも、朝日にとって「不都合」「不利益」だと思ったのでしょうか。
もしも、両誌に書かれている内容が「間違っている!」と言うなら、きちんと反論すればいいのです。記事のどこが、どんなふうに誤りなのかを。
市民(読者)は「文春」や「新潮」を読み、そして「朝日」の反論を読んで、自身で内容の当否を判断すべきだと思います。
広告拒否は、そうした機会を読者から奪うことにつながります。
また、この広告には「慰安婦問題に関する追及キャンペーン記事」だけでなく、当然、ほかの記事に関する情報も含まれていました。
朝日の読者は、その情報を得ることも出来なかったことになります。
それと、言うまでもありませんが、広告は「情報」であるだけでなく、「表現」であり、「文化」です。
そのことについて、朝日はどう考えているのか。
このあたりも、かなり気になります。
テレビ番組もそうですが、CMは時代を映す鏡です。その時どきの世相、流行、社会現象、そして人間模様までをどこかに反映させています。
「うーん、あるある、そういうこと」という共感や、「もしかしたら、こういうの、待ってたかも」という潜在的な期待感に応えるCMは、やはり目を引きます。
この夏、流されているCMの中から、注目作を選んでみました。
ジョージア「海の家従業員」編
山田孝之さんはカメレオン俳優だ。ある時は脱力系ヒーロー・勇者ヨシヒコ、またある時はコワモテの闇金・ウシジマくんと化す。そんな山田さんが海の家で焼きそばを売っている。なんとも地道な商売だ。
しかし、誰にも魔がさす時はある。うっかりミスってやつだ。買いに来たのは笑顔と水着姿が魅力的な佐野ひなこちゃん。ふいに身をかがめ、山田さんを見上げて聞く。「暑くないですか?」
その瞬間、「うむ、いい娘だ」と山田さんは思ってしまった。冷えた缶コーヒーを「オマケであげるよ」と鷹揚なところを見せてしまう。しかも目は胸元に釘づけだ。
ところが突然、カレシが現れる。これがまた絵に描いたようなチャラ男だ。こいつにお礼を言われた山田さん、「お前にじゃねえよ!」と声には出さず憤る。その怒りと自嘲を押し殺した笑顔が絶品だ。
この夏も、”うっかり男”と”ちゃっかり娘”の対決が各地で展開されているだろう。でも、オトナの男は勝ってはいけない。山田さんはそう教えている。
DODA「チャップリン」編 ・「キング牧師」編
その演説は映画「独裁者」の終盤に置かれている。約3分半のワンカットだ。
ファシズムの国の独裁者と間違われた床屋(チャップリン)が、兵士たちに向かって呼びかける。「君たちは機械ではない。家畜でもない。人間なんだ!」と。
CMには現在の仕事と将来に迷いを抱えた青年、綾野剛さんが登場する。鏡に映る自分を見つめた時、チャップリンの声が聞こえてくるのだ。
「君たちには力がある。人生を自由で美しく、素晴らしい冒険に変える力が!」。チャップリンにそこまで言われたら、綾野さんじゃなくても転職を決意してしまいそうだ。
「キング牧師」編も、「友よ。今こそ、夢を見よう」で始まるメッセージが強烈なインパクトで迫ってくる。姿こそ見えないが、肉声の背後にある彼らの思想と行動、つまり生き方を想起するからだ。
閉塞の時代こそ、行動せずに悔やむより、一歩踏み出す勇気を。「戦え!自由のために」の声は転職以外の岐路に立つ者の背中も押してくれる。
中国・上海にあるフータン大学。
来年、創立110周年を迎える歴史のある大学です。
その新聞学院(ジャーナリズム・スクール)の先生方と学生さんが、四谷キャンパスを訪問してくれました。
教員同士のミーティングと、テレビセンターなど学内の見学です。
新聞学科には中国からの留学生もたくさんいるので、通訳者には困りません(笑)。
これから交流が盛んになりそうです。
日刊ゲンダイに連載している「TV見るべきものは!!」。
今週は、NHKドラマ10「聖女」について書きました。
NHKドラマ10「聖女」
女優・広末涼子の起死回生なるか
女優・広末涼子の起死回生なるか
NHKドラマ10「聖女」が始まった。高校生だった晴樹(永山絢斗)は、家庭教師の女子大生(広末涼子)に恋をする。勉強にも力が入り、東大に合格。だが、なぜか広末は姿を消していた。9年後、弁護士となった永山は連続殺人事件の容疑者と化した広末と再会する。
果たして彼女は犯人なのか、真相解明はこれからだ。一種のラブ・サスペンスであり、大森美香のオリジナル脚本がいいテンポで見る側を引っ張っていく。いや、それ以上に広末の“妖しさ”と“怪しさ”から目が離せないのだ。
広末が主役を務めると聞いた時、一瞬「大丈夫か?」と思った。昨年の主演ドラマ「スターマン・この星の恋」(フジテレビ系)も、主演映画「桜、ふたたびの加奈子」も、はっきり言って不発だった。それに最近も奇行だの年下俳優との不倫だの、いい噂を聞かない。一種「取扱い注意」のイメージがあった。
しかし、そんな広末の“崖っぷちパワー”が今回は活かされている。ベッドシーンも堂々たるものだし、普段からやや嘘くさい広末の微笑も、このドラマでは有効だ。
悪女か聖女か。そもそもそれは逆の存在なのか。「信用できますか?私のこと」というドラマの中のセリフも、まるで広末が視聴者に自分のことを問いかけているように聞こえた。女優・広末涼子の起死回生なるか。
(日刊ゲンダイ 2014.08.26)
甲子園の決勝戦。
県立というか、公立というか、とにかく私立じゃない高校が決勝戦進出、というのが何だか嬉しくて(笑)三重高校を応援していたけど、4ー3で大阪桐蔭が優勝した。
ちょっと残念。
そういえば、「野球小説」は結構な数が存在するのだが、「高校野球小説」って、すぐに思い浮かばないのは私だけかな。
あさのあつこさんの『バッテリー』は中学生で、『ラスト・イニング』が確か高校だったと思うけど。
最近読んだ“甲子園モノ”では、小路幸也『スタンダップダブル! 甲子園ステージ』(角川春樹事務所)が面白かった。
それ以外だと・・・・あ、あった。
少し前の作品だけど、傑作高校野球小説。
堂場瞬一『大延長』(実業之日本社)だ。
監督が言う。「この試合は俺のものでも、学校のものでもない。お前たちのものだ」と。
夏の甲子園、しかも決勝戦が「延長引き分け再試合」となった。戦うのは初出場の新潟海浜と、連続出場の強豪・恒正学園だ。
因縁の一つは、海浜の監督である羽場と恒正の監督・白井が、大学時代のバッテリーだったこと。卒業後、白井はプロに進み、羽場は別の道を歩んだ。その二人が監督として甲子園で向き合っている。
さらに、海浜のエース・牛木と主将の春名、そして恒正の強打者・久保の3人は、リトルリーグでチームメイトだった。それぞれの過去と現在が酷暑の球場で交錯する。
故障した膝が悪化した海浜の牛木は、再試合での登板が困難となる。春名は県大会の最中に事故で手首をケガしていた。
一方、恒正も主力選手の喫煙が発覚。揺れる両チームだが、運命の一戦は容赦なく開始される。
選手たちの渾身のプレー。監督たちの駆け引き。実況中継の解説を行うのは白井と羽場の恩師である滝本だ。重病を抱える彼もまた、この試合に自身を賭けていた。
臨場感溢れる高校野球小説にして、グラウンドを舞台とした一級のエンターテインメント小説です。
海を舞台にした小説なら、少し涼しげではないかと思い、クライブ・カッスラー「タイタニックを引き揚げろ」(パシフィカ)を引っ張り出した。
奇想天外な方法(もう忘れていた)で、あのタイタニックを引き揚げるのだ。
何しろ、舞台が海の底だからね、こりゃ涼しい(笑)。
本の奥付を見たら1977年とある。
おお、まだ学生時代だ。
ページをめくれば、37年が経過してもダーク・ピットとジョルディーノの最強コンビは健在だし(当たり前)、やはりこのシリーズ第1作が最も面白い。
夏は冒険小説に限る、かも(笑)。
今週の「読んで書評を書いた本」は次の通りです。
夏の休刊週があったので、たくさん掲載されています(笑)。
高杉 良 『勁草の人』 文藝春秋
今江祥智 『おいしい街と本と人』 幻戯書房
竹内 洋 『大衆の幻想』 中央公論新社
中山康樹 『ロックの歴史』 講談社現代新書
アルベルト・マングェル:著、 野中邦子:訳
『読書礼讃』 白水社
橘 玲 『バカが多いのには理由がある』 集英社
佐藤条二 『ある日、「誰にもいえない」ことに襲われる』 総話社
つるの剛士『つるの将棋』 幻冬舎エデュケーション
池内 紀 『ニッポン周遊記』 青土社
* これらの書評は、
発売中の『週刊新潮』(8月28日秋風月増大号)
読書欄に掲載されています。
日本民間放送連盟が主催する「日本民間放送連盟賞」。
連盟賞とか、民放連賞と呼ばれています。
この賞の中の、特別表彰部門「放送と公共性」の審査会に出席してきました。
私以外の審査委員は、
石澤靖治さん(学習院女子大学長)
入江たのしさん(メディアプロデューサー)
木原くみこさん(三角山放送局会長)
村上雅通さん(長崎県立大学教授)
といった方々です。
すでに1次審査は行ったのですが、それを通過した10社の放送局から、丸1日かけて、プレゼンテーションを受けました。
そして、合評。
この合評会で最優秀賞と優秀賞が決定されます。
こういう賞の選考を行う際、思うことはいつも同じです。
審査する側もまた審査されている、問われている、と。
それくらい選ぶという行為は難しいし、同時にやりがいもあります。
今年もまた、夜にまで及んだ選考会が、無事終了しました。
結果はまだ公表できないので(笑)、解禁され次第、お伝えすることにします。
参加各局の皆さん、そして審査委員の皆さん、おつかれさまでした。