発売中の「サンデー毎日」最新号に、BS放送に関する特集記事が掲載されました。
この中で、おススメの番組などについて、コメントしています。
<新テレビ生活>気づいた人はもう始めている
さよなら地上波
大人はBS
さよなら地上波
大人はBS
冒頭で紹介されているのは、BS-TBS「吉田類の酒場放浪記」。
番組担当の牛久保剣プロデューサーが話をしています。
続いて、文化通信社編集局の戎(えびす)正治デスクが、BSデジタル放送全体の視聴状況を説明。
そして、私のコメント部分になっています・・・・
そんなBS番組の「定番ジャンル」の一つが、旅番組やお散歩番組だ。
放送評論家であり、上智大でメディア論を教える碓井広義教授(58)が推奨するのが『にっぽん縦断 こころ旅』(NHK BSプレミアム)。
俳優の火野正平(63)が実際に自転車を漕ぎながら、視聴者の投書で選ばれた全国の「忘れられない風景」を訪ねる。4月1日からは新シリーズ「2013春の旅」(平日朝7時45分~など)が始まる。
「自動車ではなく、自転車のスピードで眺める各地の風景が印象的です。不良っぽさを残しながらも味のあるオヤジになった火野さんが大人の魅力を醸しています」(碓井教授)
『所さんの世田谷ベース』(BSフジ、日曜夜10時~)は、放送開始から約6年になる人気番組。タレントの所ジョージ(58)が、自らの事務所のガレージで、クルマや洋服など「自分の好きなこと」をテーマにトークを繰り広げる。
「遊びを追求する所さんを通じて『心地よいユルさ』を堪能できます」(同)
冒頭で触れた『吉田類の酒場放浪記』も碓井教授のお気に入りだ。
「吉田さんの隣で飲んでいるかのような、ほろ酔い気分が味わえます」
・・・・これらの番組以外に、記事の中で紹介されているのは、今井舞さんが薦める「高田純次の年金生活」(BSジャパン)、「家電の学校」(BSジャパン)などだ。
また、「ぶらぶら美術館・博物館」(BS日テレ)や、報道系の番組もいくつか登場する。
そして、記事のまとめの部分で、再び私のコメント・・・・
質量ともに番組が充実しつつあるBSデジタル放送。前出・碓井教授はこう語る。
「大切なのは、BSの特色を生かした番組作りを行うこと。地上波のように『子どもから高齢者まで』といった幅広い層をターゲットにする必要はなく、コアなファンから熱い支持を得られればいい。BSとはそうあるべきだと思います」
(サンデー毎日 2013.03.10号)