碓井広義ブログ

<メディア文化評論家の時評的日録> 
見たり、読んだり、書いたり、時々考えてみたり・・・

今週の「HTB・石沢綾子アナウンサー」

2013年11月30日 | テレビ・ラジオ・メディア

今週の「HTB・国井美佐アナウンサー」

2013年11月30日 | テレビ・ラジオ・メディア

「イチオシ!」新人ADは、ファイターズ宮西投手!?

2013年11月30日 | テレビ・ラジオ・メディア

HTB「イチオシ!」のスタジオに入ったら、見慣れぬAD(アシスタント・ディレクター)さんがいた。

よく見ると、ファイターズの宮西尚生投手でした。

番組「FFFFF」の企画で、1日AD体験をしていたんですね。

生放送の場で、何たる大胆さ(笑)。

でも、驚くべし、カウントダウンから出演者への指示まで、ちゃんと
こなしていました。

しかも、今日のゲストは関ジャニ∞の村上さんと安田さん。

トークがとても面白く、スタジオは笑いに次ぐ笑い。

新人ADとゲストのおかげで、いつも以上に生放送らしい楽しい展開でした。





AD宮西投手と谷口アナ




芸能コーナー担当の「オクラホマ」河野真也さんと



HTBの大型新人・室岡里美アナウンサーと

【気まぐれ写真館】 札幌 2013.11.29

2013年11月30日 | 気まぐれ写真館

【気まぐれ写真館】 新千歳空港 2013.11.29

2013年11月30日 | 気まぐれ写真館

【気まぐれ写真館】 羽田空港 2013.11.29

2013年11月30日 | 気まぐれ写真館

今夜の「金曜オトナイト」で、作家の室井佑月さんと

2013年11月29日 | 金曜オトナイト


11月29日(金)夜10時54分
BSジャパン 「大竹まことの金曜オトナイト」


ゲストは作家の室井佑月さんです。

大竹さんのきわどいツッコミに、これまた、きわどく切り返すあたりが流石です。

そうそう、今回は滅多に見られない貴重な“コスプレ”が披露されます(笑)。

誰の、どんなコスプレか、どうぞお楽しみに!
















今週の「もえちゃん」

勝手に、「今週の見出し大賞!」

2013年11月29日 | 本・新聞・雑誌・活字
(週刊文春 2013.12.05号)


この問題の行方はともかく、思わず、ニヤッとしてしまいました。

5000万円提供
徳洲会の“お・も・て・な・し”
虎の威を
借りた猪



うまいなあ(笑)。

で、勝手に、「今週の見出し大賞!」です。

【気まぐれ写真館】 夕景 2013.11.28

2013年11月29日 | 気まぐれ写真館

特定秘密保護法案の廃案を求めるアピール

2013年11月28日 | テレビ・ラジオ・メディア

私は、以下の「特定秘密保護法案の廃案を求めるアピール」に賛同します。

この法案、精査すればするほど、「平成の治安維持法」といわれても仕方のない悪法であると思うからです。


特定秘密保護法案の衆院強行採決に抗議し、
廃案を求める学者たちからのアピール

特定秘密保護法案の衆議院強行採決に抗議し、ただちに廃案にすることを求めます。

国会で審議中の特定秘密保護法案は、憲法の定める基本的人権と平和主義を脅かす立法であり、ただちに廃案とすべきです。

特定秘密保護法は、指定される「特定秘密」の範囲が政府の裁量で際限なく広がる危険性を残しており、指定された秘密情報を提供した者にも取得した者にも過度の重罰を科すことを規定しています。

この法律が成立すれば、市民の知る権利は大幅に制限され、国会の国政調査権が制約され、取材・報道の自由、表現・出版の自由、学問の自由など、基本的人権が著しく侵害される危険があります。さらに秘密情報を取り扱う者に対する適性評価制度の導入は、プライバシーの侵害をひきおこしかねません。

民主政治は市民の厳粛な信託によるものであり、情報の開示は、民主的な意思決定の前提です。特定秘密保護法案は、この民主主義原則に反するものであり、市民の目と耳をふさぎ秘密に覆われた国、「秘密国家」への道を開くものと言わざるをえません。

さまざまな政党や政治勢力、内外の報道機関、そして広く市民の間に批判が広がっているにもかかわらず、何が何でも特定秘密保護法を成立させようとする与党の政治姿勢は、思想の自由と報道の自由を奪って戦争へと突き進んだ戦前の政府をほうふつとさせます。

さらに、特定秘密保護法は国の統一的な文書管理原則に打撃を与えるおそれがあります。公文書管理の基本ルールを定めた公文書管理法が2009年に施行され、現在では行政機関における文書作成義務が明確にされ、行政文書ファイル管理簿への記載も義務づけられて、国が行った政策決定の是非を現在および将来の市民が検証できるようになりました。特定秘密保護法はこのような動きに逆行するものです。

いったい今なぜ特定秘密保護法を性急に立法する必要があるのか、安倍首相は説得力ある説明を行っていません。外交・安全保障等にかんして、短期的・限定的に一定の秘密が存在することを私たちも必ずしも否定しません。

しかし、それは恣意的な運用を妨げる十分な担保や、しかるべき期間を経れば情報がすべて開示される制度を前提とした上のことです。行政府の行動に対して、議会や行政府から独立した第三者機関の監視体制が確立することも必要です。

困難な時代であればこそ、報道の自由と思想表現の自由、学問研究の自由を守ることが必須であることを訴えたいと思います。そして私たちは学問と良識の名において、「秘密国家」・「軍事国家」への道を開く特定秘密保護法案に反対し、衆議院での強行採決に抗議するとともに、ただちに廃案にすることを求めます。

2013年11月28日

特定秘密保護法案に反対する学者の会

浅倉 むつ子(早稲田大学教授、法学)
池内 了  (総合研究大学院大学教授・理事、天文学)
伊藤 誠  (東京大学名誉教授、経済学)
上田 誠也 (東京大学名誉教授、地震学)
上野 千鶴子(立命館大学特別招聘教授、社会学)
内田 樹  (神戸女学院大学名誉教授、哲学)
内海 愛子 (大阪経済法科大学アジア太平洋研究センター所長、
社会学)
宇野 重規 (東京大学教授、政治学)
大澤 真理 (東京大学教授、社会学)
小沢 弘明 (千葉大学教授、歴史学)
加藤 節  (成蹊大学名誉教授、政治学)
加藤 陽子 (東京大学教授、歴史学)
金子 勝  (慶応大学教授、経済学)
姜 尚中  (聖学院大学全学教授、政治学)
久保 亨  (信州大学教授、歴史学)
栗原 彬  (立教大学名誉教授、政治社会学)
小森 陽一 (東京大学教授、文学)
佐藤 学  (学習院大学教授、教育学)
杉田 敦  (法政大学教授、政治学)
高橋 哲哉 (東京大学教授、哲学)
野田 正彰 (元関西学院大学教授、精神医学)
樋口 陽一 (東北大学名誉教授、憲法学)
廣渡 清吾 (専修大学教授、法学)
益川 敏英 (京都大学名誉教授、物理学)
宮本 憲一 (大阪市立大学・滋賀大学名誉教授、経済学)
鷲谷 いづみ(東京大学教授、生態学)
和田 春樹 (東京大学名誉教授、歴史学)

(2013年11月27日0時現在)


<アピール賛同者>

中野晃一(上智大学教授・政治学)
山口二郎(北海道大学教授・政治学)
中田考(元同志社大学教授・イスラーム学)
増田聡(大阪市立大学准教授・音楽学)
向井光太郎 (奈良佐保短大准教授・マーケティング)
遠藤不比人(成蹊大学教授・英文学)
小幡尚(高知大学准教授・日本近代史)
梁川英俊(鹿児島大学教授・文学)
村上信明(創価大学准教授・歴史学)
坂井弘紀(和光大学教授・中央アジア文化研究)
鏑木政彦(九州大学教授・政治思想史)
下河辺美知子(成蹊大学教授・アメリカ文学)
土佐弘之(神戸大学教授・国際関係論)
豊島耕一(佐賀大学名誉教授・物理学)
柳原孝敦(東京大学准教授・ラテンアメリカ文学)
上番増喬(徳島大学・栄養学)
津富宏(静岡県立大学教授・犯罪学)
佐藤友亮(神戸松蔭女子学院大学准教授・医学)
小池隆太(山形県立米沢女子短期大学准教授・記号論)
安藤泰至(鳥取大学准教授・宗教学)
吉岡洋(京都大学教授・美学芸術学)
三浦まり(上智大学教授、政治学)
遠藤雅裕(中央大学教授・言語学)
上西充子(法政大学教授・社会政策)
上脇博之(神戸学院大学教授・憲法学)
高橋巌(日本大学教授・農業経済学)
三浦欽也(神戸女学院大学准教授・認知科学)
野崎次郎(関西大学非常勤講師・フランス文学)
青木真兵(関西大学非常勤講師・歴史学)
平野幸彦(新潟大学准教授・アメリカ文学)
安西敦(香川大学准教授・刑事実務学)
西原博史(早稲田大学教授・憲法学)
関橋英作(東北芸術工科大学教授・企画構想学)
水島久光(東海大学教授・メディア論)
菅原純(東京外国語大学非常勤講師・歴史学)
平川克美(立教大学特任教授・ビジネス論)
光嶋裕介(首都大学東京助教・建築設計)
岡田健一郎(高知大学講師・憲法学)
武藤整司(高知大学教授・哲学)
金田雅司(東北大学助教・物理学)
西郷甲矢人(長浜バイオ大学講師・数学)
千野健太郎(埼玉医科大学助教・医学)
志賀浄邦(京都産業大学准教授・仏教学)
小坂井敏晶 (パリ第八大学准教授・社会心理学)
川本真浩(高知大学准教授・歴史学)
平尾剛(神戸親和女子大学講師・スポーツ教育学)
神吉直人(香川大学准教授・経営学)
鈴木準一郎(首都大学東京准教授・生態学)
小林敏明(ライプツィヒ大学教授・日本学)
貴志俊彦(京都大学教授・東アジア近現代史)
鹿野豊(分子科学研究所特任准教授・物理学)
釈徹宗(相愛大学教授・宗教学)
丸井一郎(高知大学教授・言語相互行為理論)
荻野哉(大分県立芸術文化短大准教授・美学芸術学)
門脇健(大谷大学教授・宗教学)
山下仁(大阪大学教授・社会言語学)
伊藤慎二(国学院大学助教・考古学)
宮本真也(明治大学准教授・社会哲学)
松田洋介(金沢大学准教授・教育社会学)
工藤晋平(京都大学特定准教授・臨床心理学)
西山秀人(上田女子短大教授・日本文学)
大塚直哉(東京藝術大学准教授・音楽)
嘉指信雄(神戸大学教授・哲学)
酒匂宏樹(東海大学講師・数学)
長光太志(佛教大学非常勤講師・社会学)
城一裕(情報科学芸術大学院大学講師・音響学)
伊地知紀子(大阪市立大学准教授・人類学)
山崎直樹(関西大学教授・中国語教育学)
江弘毅(神戸女学院大学非常勤講師・編集論)
吉田栄人(東北大学准教授・人類学)
宮本有紀(東京大学講師・精神看護学)
今滝憲雄(武庫川女子大学非常勤講師・教育学)
川口洋誉(愛知工業大学講師・教育法)
中條健志(大阪市立大学ドクター研究員・フランス語圏学)
加藤有子(東京大学助教・ポーランド文学)
鈴木貞美(国際日本文化研究センター名誉教授・日本文芸文化史)
上園昌武(島根大学教授・経済学)
川井巧(福島県立医科大学助教・医学)
岡本良治(九州工科大学名誉教授・物理学)
阿部昇(秋田大学教授・教育学)
岡室美奈子(早稲田大学教授・テレビ論演劇論)
小関和弘(和光大学教授・日本文学文化研究)
杉本昌昭(和光大学准教授・社会学)
八木孝夫(東京学芸大学教授・英語学)
碓井広義(上智大学教授・メディア論)
實川幹朗(姫路独協大学教授・世界学)
加藤典洋(早稲田大学教授・文学)
大河内泰樹(一橋大学准教授・哲学)
渡邊良弘(新潟医療福祉大学准教授・精神医学)
西山教行(京都大学教授・言語教育学)
大澤五住(大阪大学教授・神経科学)
堀茂樹(慶応義塾大学教授・フランス思想史)
只友景士(龍谷大学教授・財政学)
大貫隆史(関西学院大学准教授・英文学)
高橋暁生(上智大学准教授・歴史学)
桃木至朗(大阪大学教授・歴史学)
中西裕樹(同志社大学准教授・言語学)
賀茂美則(ルイジアナ州立大学教授・社会学)
砂連尾理(神戸女学院大学音楽学部非常勤講師
・コンテンポラリーダンス)
藤山直樹(上智大学教授・精神分析)
瀧本知加(東海大学講師・教育学)
舩田クラーケンさやか(東京外国語大学准教授・国際関係論)
高柳美香(明治大学准教授・マーケティング)
小松田儀貞(秋田県立大学准教授・社会学)
藤井敬之(愛知教育大学教授・教育学)
小泉直子(静岡産業大学非常勤講師・組織行動学)
河野真太郎(一橋大学准教授・英文学)
吉本和弘(県立広島大学准教授・英文学)
寺田勇文(上智大学教授・東南アジア研究)
八代嘉美(京都大学)
山本奈生(佛教大学専任講師・社会学)
熊澤弘(武蔵野音楽大学講師・博物館学)
ハドリー浩美(新潟大学准教授・英語教育学)
越智敏夫(新潟国際情報大学教授・政治学)
氏家法雄(千葉敬愛短大非常勤講師・組織神学)
柏原誠(大阪経済大学・政治学)
林祥介(神戸大学教授・地球惑星科学)
海老根剛(大阪市立大学准教授・表象文化論)
中野昌宏(青山学院大学教授・社会思想史)
堀江宗正(東京大学准教授・宗教学)
笹島秀晃(大阪市立大学専任講師・社会学)
田中孝史(東京外国語大学特定研究員・言語学)
小野原教子(兵庫県立大学准教授・文化記号論)
輪島裕介(大阪大学准教授・音楽学)
橋本一径(早稲田大学准教授・表象文化論)
土屋誠一(沖縄県立芸術大学講師・美術史)
越田美穂子(香川大学准教授・保健学)
鳥山祐介(千葉大学准教授・ロシア文学)
細川弘明(京都精華大学教授・文化人類学)
出水薫(九州大学教授・政治学)
植村洋(和光大学名誉教授・英文学)
山中淑江(元同志社大学非常勤講師・西洋文化史)
山下純照(成城大学教授・演劇学)
渡辺裕(東京大学教授・音楽学)
吉田寛(立命館大学准教授・感性学)
松井克浩(新潟大学教授・社会学)
細川弘明(京都精華大学教授・文化人類学)
時安邦治(学習院女子大学教授・社会学)
山崎望(駒澤大学准教授・政治学)
今井慎太郎(国立音楽大学専任講師・コンピュータ音楽)
和田悠(立教大学准教授・社会教育)
岩村原太(京都造形芸術大学准教授・舞台デザイン)
遠藤泰弘(松山大学教授・政治学)
水野隆一(関西学院大学教授・ヘブライ語聖書学)
福島祥行(大阪市立大学教授・フランス語圏学)
田中裕喜(滋賀大学准教授・教育学)
坂野鉄也(滋賀大学准教授・歴史学)
岡井崇之(稚内北星学園大学専任講師・メディア論)
古市将樹(愛知文教大学准教授・教育学)
辻学(広島大学教授・新約聖書学)
中島宏(鹿児島大学教授・刑事法学)
滝川幸司(奈良大学教授・日本文学)
久保木秀夫(鶴見大学准教授・書誌学)
色平哲郎(独協医科大学非常勤講師・地域医療)
中島万紀子(早稲田大学非常勤講師・フランス語)
國分俊宏(青山学院大学教授・フランス文学)
浅野純一(追手門学院大学教授・中国文学)
高村峰生(神戸女学院大学専任講師・アメリカ文学)
堀川智也(大阪大学教授・日本語学)
石澤一志(目白大学専任講師・日本文学)
浅野智彦(東京学芸大学教授・社会学)
園田寛道(滋賀医科大学助教・医学)
小暮宣雄(京都橘大学教授・文化政策学)
浅川達人(明治学院大学教授・都市社会学)
武田信子(武蔵大学教授・臨床心理学)
高田友美(滋賀大学特任准教授)
水田憲志(関西大学非常勤講師・地理学)
小野寺拓也(昭和女子大学専任講師・歴史学)
木下勇(千葉大学教授・都市計画学)
内村直之(慶応義塾大学非常勤講師・科学ジャーナリズム)
加藤秀一(明治学院大学教授・社会学)
池田暁史(文教大学准教授・精神分析)
田口卓臣(宇都宮大学准教授・フランス文学)
平林香織(岩手医科大学教授・日本文学)
森隆史(関西学院大学非常勤講師・ソーシャルキャリア論)
安達太郎(京都橘大学教授・日本語学)
近藤隆二郎(滋賀県立大学教授・環境計画学)
小浜正子(日本大学教授・歴史学)
兵藤宗吉(中央大学教授・心理学)
小熊和郎(西南学院大学教授・フランス語学)
林衛(富山大学准教授・市民社会メディア論)
西田弘次(ビジネスブレークスルー大学准教授・コミュニケーション学)
和田浩史(立命館大学准教授)
高嶌英弘(京都産業大学教授・法律学)
野中浩一(和光大学教授・身体環境共生学)
斉藤昭子(東京理科大非常勤講師・文学)
菊池暁(京都大学助教・民俗学)
佐々木玲仁(九州大学准教授・臨床心理学)
生井亮司(武蔵野大学准教授・美術教育学)
佐藤憲一(東京理科大学専任講師・アメリカ文学)
小松崎拓男(金沢美術工芸大学教授・博物館学)
木戸口正宏(北海道教育大学釧路校講師・教育学)
深尾葉子(大阪大学准教授・社会生態学)
森修一(東京医科歯科大学特任助教・化学)
菊池哲彦(尚絅学院大学准教授・社会学)
岡田正巳(首都大東京教授・数理科学)
川端康雄(日本女子大学教授・英文学)
杉田俊介(同志社大学特別研究員・キリスト教学)
太田泰人(女子美術大学教授・美術史)
小沼純一(早稲田大学教授・音楽文化論)
高橋佳三(びわ湖成蹊スポーツ大学准教授
・スポーツバイオメカニクス)
田川とも子(神戸女学院大学非常勤講師・表象文化論)
西田昌司(神戸女学院大学教授・医科学)
神田貴成(大阪芸術大学非常勤講師・マンガ論)
北島正二朗(シンガポール国立大学博士研究員・生物学)
溝尻真也(目白大学専任講師・メディア論)
守中高明(早稲田大学教授・フランス現代思想)
中川克志(横浜国立大学准教授・聴覚文化論)
武田俊輔(滋賀県立大学講師・社会学)
佐藤守弘(京都精華大学教授・芸術学)
小野昌弘(ユニバーシティカレッジ・ロンドン上席主任研究員・免疫学)
布川弘(広島大学教授・歴史学)
住友剛(京都精華大学准教授・教育学)
小野寺秀也(元東北大学教授・物理学)
馬場重行(山形県立女子短大教授・文学)
阿部賢一(立教大学准教授・文学)
高橋雅人(神戸女学院大学教授・哲学)
清家章(高知大学教授・日本考古学)
矢田部和彦(パリ第七大学准教授・社会学)
谷本盛光(新潟大学教授・物理学)
越野章史(和歌山大学准教授・教育学)
三好永作(九州大学名誉教授・理論化学)
中野元博(大阪大学准教授・物理化学)
玉木尚之(高知大学准教授・中国哲学)
斉藤渉(東京大学准教授・思想史)
久後貴行(大阪市立大学非常勤講師・フランス語学)
山本信次(岩手大学准教授・森林政策学)
磯直樹(大阪大学特任助教・社会学)
杉田真衣(金沢大学准教授・教育学)
渋谷聡(島根大学教授・西洋史)
石川康宏(神戸女学院大学教授・経済学)
冨塚明(長崎大学准教授・環境物理学)

(11月28日9時現在)

「あまちゃん」第2弾がやって来た

2013年11月28日 | テレビ・ラジオ・メディア

予約注文しておいた、DVD「あまちゃん 完全版BOX2」が届いた。

いやあ、これで第9週「おらの大失恋」から、16週「おらのママに歴史あり2」までを見ることができる。

また、いわゆる「東京編」のスタートである、第13週「おら、奈落に落ちる」もここに入っている。

アキがアイドルを目指して上京し、初めて「アメ横女学園」の拠点である上野の劇場に、初めて足を踏み入れるのだ。

ここからの、いわばアイドル修業編は、AKB48をモチーフに、ドラマの形で「アイドル論」が展開されていく。

そんな離れ技、クドカンさん以外、誰も出来ない(笑)。

秋学期、私の授業「表象文化論」では、この「あまちゃん」を読み解くという試みを行っている。

あらためてこのドラマを見返す作業の中で、放送当時は気づかなかったことが、驚くほどたくさん出てくる。

ちょっとした“宝の山”なのであります。



DVDのオマケ

「解禁!暴露ナイト」と秘密保護法案

2013年11月27日 | 「日刊ゲンダイ」連載中の番組時評

日刊ゲンダイに連載している「TV見るべきものは!!」。

今回は、テレビ東京「解禁!暴露ナイト」について書きました。

折しも、特定秘密保護法案が、強行採決で衆院委を通過した日の
掲載です。


「解禁!暴露ナイト」テレビ東京
「マツコ――」と同じ轍を踏まないように

テレビ東京「解禁!暴露ナイト」(木曜夜11時58分)が始まったのは昨年の秋だ。うたい文句は、「職業の裏側、大事件の裏側、ニッポンの裏側、芸能界の裏側など様々な世界の裏側を知り尽くした人物が大暴露!」。深夜ならではのゲリラ番組として、堂々の2 年目に突入している。 

先週も話題は多岐にわたった。冒頭は厚労省の村木厚子さんが逮捕された「大阪地検特捜部・証拠でっち上げ事件」だ。取材を続けてきたジャーナリストが実名で登場し、「逮捕できるよう事実関係を合わせていく」という検察のハウツーを暴露していた。 

次に現役の競馬エージェントが騎手や馬主の表に出ない話を開陳。騎手には酒好きが多く、「その日の1レース前に検問したら全部アウト」などと大胆に発言していた。さらに弁護士が解説する悪質NPOや偽装質屋の手口にも驚かされた。 

番組を見ていると、初回の放送だけで打ち切りとなった、「マツコの日本ボカシ話」(TBS)を思い出す。当事者を登場させようという狙いは悪くなかったが、表現や演出手法でつまずいた。同じ轍を踏まないよう、ぜひ気をつけて欲しい。 

また、それ以上に気になるのが秘密保護法案だ。成立したら、この手の暴露番組も、何がどう抵触したのか分からないまま潰されるだろう。やはり悪法と言わざるを得ない。

(日刊ゲンダイ 2013.11.26)

【気まぐれ写真館】 夕景 2013.11.26

2013年11月27日 | 気まぐれ写真館

「テレビ制作Ⅰ」撮影順調

2013年11月27日 | 大学

特撮(?)






「ええ~」(?)




王子(!)


いじめ(?)




主演女優(!)

アエラで、NHK「新経営委員」の影響についてコメント

2013年11月26日 | メディアでのコメント・論評

発売中の「アエラ」最新号に、NHKの新経営委員に関する記事が掲載されました。

この記事の中で、コメントしています。


新経営委員の人選で注目集まる公共放送
アベノNHK右旋回へ

NHKの経営委員会や会長に「安倍政権寄り」の人物が就くことで起こり得るのは、微妙でわかりにくい変化だ。

「テレビニュースでは、取り上げる順番、時間、論調に、伝える側の意図を反映できる。政権が世間の注目を望まない事柄については、『重要ではない』との印象を与える放送になるかもしれません」(碓井広義・上智大学教授)

例えば、夜7時のニュースで、3分半かけて伝えられた小泉純一郎元首相の「原発即ゼロ」の主張が、2分とか1分で報じられる、ということが起きるかもしれない。


「原発や安全保障、特定秘密保護法案など、安倍政権が推進する政策に批判的な内容はなるべく避ける。そうした、政権にとって都合のいい放送に、視聴者が知らない間になる可能性があります」(砂川浩慶・立教大学准教授)

すでに、経営委員には安倍政権の意をくむとされる人物が参入している。「優れた歴史観と国家観、政治的な手腕と能力は自民党随一」(WiLL12月号)と安倍晋三首相を絶賛する作家・百田尚樹氏。それに、安倍氏の家庭教師だったJT顧問の本田勝彦氏だ(ともに11月11日付で任命)。

 会長の現場への影響力

さらに、安倍氏の首相再登板を求めた「民間人有志の会」の代表幹事だった哲学者・長谷川三千子氏ら、安倍政権が指名し、自民党などの賛成で国会が同意した5人のうちの残り3人も、12月11日に任命される予定だ。

経営委員が番組の編集に対して口を出すことは、放送法で禁じられている。だが、経営委員会ができることの一つに、会長の選出がある。委員12人中、9人以上の賛成で任命する決まりだ。このことは、時の政権と親和性の高い委員が少なくとも4人いれば、同政権が嫌う人物はまず会長に選ばれない――裏返せば、政権にとって好ましい人物が選ばれやすい――ことを意味する。

会長が番組制作などの現場に細かく指示を出すことは、ほとんどないとされる。しかし、会長は職員の人事権をもつ。その考えは、職員間の上意下達で現場に影響すると、放送ジャーナリストの小田桐誠氏は話す。

「ある年の放送記念日の特別番組で、制作サイドは司会にタレントAを起用しようとした。しかし、当時の会長が『Aか・・・・』とつぶやいたら、すぐ変更されたと言われています」

 不満募る原発推進政権

現在の松本正之会長は、来年1月24日で3年の任期が切れる。原発や安全保障をめぐる昨今のNHKの報道姿勢に、安倍政権は不満を募らせているとされる。続投は困難との見方が有力で、財界やNHK内部の後任候補者名が、一部で報じられている。

不偏不党、公平公正を掲げるNHKだが、旗印に反し、政治の圧力に右往左往してきた。政治記者出身で会長もつとめた島桂次(故人)の著書『シマゲジ風雲録』によると、田中角栄は首相だった1973年、会長内定者を自宅に呼び、役員を指名した。81年には、会長が「政府与党の脅し」に屈し、ロッキード事件5周年の特集番組が中止になったという。政治介入を許す理由として同書は、経営委員を政府与党が選ぶ制度や、NHKの予算を国会が承認する仕組みを挙げる。それらは、いまも変わっていない。

「政権の顔色をうかがう放送になることで、『まあ政府の言う通りでいいか』という雰囲気が社会に広がりかねないことが心配です」(砂川氏)

放送内容が政権の意向に左右される可能性について、NHK広報局は「影響されることはありません」と説明。過去の放送についても「ありません」としている。

 編集部・田村栄治

(アエラ 2013.12.02号)