(株)カプロラクタム-blog

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小学校ホームページ大賞

2012年02月03日 | 時事
「全日本小学校ホームページ大賞」は、ツイッター、フェイスブックにも対応した「尾道市立土堂小学校」
ここまで来ると「本職がいるのでは」と思えてきますね。

最早ブログにして毎日更新するくらいでは県代表にもなれないようです。一応、岐阜は全部の学校がブログ化されているので、もはやタグ打ちで組み立てFFFTPでUPしていた頃が懐かしく思います。当時HP更新はスキルの一つというかオタク技の一つという扱いで、学校に1人いればいい方だったわけですが、今や「市内の先生は全員HPの更新(ブログ投稿)ができるように」というお達しまででる時代。しかし、実際は原稿と写真数点を学期に1回サーバに入れてもらうのが関の山で、投稿も申請も丸投げされ、とても毎日更新とは程遠い始末で、少なくとも現在はまだ学校のICT教育がそこまで進んでいる感じは全くありません。

そもそも学校がHPをもつというのは実際ここ10年ちょいぐらいの歴史しかないわけです。つまり、自分より上の世代は間違いなく「余計な仕事が増えた」ぐらいの認識でしかいません。しかし、この10年で最早小学1年生が携帯デビューと言えるほど時代は進んでいます。ネットもボタンクリックだけでどこまでも進んでいけますし、ローマ字を習う3年生以降はもうフリーパス。高学年にもなれば3割がブログをもって情報をやりとりしたり、ネトゲ廃人が学年に1人はいたりするわけですから、時代の感覚で言えばこれくらいの学校HPが登場して然るべきなのかもしれません。問題は、ニーズに応えるべきスキルを、日々過酷になる業務をこなしながらどう身につけていくかですね。そういう意味で、こういう学校は特殊任務を受けたHP更新主任が専属でいるか、企業に委託しているとしか思えないのですが。そもそも学校HPと言うのは、保護者や地域の方に情報発信するのが目的のはずです。こうやって全国的に有名になっても、好奇の目にさらされるだけのような・・・

つーか「学校HPを日本初のブログ化する!」とかいってココを初めた人の発言とは思えませんな(笑)