(株)カプロラクタム-blog

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お手玉

2012年02月10日 | 自伝
こまに続き、お手玉3個10回にも成功しました。

この「昔のおもちゃで遊ぼう」みたいな授業は、こま→けん玉→びゅんびゅんごま→あやとり→お手玉と続いてきました。けん玉は、玉さえ回せば剣先に入れることも3回に1回は成功しますし、びゅんびゅんごまは低学年の頃にマスターしたので余裕です。あやとりは4段ばしご、お手玉も2個であれば手が覚えています。「いつできたか」までは覚えていませんが、こうして振り返ると、記憶はなくとも小学校の頃に体得したことは意外に多いものですね。ファミコンばかりいていた記憶しかありませんが(笑)

「お手玉2個は余裕」という感覚は、多くの方と共有できると思うのですが、実際すぐできるのは幼稚園や保育園でやったことのある子が多く、1日目の10回達成率は6割程度でした。この季節は雪のために運動場が使えない日が多いため、そういう時に自由に練習をしており、やり方を教えながら「これ3個でもいけるのでは?」と思ったのが始まりで、放課後もちょっとずつ練習を始めました。一輪車と違って「人目につかない特訓」が可能なのは良いところですね(笑)

理論上は、1個目を投げた後、着手する前に次の玉を投げるだけなので、2個とやっていることは同じです。しかし、2個→3個のの速さの上昇率は単純に1.5倍でなく、体感では軽く2倍速を超える気がします。必然、余裕を生み出すために普段より高く投げるようになるのですが、そうすると今度は正確性に欠けてしまう。無理な体勢で取ることが続くと、練習しながらその場で前進したり、体が回転したりする現象が起こります(笑)要は、速さに慣れることと、1個目と2個目をそれなりの高さを維持し、ほぼ同じように投げればよいわけで、その感覚をつかむにはもう練習しかないのでしょう。自分もとりあえずネットで調べて、「どんな人でも3日あればできる」という言葉を信じ、3日間放課後に練習をした結果、何とか10回できるようになりました。

つか、こういう感覚を伴う遊びって、理論は子どもより大人の方が確実に理解できるはずです。体力も、「運動不足だから」とか言いつつ、腕相撲で小学生に負ける大人はそんなにいないでしょう。しかし、実際に大人より子どもの方ができるようになりやすいのは、この「根気強さ」が、圧倒的に大人が負けているのではと思います。要はハマるから上達するわけです。周りの目や、怪我をすることに臆していては、自転車にだって乗れませんからね。

今年度はこまも回せたし、一輪車にも乗れるようになったので、30過ぎてもまだまだ可能性は無限大です。ただし、普通の大人社会でこういうことを評価してくれる人が実際どれくらいいるかは疑問ですな(笑)