高額賞金の「ロト7」計画=売り上げ回復へ発売検討―宝くじ協議会
これはちょっと運営側の見込みが甘いのではないですかね。
自分は宝くじ自体を買わないのでもしかしたら違うのかもしれませんが、ざくっと期待値で考えてみたいと思います。ロト6は1~43の中から6つの数字を選ぶので、その組み合わせは43C6で約600万通りとなります。600万枚に1枚、2億円が当たるわけなので、1枚あたりは約30円の原価。実際は2等とか3等とかもあるでしょうから、総額は1等と同等と考えると1枚200円のくじのうち半分の100円ぐらいが賞金に回ると考えて良いでしょう。
対して、ロト7というものが同じように43個から7つ選ぶ仕組みであるとすると、組み合わせは約3200万通りと、ロト6の5倍強となります。これは1等が5倍出にくいということです。普通に考えて、5倍出にくい物を買うからには当然5倍かそれ以上の見返りを期待しますよね。それなのに1等の賞金は3億円と、1.5倍しか増えません。1枚あたりの原価はわずか10円。1枚200円で売ると、今度は期待値が2割にも満たない可能性があります。いくら売り上げを増やしたいからといっても、ここまであからさまに儲かりにくい商品であることが分かってしまえば、売れるとは到底思えません。1枚の値段を80円ぐらいにすれば同じくらい儲かる商品ということになりますが、印刷代や人件費等のコストを考えると、とてもそんな値段では運営側の利益が出せないでしょう。となると、あとは1等を10億円ぐらいに設定するしかないと思うのですが、おそらく日本の法律では最高6億円しかあげちゃいけないようになっていて、キャリーオーバーから逆算した結果が3億ということなのだと思います。まあ、1等を5組出すとかいうのが一番最良なわけですが、そうなると2等は50組、3等は500組と出すことになり、当選番号を調べる手間も5倍増しになります。つまり、ロト7はどうがんばってもロト6より儲からないというわけで、7を買うくらいなら6を買った方が当たりやすいという・・・あっ!
もしかして、ロト6の売り上げを回復させるためだけにロト7を捨て駒として登場させる作戦なのかも?
これはちょっと運営側の見込みが甘いのではないですかね。
自分は宝くじ自体を買わないのでもしかしたら違うのかもしれませんが、ざくっと期待値で考えてみたいと思います。ロト6は1~43の中から6つの数字を選ぶので、その組み合わせは43C6で約600万通りとなります。600万枚に1枚、2億円が当たるわけなので、1枚あたりは約30円の原価。実際は2等とか3等とかもあるでしょうから、総額は1等と同等と考えると1枚200円のくじのうち半分の100円ぐらいが賞金に回ると考えて良いでしょう。
対して、ロト7というものが同じように43個から7つ選ぶ仕組みであるとすると、組み合わせは約3200万通りと、ロト6の5倍強となります。これは1等が5倍出にくいということです。普通に考えて、5倍出にくい物を買うからには当然5倍かそれ以上の見返りを期待しますよね。それなのに1等の賞金は3億円と、1.5倍しか増えません。1枚あたりの原価はわずか10円。1枚200円で売ると、今度は期待値が2割にも満たない可能性があります。いくら売り上げを増やしたいからといっても、ここまであからさまに儲かりにくい商品であることが分かってしまえば、売れるとは到底思えません。1枚の値段を80円ぐらいにすれば同じくらい儲かる商品ということになりますが、印刷代や人件費等のコストを考えると、とてもそんな値段では運営側の利益が出せないでしょう。となると、あとは1等を10億円ぐらいに設定するしかないと思うのですが、おそらく日本の法律では最高6億円しかあげちゃいけないようになっていて、キャリーオーバーから逆算した結果が3億ということなのだと思います。まあ、1等を5組出すとかいうのが一番最良なわけですが、そうなると2等は50組、3等は500組と出すことになり、当選番号を調べる手間も5倍増しになります。つまり、ロト7はどうがんばってもロト6より儲からないというわけで、7を買うくらいなら6を買った方が当たりやすいという・・・あっ!
もしかして、ロト6の売り上げを回復させるためだけにロト7を捨て駒として登場させる作戦なのかも?