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賞味期限簡素化

2014年06月03日 | 時事
清涼飲料の賞味期限を「年月日」から「年月」に簡素化 流通効率化や廃棄削減に期待
「6月2日」を「5月」にしたら、実質期限が短くなって廃棄が増えるのでは?

賞味期限は、5日以内で食べきる必要のある消費期限とは違い、「風味が100%保たれる期限」ですから、過ぎたとしても即廃棄の必要があるものではありません。例の場合なら「6月」で問題ないですし、大体1.5倍ぐらいはもつという認識で大丈夫でしょう。例えばポテチなどをすぐ食べる目的で買う場合、賞味期限ギリギリか、仮に数日過ぎていたとしても気にする必要は全くないのです。大体、わざわざ期限の新しいものを買い込んだくせに、わざわざ期限を切らせてから食べることって意外に多くないですかね(笑)そちらの方こそ改善させるべきでしょう。

今問題になっているのは卸売の段階で期限前のかなり早い段階で商品を廃棄してしまう「3分の1ルール」の方です。問題はないといっても、賞味期限が今月のものと、3ヶ月残っているものとでは、やはり数値があれば後者の方を手に取ってしまうのが消費者の心理です。ギリギリのものは買ってもらえないリスクがあるので、流通させないと言う取り決めなのですが、市場に出す前に廃棄してしまうというのは単なる無駄以外の何物でもありません。それならいっそ表示しない(もしくは商品コードとして暗号化しておく)方が、ロスを減らせるのかもしれません。日本の流通・商品管理の技術は世界一ですから、その辺は信用して良いと思います。あとは家の中で在庫にしないように気をつけるだけですね。

ちょっと冷蔵庫を見てみたら4~5年前に切れたものがゴロゴロありました・・・タイムカプセルヵョorz