小4なりすまし「どうして解散するの?」 サイト炎上、NPO代表謝罪
知らないうちに盛り上がって嘘がばれて閉鎖した模様ですが、自分の立場から言わせてもらうと、「もう一回小学校にいらっしゃい」ということでしょうか(笑)
今や小1で携帯デビューする子も珍しくなく、ローマ字も我々の頃より1年早い3年生で覚えますし、低学年でもYoutubeや2chネタが子どもの会話に飛び交いますから、彼らのネット環境と言うのは大人が思っている以上に進化していることは間違いありません。学校では危険性ぐらいしか教えませんけど、親が熱心ならそうした面白サイト閲覧レベルでなく、ブログやSNSを使って情報発信することも4~5年生から普通に行えます。また中学生にもなれば、最早教員が教わるレベルになっているでしょう(笑)自分が教育実習に行った10数年前の生徒でも、仲間内でVBを駆使して「学校探検ゲーム」を自作し、フロッピーを持ち込んで放課後遊んでいたくらいですから・・・「学校でゲームができないのなら作ればいい」という発想は、我々も子どもの頃に紙と鉛筆レベルで色々やらかしたものですが、今やそれが教室に1台あるPCでできてしまうわけです。今回も、14歳ぐらいに騙っておけばバレなかった可能性もありますが、より話題性を得るためか、10歳に設定してしまったのが失敗の元だったようですね。
で、この自称10歳だったNPO法人代表の大学生(20)の方は、「どうして解散するの?」という安倍総理を批判するサイトのために、わざわざ特別なドメインを5時間目の授業中(笑)に取得し、簡易HP作成ソフト等では再現不可能なほど高度なプログラミングを駆使して画面をデザインし、しかも印象的な手書きのような文面には、わざわざ小学生文字に見えるフォントまで用意していたそうです。ここまでくると逆に「ちゆ12歳」のような確信犯路線ではないかと思うのですが、調子に乗って本来小学生には禁止のはずのツイッターで、頑なに「お友達と作った」「趣味は妖怪ウォッチ」等、小学生アピールを繰り返しつつ政治を馬鹿にする発言を繰り返していたそうです。で、終いにはまだ発売されていない妖怪ウォッチの新作買ったかという質問に「買いました」と答えてしまったため、嘘が発覚し、サイト閉鎖と謝罪に追い込まれてしまったとか。まさに「語るに落ちる」・・・もう少し落語とか小学生のホビー事情まで調べておく必要がありましたね(笑)
ちなみに、小学生が書く作文には漢字や言い回しなどに非常に大きな特徴があり、文章を読めば大体何年生が書いたものかは手に取るように分かるものです。手書きだったと仮定すると、まず小学生は習った漢字しか使えませんから、大人にとって簡単に見える字、例えば大丈夫の「丈(中1)」、財布の「布(小5)」などでも確実にひらがなで書いてきます。また、子どもは律儀に習った字だけ漢字で書くので、最近の新聞でも捏造が「ねつ造」になったりするような、ひらがなが混ざった熟語(かい散、そう理など)も頻繁に登場します。あと、「遣う」は小学校では習いませんから、間違いなく「使う」の方を使いますね。下手をすると「ムダずかい」だったりしますし(笑)まあ習った漢字を使わない子はたくさんいますから、ぜんぶひらがなでかいてあればもんだいなかったかもしれません。4ねんせいでもそういうこたまにいますけど、よみにくいったらありゃしない(わらい)もちろんパソコンで書くのなら、わざわざひらがなでなく、それなりに漢字変換を使って書いてくるでしょう。ただし、そうなると「もんだい」がひらがななのが意味不明ですし、誤用・誤変換がもっと増えてもおかしくないと思います。書きぶりも、小4だと常体・敬体を習いますから、それが混ざっている文は厳しくチェックされるために、この時期に書いた文だとは思えません。そして極め付きは言い回し。公にするような言葉で、今回のような誰かに呼びかけつつ皆に問題提起するような文は普通書きません。4年生だと日記や手紙など伝える相手が二人称でなく、壁新聞など不特定多数を対象にした文を書きますが、このサイトの文はどちらかというと高学年のスピーチ原稿に近く、例示しながら主張する手法の巧みさや、しかも文章に皮肉を混ぜるような高度な作品には、自分は未だかつてお目にかかったことがありません。国語的には、宿題の感想文などに見られる(笑)典型的な「大人が書いた子ども作文」なのです。そもそも4年生の社会はまだまだ郷土の学習から抜け出せていませんし、公民について習うのも時期的に6年生のもうちょっと後だった気がしますから、例えば自分の身にも降りかかってくるような「どうして消費税が上がったんですか」だったらまだしも、普通の小学生は解散について問題提起をしようとすら思わないでしょう。まだまだ詰めが甘かったですね。
まあ、解散直後の微妙な時期でもあり、目の付け所は非情に良かったようで、民主党議員やマスコットを始め、多くの政治家が釣られた模様です。これ言っていることは朝日新聞の社説とかとそう変わらないので、もしかしてこのままバレなかったら間違いなくそのうち飛びついていたことでしょう(笑)言わばこのサイトは「論調に沿えば出典が嘘でも構わない」という捏造体質をあぶり出す試験紙となり得たわけで、もう少し放置していたらもっと網にかかって自滅した反自民派が多くなったかもしれません。そう考えると、早すぎる発覚が逆に悔やまれますな。まだ20歳ということで将来有望な若者であることに変わりありませんから、ぜひこの件で勉強し、今度は子どもみたいに何故何故言っていないで、ちゃんと選挙権を行使し、自ら日本の政治を立て直すような人材に更生してほしいと思います。5年後には被選挙権もありますしね。
最後に、折角なのでもしかしたら本当に不思議に思っているかもしれない10歳の子どもや、未だに同じことを叫んでいる精神年齢10歳の大人(笑)のために「どうして解散するのですか。」の本文と同じく400文字程度で答えてみましょう。
『それは我々大人が選んだ国民の代表者に与えられた権利だからであり、憲法に保障されているからです。あなたがお小遣いで好きなことをする権利があるのと同じことです。700億と聞くと多い気がしますが、みんなで割ると1人600円ですから、焼肉のような特別なものでなく、すき家の牛鍋定食並みの値段です。ただ、年に何回もしない特別なことなのは焼肉と似ているかもしれませんね。もし解散に不満があるのなら、あなた自身が将来政治家になって、仲間や国民を説得し、協力して憲法改正の発議を行うか、自分が信用する人に代わりに頑張ってもらうしかありません。そういう人を選ぶチャンスが総選挙なのです。CDをいっぱい買った人に投票券がいっぱいもらえることはなく(笑)お金持ちも普通の人も公平に一人一票で代表を選びます。そしてみんなで決めた代表が決めたことには、文句を言わずにちゃんと従っていくのが「民主主義」というものです。』
・・・う~ん、ここまで噛み砕いても小4にはまだ難しいかな(笑)子どもには納得させ、大人にはぎゃふんと思わせるような皮肉を大人は往々にして入れてきますから、そこがこうした騙りサイト見極めのポイントでしょう。
知らないうちに盛り上がって嘘がばれて閉鎖した模様ですが、自分の立場から言わせてもらうと、「もう一回小学校にいらっしゃい」ということでしょうか(笑)
今や小1で携帯デビューする子も珍しくなく、ローマ字も我々の頃より1年早い3年生で覚えますし、低学年でもYoutubeや2chネタが子どもの会話に飛び交いますから、彼らのネット環境と言うのは大人が思っている以上に進化していることは間違いありません。学校では危険性ぐらいしか教えませんけど、親が熱心ならそうした面白サイト閲覧レベルでなく、ブログやSNSを使って情報発信することも4~5年生から普通に行えます。また中学生にもなれば、最早教員が教わるレベルになっているでしょう(笑)自分が教育実習に行った10数年前の生徒でも、仲間内でVBを駆使して「学校探検ゲーム」を自作し、フロッピーを持ち込んで放課後遊んでいたくらいですから・・・「学校でゲームができないのなら作ればいい」という発想は、我々も子どもの頃に紙と鉛筆レベルで色々やらかしたものですが、今やそれが教室に1台あるPCでできてしまうわけです。今回も、14歳ぐらいに騙っておけばバレなかった可能性もありますが、より話題性を得るためか、10歳に設定してしまったのが失敗の元だったようですね。
で、この自称10歳だったNPO法人代表の大学生(20)の方は、「どうして解散するの?」という安倍総理を批判するサイトのために、わざわざ特別なドメインを5時間目の授業中(笑)に取得し、簡易HP作成ソフト等では再現不可能なほど高度なプログラミングを駆使して画面をデザインし、しかも印象的な手書きのような文面には、わざわざ小学生文字に見えるフォントまで用意していたそうです。ここまでくると逆に「ちゆ12歳」のような確信犯路線ではないかと思うのですが、調子に乗って本来小学生には禁止のはずのツイッターで、頑なに「お友達と作った」「趣味は妖怪ウォッチ」等、小学生アピールを繰り返しつつ政治を馬鹿にする発言を繰り返していたそうです。で、終いにはまだ発売されていない妖怪ウォッチの新作買ったかという質問に「買いました」と答えてしまったため、嘘が発覚し、サイト閉鎖と謝罪に追い込まれてしまったとか。まさに「語るに落ちる」・・・もう少し落語とか小学生のホビー事情まで調べておく必要がありましたね(笑)
ちなみに、小学生が書く作文には漢字や言い回しなどに非常に大きな特徴があり、文章を読めば大体何年生が書いたものかは手に取るように分かるものです。手書きだったと仮定すると、まず小学生は習った漢字しか使えませんから、大人にとって簡単に見える字、例えば大丈夫の「丈(中1)」、財布の「布(小5)」などでも確実にひらがなで書いてきます。また、子どもは律儀に習った字だけ漢字で書くので、最近の新聞でも捏造が「ねつ造」になったりするような、ひらがなが混ざった熟語(かい散、そう理など)も頻繁に登場します。あと、「遣う」は小学校では習いませんから、間違いなく「使う」の方を使いますね。下手をすると「ムダずかい」だったりしますし(笑)まあ習った漢字を使わない子はたくさんいますから、ぜんぶひらがなでかいてあればもんだいなかったかもしれません。4ねんせいでもそういうこたまにいますけど、よみにくいったらありゃしない(わらい)もちろんパソコンで書くのなら、わざわざひらがなでなく、それなりに漢字変換を使って書いてくるでしょう。ただし、そうなると「もんだい」がひらがななのが意味不明ですし、誤用・誤変換がもっと増えてもおかしくないと思います。書きぶりも、小4だと常体・敬体を習いますから、それが混ざっている文は厳しくチェックされるために、この時期に書いた文だとは思えません。そして極め付きは言い回し。公にするような言葉で、今回のような誰かに呼びかけつつ皆に問題提起するような文は普通書きません。4年生だと日記や手紙など伝える相手が二人称でなく、壁新聞など不特定多数を対象にした文を書きますが、このサイトの文はどちらかというと高学年のスピーチ原稿に近く、例示しながら主張する手法の巧みさや、しかも文章に皮肉を混ぜるような高度な作品には、自分は未だかつてお目にかかったことがありません。国語的には、宿題の感想文などに見られる(笑)典型的な「大人が書いた子ども作文」なのです。そもそも4年生の社会はまだまだ郷土の学習から抜け出せていませんし、公民について習うのも時期的に6年生のもうちょっと後だった気がしますから、例えば自分の身にも降りかかってくるような「どうして消費税が上がったんですか」だったらまだしも、普通の小学生は解散について問題提起をしようとすら思わないでしょう。まだまだ詰めが甘かったですね。
まあ、解散直後の微妙な時期でもあり、目の付け所は非情に良かったようで、民主党議員やマスコットを始め、多くの政治家が釣られた模様です。これ言っていることは朝日新聞の社説とかとそう変わらないので、もしかしてこのままバレなかったら間違いなくそのうち飛びついていたことでしょう(笑)言わばこのサイトは「論調に沿えば出典が嘘でも構わない」という捏造体質をあぶり出す試験紙となり得たわけで、もう少し放置していたらもっと網にかかって自滅した反自民派が多くなったかもしれません。そう考えると、早すぎる発覚が逆に悔やまれますな。まだ20歳ということで将来有望な若者であることに変わりありませんから、ぜひこの件で勉強し、今度は子どもみたいに何故何故言っていないで、ちゃんと選挙権を行使し、自ら日本の政治を立て直すような人材に更生してほしいと思います。5年後には被選挙権もありますしね。
最後に、折角なのでもしかしたら本当に不思議に思っているかもしれない10歳の子どもや、未だに同じことを叫んでいる精神年齢10歳の大人(笑)のために「どうして解散するのですか。」の本文と同じく400文字程度で答えてみましょう。
『それは我々大人が選んだ国民の代表者に与えられた権利だからであり、憲法に保障されているからです。あなたがお小遣いで好きなことをする権利があるのと同じことです。700億と聞くと多い気がしますが、みんなで割ると1人600円ですから、焼肉のような特別なものでなく、すき家の牛鍋定食並みの値段です。ただ、年に何回もしない特別なことなのは焼肉と似ているかもしれませんね。もし解散に不満があるのなら、あなた自身が将来政治家になって、仲間や国民を説得し、協力して憲法改正の発議を行うか、自分が信用する人に代わりに頑張ってもらうしかありません。そういう人を選ぶチャンスが総選挙なのです。CDをいっぱい買った人に投票券がいっぱいもらえることはなく(笑)お金持ちも普通の人も公平に一人一票で代表を選びます。そしてみんなで決めた代表が決めたことには、文句を言わずにちゃんと従っていくのが「民主主義」というものです。』
・・・う~ん、ここまで噛み砕いても小4にはまだ難しいかな(笑)子どもには納得させ、大人にはぎゃふんと思わせるような皮肉を大人は往々にして入れてきますから、そこがこうした騙りサイト見極めのポイントでしょう。