米ミズーリ州暴動 怒る黒人「人種戦争だ」
これって本当に人種問題なのですかね。むしろ100%銃規制の問題だと思うのですが。
数日前にも全く同じような事件があったわけですが、モデルガンだったとはいえアメリカでは相手も普通に銃を持っているかもしれない以上、打たれてからでは遅いですし、正当防衛が成立する可能性が日本より明らかに高いと言えます。ただ、日本人として思うのは、この現状自体が問題なのであり、我々の世代以上は服部剛丈君の「フリーズ事件」を決して忘れることはできません。最近は日本でも若い世代を中心にのん気なハロウィン仮装している人が増えましたけど、この当時日本にそんな風習はなく、何で仮装して他人の家に行く必要があったのかが議題となり、それこそ「アメリカの文化に殺された」と世論が沸き上がったものです。本当はこの日、日本人は仮装なんてしている場合じゃないのではないでしょうかね?
で、その数日前の方の記事ですが、後に殺された少年がたまたま黒人だったと言うことが判明し、テレビでも黒人差別含んで騒ぐようになりました。そこに来て今回の不起訴処分ですから、てっきりこの数日前のきっかけで暴動が起きたのかと思ったわけですけど、そもそもこの件とその件を混同させる所からが国民感情を煽るメディアの作戦だったと思うと、妙にしっくり来る気がします。
熱しやすく冷めやすいのはどこの国の人間でも同じだと思いますが、例えば日本だと、逮捕され、起訴され、裁判が始まり、判決が出る頃にはゆうに1~2年が経過していることが多く、刑の確定までには非常に長くかかるものです。つまり最初は地域住民にガンガンインタビューし不安をあおり、容疑者はさも悪い人間でしたとまくし立て、多くの方が「大事件発生だ!」と噂話やブログ等でも話題にし盛り上がっていても、時間が経過しどんどん新しい事件が起こり、そのうち皆の関心がそちらへ移ると必然的に扱われ方が小さくなっていき、起訴される頃には「ふ~ん」と言う感じになり、さらに判決が出る頃には「どんな事件だっけ?」となってしまうわけです。まあ、一時の感情に任せて裁くことは当然あってはいけないことですし、裁判は「推定無罪」で進みますから、この空白期間と言うのは被告も検事も冷静に事件を見つめ直す大事な時間にもなっているのでしょう。まあ、「特定犯罪加重処罰法」があるような国では、騒げば騒ぐほど加重されますから、裁判中に騒いだり生卵をぶつけられたりするわけですが・・・つーかそういうことした人は逮捕しないの?
話を戻して(笑)今回の事件は3ヶ月前であり、直後にもかなりの暴動が起きたわけですが、流石に3ヶ月も経って沈静化しただろうと判断され、不起訴を発表したように思います。ところがメディアによって再び同じスタンスで事件が取り上げられたことにより、皆があの時の怒りを思い出し、再び炎上する結果となってしまったのではないでしょうか。いくら人種問題に火をつけたいからと言っても、こういう手法はどうかと思います。明らかにマッチポンプでは?
最初にも述べましたけど、アメリカは銃社会ですし、弱者も強者も「武装する権利」を持つことで公平とされています。その是非はひとまず置いておいて、そこの警官の立場になってみると、「武装しているかもしれない相手」や「自らの武装を奪おうとする相手」には、とにかく機先を制して行動しなければ、治安を守ることはできないでしょう。日本では素手の暴漢に拳銃を撃てば間違いなく過剰防衛ですけど、それは日本が「銃を持ってないのが当たり前」だからであり、あちらでは一瞬の判断ミスで自分が殺されてしまう可能性もあるわけですからね。これは女性であっても子どもであっても条件は同じですし、一番の論点は「丸腰の相手を撃つ場合の正当防衛の範囲」であるべきですし、翻ってここで銃規制の是非につながっていくべきです。少なくとも、自分はここに「相手が黒人であった」と言う人種要素が絡むこと事態がおかしいと思います。第一、「黒人を差別した」と言う問題提起に、何も毎度のように銃が絡む必要は全くありません。例えばこの少年が血液型ABで、警官がアメリカに最も多いO型だったとしたら、「O型がAB型を差別して撃った」という風にも報道できてしまいます。やはり、どう考えても「銃規制の問題を誤魔化す目的で黒人問題がスケープゴートにされた」と見るべきなのではないでしょうか。
そもそもアメリカの黒人差別は非常に根深い問題であり、目に見える差別は減っているのかもしれませんが、今でも普通に就職差別や賃金差別などが水面下である模様です。2008年に、初の黒人大統領であるオバマ氏が就任したことで、アメリカは世界に「黒人差別はない」と示したかに見えましたが、どうやらこの件で逆に「黒人が大統領になるなんて」という白人の嫉妬心を生んでしまったのだとか。それでも支持率が高かった頃は大人しくしていたのですが、ココに来てそれが爆発してしまっている感じですね。それに対して黙っていないのが当の黒人達ですが、その抗議活動も放火・破壊・略奪を含むらしい無秩序ぶりであり、ちょっと人としてどうかとも思ってしまいます。しかし、それももしかしたら「黒人は野蛮だ」という印象操作をしようとするメディアの仕掛けた罠だと言う見方もできます。ライフル協会は共和党支持ですし、銃規制の方に目を向けられるよりも、黒人差別の方で世論が沸いてくれれば民主党も攻撃できて一石二鳥ですしね。つまり今回メディアを動かしている黒幕は・・・おや、誰か来たようだ・・・
1年半後には大統領選を控え、ひょっとしたら既に熾烈な戦いが始まっているのかもしれません。本筋を見極める目を持ちたいものですな。
これって本当に人種問題なのですかね。むしろ100%銃規制の問題だと思うのですが。
数日前にも全く同じような事件があったわけですが、モデルガンだったとはいえアメリカでは相手も普通に銃を持っているかもしれない以上、打たれてからでは遅いですし、正当防衛が成立する可能性が日本より明らかに高いと言えます。ただ、日本人として思うのは、この現状自体が問題なのであり、我々の世代以上は服部剛丈君の「フリーズ事件」を決して忘れることはできません。最近は日本でも若い世代を中心にのん気なハロウィン仮装している人が増えましたけど、この当時日本にそんな風習はなく、何で仮装して他人の家に行く必要があったのかが議題となり、それこそ「アメリカの文化に殺された」と世論が沸き上がったものです。本当はこの日、日本人は仮装なんてしている場合じゃないのではないでしょうかね?
で、その数日前の方の記事ですが、後に殺された少年がたまたま黒人だったと言うことが判明し、テレビでも黒人差別含んで騒ぐようになりました。そこに来て今回の不起訴処分ですから、てっきりこの数日前のきっかけで暴動が起きたのかと思ったわけですけど、そもそもこの件とその件を混同させる所からが国民感情を煽るメディアの作戦だったと思うと、妙にしっくり来る気がします。
熱しやすく冷めやすいのはどこの国の人間でも同じだと思いますが、例えば日本だと、逮捕され、起訴され、裁判が始まり、判決が出る頃にはゆうに1~2年が経過していることが多く、刑の確定までには非常に長くかかるものです。つまり最初は地域住民にガンガンインタビューし不安をあおり、容疑者はさも悪い人間でしたとまくし立て、多くの方が「大事件発生だ!」と噂話やブログ等でも話題にし盛り上がっていても、時間が経過しどんどん新しい事件が起こり、そのうち皆の関心がそちらへ移ると必然的に扱われ方が小さくなっていき、起訴される頃には「ふ~ん」と言う感じになり、さらに判決が出る頃には「どんな事件だっけ?」となってしまうわけです。まあ、一時の感情に任せて裁くことは当然あってはいけないことですし、裁判は「推定無罪」で進みますから、この空白期間と言うのは被告も検事も冷静に事件を見つめ直す大事な時間にもなっているのでしょう。まあ、「特定犯罪加重処罰法」があるような国では、騒げば騒ぐほど加重されますから、裁判中に騒いだり生卵をぶつけられたりするわけですが・・・つーかそういうことした人は逮捕しないの?
話を戻して(笑)今回の事件は3ヶ月前であり、直後にもかなりの暴動が起きたわけですが、流石に3ヶ月も経って沈静化しただろうと判断され、不起訴を発表したように思います。ところがメディアによって再び同じスタンスで事件が取り上げられたことにより、皆があの時の怒りを思い出し、再び炎上する結果となってしまったのではないでしょうか。いくら人種問題に火をつけたいからと言っても、こういう手法はどうかと思います。明らかにマッチポンプでは?
最初にも述べましたけど、アメリカは銃社会ですし、弱者も強者も「武装する権利」を持つことで公平とされています。その是非はひとまず置いておいて、そこの警官の立場になってみると、「武装しているかもしれない相手」や「自らの武装を奪おうとする相手」には、とにかく機先を制して行動しなければ、治安を守ることはできないでしょう。日本では素手の暴漢に拳銃を撃てば間違いなく過剰防衛ですけど、それは日本が「銃を持ってないのが当たり前」だからであり、あちらでは一瞬の判断ミスで自分が殺されてしまう可能性もあるわけですからね。これは女性であっても子どもであっても条件は同じですし、一番の論点は「丸腰の相手を撃つ場合の正当防衛の範囲」であるべきですし、翻ってここで銃規制の是非につながっていくべきです。少なくとも、自分はここに「相手が黒人であった」と言う人種要素が絡むこと事態がおかしいと思います。第一、「黒人を差別した」と言う問題提起に、何も毎度のように銃が絡む必要は全くありません。例えばこの少年が血液型ABで、警官がアメリカに最も多いO型だったとしたら、「O型がAB型を差別して撃った」という風にも報道できてしまいます。やはり、どう考えても「銃規制の問題を誤魔化す目的で黒人問題がスケープゴートにされた」と見るべきなのではないでしょうか。
そもそもアメリカの黒人差別は非常に根深い問題であり、目に見える差別は減っているのかもしれませんが、今でも普通に就職差別や賃金差別などが水面下である模様です。2008年に、初の黒人大統領であるオバマ氏が就任したことで、アメリカは世界に「黒人差別はない」と示したかに見えましたが、どうやらこの件で逆に「黒人が大統領になるなんて」という白人の嫉妬心を生んでしまったのだとか。それでも支持率が高かった頃は大人しくしていたのですが、ココに来てそれが爆発してしまっている感じですね。それに対して黙っていないのが当の黒人達ですが、その抗議活動も放火・破壊・略奪を含むらしい無秩序ぶりであり、ちょっと人としてどうかとも思ってしまいます。しかし、それももしかしたら「黒人は野蛮だ」という印象操作をしようとするメディアの仕掛けた罠だと言う見方もできます。ライフル協会は共和党支持ですし、銃規制の方に目を向けられるよりも、黒人差別の方で世論が沸いてくれれば民主党も攻撃できて一石二鳥ですしね。つまり今回メディアを動かしている黒幕は・・・おや、誰か来たようだ・・・
1年半後には大統領選を控え、ひょっとしたら既に熾烈な戦いが始まっているのかもしれません。本筋を見極める目を持ちたいものですな。