(株)カプロラクタム-blog

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エクストリームカンニング

2015年03月22日 | 時事
大規模カンニングで生徒600人退学…インド
保護者が群れをなし壁をよじ登ってカンニングペーパーを渡しに来るとか・・・

つーかテスト中は先生とか監視員とかいないのか?と思っていましたが、どうやら賄賂などで試験管もグルになっていたそうです。まあ、ここまで取材カメラが押し寄せていると言うことは、これが初めてではなく、最早常態化していたということでしょう。インドは中国を凌ぐ人口爆発がおきていて、受験戦争が日本の団塊世代の頃をはるかに上回る競争率となっており、少しでも良い点を取って良い就職口を・・・という動きが活発化し過ぎ、このような社会問題に発展してしまっているようです。そりゃ学生が3億人もいれば「人物重視」とか言っていられませんしね。「インド式計算法」とか、2桁×2桁まで暗記するとか、日本の水準をはるかに上回る教育が行われているのも、国力がどうのという問題ではなく、単純に差をつけるためだったのかもしれません。

古くは中国の科挙などでもカンニングに心血を注いだ歴史が刻まれていますし、思い出せば日本でも東日本大震災の直前にそんなような事件がありました。本当、学力重視の末路とはよく言ったものですな。