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熊野古道追加登録

2016年06月12日 | 時事
世界遺産への追加登録承認 闘鶏神社や八上王子跡など
個人的には非常にタイムリーなのですが(笑)熊野古道の参詣道が40kmほど追加される模様です。

元々登録されている道の総距離は300kmほどだそうなので、1割強も追加されるようです。記事のリンク先にある地図によると、正にこの前自分が歩いてきた赤木越えの部分がその追加登録に含まれている模様です。あの部分は完全に山道を突っ切るハイキングコースですし、発心門王子からの中辺路は道路や人里を横切りつつ時々昔ながらの道や山道を進む感じでした。赤木越えの途中にはかつて茶屋があった建物がちゃんと残っているので、「これが熊野古道か」と認識するには十分な道だと思います。むしろ自販機のあるような道路を歩いても、熊野古道を歩いた感慨はイマイチ沸きませんよね(笑)

で、地図を見る限り、どうやらざっくり「中辺路が登録されている」と言っても、ちゃんと世界遺産の参詣道としてユネスコに申請されている道は結構まばらだったようです。大辺路はむしろ登録されていない道が9割のようですし、紀伊路は申請すらされていません。おそらく、完全にアスファルト道路となってしまい、古道の雰囲気を感じられないような場所は申請できないのでしょう。そうなると、ほぼ9割がアスファルトの四国遍路などはさらに登録が難しそうだなあ・・・今年は逆打ちの年らしいし、明らかに巡礼者の数は熊野古道より多そうなのですけどね(笑)

この辺、同じく参詣道として登録されているスペインのサンティアゴも同じなのかな?